前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

13日のロングツーリングレポ 後編

2010年08月18日 | Weblog
綺麗な水のある二川ダムを後にし、再び自転車にまたがる私達。そこで帰路につくのであるが、
一旦札立峠を登るか国道19号線を進むか、二つに一つの選択で、札立に登る勾配のきつさは
経験済みで知っているため、19号線を進む私達。

しかし、やっぱり19号線もあまくはなかった・・・ 
やっぱり山の道だけあって、ずーーーーっと登り基調が続く。 

旦那の背中が遠くなり、どうせどこかで待っててくれるわ・・・と私は私のペースで
えっちらおっちら・・・・  

登っても登っても永遠と登り続ける・・・もうええって・・・って言いたくなる。
初めての道ってしんどく感じるものだ。どれだけこの坂が続くか?どのくらいの勾配が続くのかが
わからない道ほど、しんどく感じるものはないよね。
途中、凄く勾配のきつくなり、道幅も狭くなるところがあった。あー、こんな勾配だったら札立の
方が良かったのかな?一瞬私の脳裏にそんな考えさえ浮かぶほどだった。

下の写真、見るからに山奥って感じでしょ。



時折、私は止まって小休憩を取る。暑くてしんどいこの時期は決して私は無理をしない。
遅くでもどこかで旦那が待っててくれる。それを知っている私は、熱中症にならないために、
こまめに水分補給、こまめに休憩を取りながら、安全第一でマイペースで登る。


しばらくすると、旦那が折り返してきてくれる。  
もう、すぐそこが峠の頂上みたい・・・の発言が・・喜
ヤッター、苦労して登った甲斐があったもんだ。喜
そこで私の登る姿を旦那が撮影してくれたのが下の写真。

周りに木があるところって私、大好きなんだ~ 山~って感じでいいよね。喜
車は忘れかけたころにちょこっと通るぐらいで、凄く静かな所。
のどかで良かったよ。




黒沢牧場までの道のりで思わぬ疲労に包まれた私の脚だったが、二川ダム周辺の
涼しさの影響で少し元気を取り戻し、19号線の登りで又登りの足を使い切った私の脚は
悲鳴を挙げつつあったのだけれど、苦労して登ったご褒美が待ち受けていた下の写真の
風景を見て、一気に疲れが吹き飛んだような感じだったね。

やっぱりこれがあるから登らずにはいられないんだ~ 
自分の足で登ったときの達成感、そして忘れられない風景が登ってるときのしんどさを
一気に吹き飛ばしてくれる。




今年の夏の暑さは半端じゃないほど、異常なほどの暑さ。
しかし、暑かったらアイスクリームがおいしい、水がおいしい、だから走る。
暑かったら涼しいところに行ったらいいのさ。クーラーの効いた部屋・・違う違う!
自然の中のクーラー。そう、山に行けばおいしい空気も一杯、滝に行けばマイナスイオン
たっぷり!そして喜びや感動まで味わえる。

ヒルクライムの速い私ではないけれど、あの初めて登った葛城山を思い出す。
寒い時期、雪山に登った葛城も思い出す。今でもそうなんだ~
実は、雪山目指して苦労して滑りそうになりながら、何回もワーキャー叫びながらマウンテンで
牛滝から登った雪山。今でも牛滝方面から葛城を登るときは、夏でも、ここ、冬に苦労して
雪の上を登ったな~と毎回思い出す。

山には色んなドラマがあるんだよね。平地も勿論色んなドラマがあるんだけど、特に山を
登るときって、ゆっくり登るし、色んな思いが頭の中をよぎる。

これから鍋谷を登るたびに、今回の滝巡りで皆と一緒に登ったことも思い出すんだろうなーと
思うと一人、顔がにやけてくるよね。笑



そして山頂で少し休憩を取り、一息入れる。
ん?旦那は少しバームで補給。

私も持っていたオレンジのキャンディをほおばり、水分もしっかりと補給。




疲れているにもかかわらず、その姿をミジンにも感じさせない私?は、元気良く
ピースでポーズ。

ほんと、ここも涼しくて一気に汗がひいたような感じだったよ。
景色も抜群だし、いい天気で気持ちいいし・・・
山は最高! 



そして無事下って、いつものコンビニで補給し、河川敷を走る私達。

もうここまで来ると安心。私も知っているというか何回も通ってる道だし、
何とか一人でも帰れるかな?って道。
けど、まだここは和歌山なんだけど・・・

19号線の登りですっかり疲れている私だったけど、旦那はまだまだ走れる・・・との発言。
オイオイ!全然疲れてないって人間違うんちゃう?と私はつっこみを入れる。
それって、脳が疲れてるって感じてないんちゃう?と無茶苦茶なことを言う私。
そうかもしれない・・・と旦那。笑

やっぱりターミネーターやなー・・・
うん、そうや・・・
とたわいもない話で笑いが耐えない。色んな面白いことを言いながら走る私達。



しかし、大阪に帰るにはもう一つの山を越えなければ大阪へは戻れない。
一番手っ取り早いのは犬鳴から帰る道。
ここの登りは約3~4kmほどなのだが、この上り口に来るまでも結構ダラダラと嫌味な坂が
続く。オイオイ!この坂を削って真っ直ぐの道にして~と言いたいぐらいだった。
どうにかこうにか犬鳴の上り口に到着。あ~しんど・・・これから本格的な登りだというのに
殆ど登りの力を使い果たしている私。
ぐったりとしているところを旦那が撮影。
既に疲労困憊の私。
いつになく疲れが本当にピークに達してるような感じだった。暑さにやられたか?




一番軽いギアでマイペースに登る私。ここは何とか一回も休憩することなく上まで
登る。ゆっくり、そして確実に・・・
もう太陽も沈みかけていた。

上まで行った旦那が又迎えにきてくれる。
ヨイショ・ヨイショ・・・と言いつつ、ゆっくりペダルを踏み、少しずつ前に進む。

そしてやっとの思いで山頂にたどり着く。あー、やっと着いた~~~ やれやれ。
二人とも自転車をホッポリ出し、休憩休憩!



家にたどり着くころにはすっかり日も落ち、晩御飯もそのまま食べに行って
帰ったとさ。

思ったより走行距離が170kmと伸びたのには驚いた。
そんなにいくとは思っていなかったからだ。

そして、この日思ったのは、ヤバイ!こんなに疲れたら2日後の滝巡りに
絶対疲れが残ってる!ということだった。
必死にお風呂でマッサージ、そして寝る前にアミノバイタルを飲んだが、とうてい
疲れが100%は取れないだろうと覚悟していた。

けど、ふたを開けてみれば、滝のときにはさほどの影響がなかったのには驚いた。
むしろ、後半の方が何となく足取は軽く感じられたぐらいだった。それに、まだ
走れる感覚があったのだ。きっと、滝のときは調子が良かったのかも・・・
皆と走れて楽しすぎたから疲れも忘れてたのかもしれない。

素晴らしいな!仲間って・・・喜  


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