【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ゴルフクラブ◆足りないヘッド重量

2019年03月28日 18時31分25秒 | ゴルフ


パターが一番分かりやすいのかも知れないが、
軽いヘッドを使っていると、
テークバックの初期、
どうクラブを動作させたらいいのか
どこへ移動させたらいいのか
分からなくなってしまう。

行き着く所、ヘッドをどこへあげたらいいか
どう動かしたらいいのか
と ヘッドを動かすことばかり
考えるようになってしまう。

足りないヘッド重量をヘッドを動かすことで
補おうとする動きが
スウィングの中心に成ってしまいがち



市販のアイアンは今や軽量スチール主流がゆえに
より一層軽いんだが。。。
兎にも角にもインパクト時
ボールをどかしてくれない。
ボールの質量に負けている

インパクト時に急激にヘッドが止まってしまう。

それも事前にヘッドをたくさん動かしておく
ことによって、補っておかないと
飛ばないし、打撃の感触として
良い感じがしない(痛い)

ゴルフクラブの使い方として
とても大きな間違いなんだけど、
例えどんなシャフトであろうと
自動的に、ヘッドがシャフトを追い越すこと
は不可能である。

人為的にグリップ部を減速、停止させない限り
ヘッドは『絶対に』グリップを追い抜かない

遅らせて、元に戻す とか
開いて、閉じる なんて
それだけで動作が二つもあるのに
帰りが足らないと 急いだり、増やしたりする。
動作二つでも上手くこなすことが出来ないのに
さらに難しくしようとするなんて
奇蹟への挑戦をしてるのと変わらない。

ヘッド重量の足らない市販のクラブは
まるで エンジンが乗せられていない車に
載っているのと同じ。
そう感じてしまうのは少々オーバーかも
しれないが、正直なところだ
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ゴルフスイング・頭の体操

2019年03月28日 16時21分58秒 | ゴルフ




スライスする、
弾道が安定しない、
飛ばない、
ミスが多い、 などなど
スイングを良くしよう と思うことは多々あります。


スイングは動きで覚える
というのは嘘ではないのですが

スイングの少なくとも 半分 は

からだを守るための反射的な行為や修正行為
意図しないで行う行為によって作られています。

👉それは 間違った動き と言うよりも
 仕方なく間違ってしまう、そうせざるを得ない
 無意識の動きです。

👉👉そして そのほとんどは
 動きそのものが間違っているというよりも
 その動きが いつ 行われているか
 によって誘発されてしまっています。

👉👉👉スイングの場合のいつ…時期とは
 からだの向きと言う時間進行です。


例えば・・・です。
ダウンスイングで
腕を降ろさず、動かさず、
 いきなり体を回転させてしまう、腰をきってしまうと
腕にはクラブや腕の重さの遠心力がかかりますから
からだが折れる 右サイドが潜る動きになってしまいます。
✋外から振りたくない、
 アウトサイドインにしたくない意識が強いと余計です。
もうここからは フェースターンするしかない訳で
この場合、腕の使い方が間違っている のではなく
腕を動かす時期、からだの回転と腕の動かす時期の関係の問題で
動かし方の問題ではなりません。


例えば・・・です
からだを開いてインパクトする場合、
当然ですが、左サイドはボールから遠く、右サイドは近くなります。
この位置関係で どう腕を使うか
これも選択の余地は多くありません。
早い段階で右腕を伸ばせば ダフリ ますから
出来るだけ後で ダふらないように フェースターンするしかありません。
そのためには 不自然な形で左ひじなり、左腕は抜けるようにしなければ
ならないでしょう。
これも 腕の使い方のミス ではなく
それを からだの回転 と言う時間進行に対し、
「いつ」行っているか によって決められてしまっているのです。




✊スイング動作は どの体の姿勢の「時」に行うか によって
当たり前ですが、決まってきます。

動作の時期 があって、
動作の時期が確定して初めて、動作そのものが決められるのです。

動作の時期が決まれば それで動きも決まってしまう とも言えます。

つまり スイングの改良・改造とは
動作を変えるコト ではなく、動作の時期を変えるコト
と言えるのです。

✋準備段階の右向き不足は論外として
そして その大体の場合
ダウンスイングの動作の順序が「なぞなぞの答え」になるのです。
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良く耳にするゴルフ用語シリーズ:左肩を入れろ

2019年03月27日 20時58分28秒 | ゴルフ



リカチャン人形知ってます?!
GIジョーでも良いんですけど…

服を脱がして・・・
 おっと 変な想像しないでくださいね。

左腕を左胸をくっつける
仮面ライダーの変身ポーズを
取らせると ボールジョイントになっている
左腕 は ゴムで止まっているのですが
外れてしまうことがあります。

お医者さんじゃありませんので
詳しくは分かりませんが
体の横 にある筈の 肩関節
幾ら肩甲骨や肩には可動域が
あるとは言っても
横にある筈のものが胸の前に
来ることは ない と思うのですが…

肩周りも含め 胴体の乗っかっている
骨盤が 右を向けば
左肩も移動します。

クラブや左腕だけを見れば
まるで それが動いたように見えるでしょう。

でも 背骨や胴体を捩じるよりも
より 安全・・・人体的に危険度の少ない
この方法は 人間のどこかの部位を
痛めてしまうことはない筈です。

この写真を見ても 肩周りに不自然な
負荷が掛かっているようには見えません。


この手の 用語シリーズ
 面白いから続けますが
どう考えてみても プロフェッショナルな
アドバイスで無い気がしますし
にもかかわらず 理不尽なアドバイスを
シングルハンディだから
上級者だから 
いいから言うコトを聞け!と
無理矢理 押しつけている
ような気がしてなりません。

左肩を入れろ!
って どこに入れるんですか
肩を回せ!
って それの乗っかっている骨盤は
回せるけれど 肩だけは
クッションの範囲でしか動かせません。

言いたい意味合いは分からない訳では
無いのですが あまりにも

自分の頭で考えないで やれ!

って 命令 のようなニュアンスを感じます。

これらの アドバイスは
技術的な問題よりも
長い時間を掛けて
自分の頭でゴルフを考えないコト
それを徹底させていく洗脳の様 です。
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良く耳にするゴルフ用語シリーズ:腰を切れ

2019年03月27日 20時55分57秒 | ゴルフ
出ました 出ました

この セリフ

これは まさに 人間を辞めて
妖怪になれ と言っているようなモノ…

多分 腰と言うのは
ベルトのやや上の帯状の部位
を指しているのだと思うのですが
何度も書いていますが
人間の背骨は クッションのような遊びは
あったとしても ひき臼のように
そこを横に回す機能も
それをさせる為の関節や筋肉も
存在しません。

ご自分で 腰を切る動き
腰の部位 だけを左に回す動きを
して見て下さい。

よ~く感じ取る と
動いているのは 腰ではなく
別な場所。

多くは脚 だと思います。

そして 腰の部分だけを回すことが
出来ないから 骨盤を左に押す

その結果は 左側帯が伸び
右の側帯が縮むような姿勢になると
思います。
自分の正対している向きが
体の場所によって いろいろあって
しかも 横の動きを作り出したのに
箇所によっては上を向いたり 下を向いたり
上半身にも 左右に60度位の違いが
あるのですから
この姿勢で ボールを打っている人が
ボールのライン出し なんて言葉を
使うなんて
人間と言うのはいい加減なモノです

この写真を見る限りでは
どの方向だけでなく
その高さに打ち出していくかも
まったく 想像がつきませんし
この姿勢で ボールを打てる芸当は
流石 としか言いようがありません。



最近 プロゴルファーで気になるのは
昔は 運動選手は
天使の羽 と言って
わきの下の肩甲骨外側に
筋肉が付いているのが
 代名詞 だったのですが
今は 首回りの僧帽筋が
アメリカンフットボールの選手の
ような人が大変多くなっている気がします。

この腰の動きが
体の左右に負担を掛け
挙句 首にも負担を掛ける

そうなると 首を守るための筋肉を
付けておかないと 命に関わる
ということなのでしょうかねぇ~
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シャフトの使い方? 長いモノの使い方

2019年03月26日 21時24分53秒 | ゴルフ



ゴルフスイングを見ていると
ゴルフクラブという長さがある「棒状の物体」を
どう使おうとしているのか がとても気になります。

シャフトの使い方・・・と言うよりも
長いモノ…『棒状の物体』の方が的確です。

ゴルフに限って言えば
「棒状の物体」「長さのあるモノ」の使い方は二つです。

〇1.棒状の物体のどこかに支点を造り
 端と端、両端を反対に、反転させて使う

〇2.棒状。。。シャフトによって 端と端はつながっているので
 両端を同じ方向に移動させて使う



例で言うと 何かの理由によって(例えば毒とか、放射線とか)
何かの操作、作業を壁越し、別の部屋で行った場合(遠隔操作)で
作業箇所と操作箇所が棒でつながっているとします
(ずいぶん旧式な発想ですけどね…)

1.は 壁と支点にして 棒をてこのように使いますから
 作業させる箇所(ヘッド)の移動は
 操作する箇所(グリップ)を 上下左右反対に動かします

2.は 操作する箇所(グリップ)と作業する箇所は
 立体的に全く同じに動かします



✋おそらくですが 細かい作業や正確な作業などは
 後者の②でないとダメだと思います。
 詳しくはないですが 例えば 手術…とか
 ①の場合は 荒っぽい作業では良いと思いますが
 角度というモノがある ゴルフクラブには適切でない様な気がします。
 ロボットアームなどを使う場合、反転させて作業はあり得ないでしょう。


意図的に ①をしている人はいないかも知れませんが、
「ヘッドを」「ヘッドを」「ヘッドを」動かそうとする意識の強い人は
結果として その使い方に行き着いてしまうと思います。



クラブヘッドは ゴルフクラブ全体の6割以上の重さが集中しており
それに長さ、そして移動速度が加わります。
動かせば 動かすほど 先端は重くなるのですから
そこ(ヘッド)を動かす意識の強い人は結果として
その増えていく重さによって、自分が動くことになってしまうと思います。
👉自分が軸でクラブヘッドを動かすのではなく
 クラブヘッドが軸になって 自分の位置が回転するような状態

犬が尻尾を振っているか、尻尾が犬を振っているか というコトですね。

重くなる先端を無理やり動かそうとすれば
自分が その先端を軸に回るしかありません。
ダウンスイングでいきなり からだを開いてしまったり
インパクトで 開ききった体を更に動かすため伸び上がったり は
それによる反応なのだと思います。
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ゴルフクラブの賞味期限

2019年03月25日 20時21分35秒 | ゴルフ



クラブは変わりません。
特にグラファイトシャフトが装着されている限り
劣化するのは、グリップの粘着剤か、
ヘッドを止めている接着材位で
まともな材料であれば、10年、15年は持ちます。

シャフトが使いこなされた状態だと
それ以上、硬くなることも、柔らかくなることもありません。
ちなみにスチールシャフトは劣化します。
使う量/頻度にかかわらず7年と考えられています。



しかし、残念ですが
人間は日々劣化していきます。
ゴルフに熱中している時はいいですが、
ある程度の技量や年数が経つと 何かの要因で
数か月、ゴルフクラブを握らない なんてことも
発生します。
久しぶりにゴルフクラブを握ると
まるで以前の感じと違う、別なものに感じるような
そんなこともあるか と思います。

そう・・・クラブは硬くなったりしませんが
自分の方がいろいろと劣化するので
結果、クラブが硬くなっていくのと同じなのです。

以前よりボールが捕まらない。
以前よりもインパクトが硬い...痛い...。
ボールを中(右)に置きたくなる…。などなど
ここら辺が発生し始めたら
 もう そのゴルフクラブの賞味期限は来ています。

自分にとって、硬いシャフトを使い続けることの代償は
あとあと かなり響いてきます。
依然と同じようにしならせようとしてしまったり
無理やり ためを作ろうとしたり
無意識のスイング改造をしているのと同じです。
しかも それはスイング改良でなく、
必ず改悪になります。



ゴルフクラブは現場で使うのに
一本一本交互交互に打つ訳で
同じクラブを続けて、3球打つことは稀
ほとんどないと言えます。

ドライバーショットが不調になった原因は
実はその前後に打つアイアンが自分にとって
硬すぎるクラブになってしまった可能性は
実は少なくないのです。

まあ 私の経験則ですが
シャフトの性能、例えばキックポイントなんちゃら
その手のカタログ値やうたいもんくよりも
シャフト選別の命は「硬さ」です。
『柔らかさ』さえ合っていれば
 シャフト性能は問わない とまで言えるほどです。

そして その硬さ…正確には「柔らかさ」は
柔らかい分には問題ありません。
   『硬い』 方に問題があるのです。

体の故障もかなりここに関係があると思います。

シャフトを意図的にしならせ使おうが
そうでなかろうが、柔らかい動くシャフトは
硬いシャフトに比べ、クラブそのもの
そして人間そのものを動かす慣性力が強くなります。
慣性力の強いクラブの方が
インパクト時の打撃の加圧に減速がかからなくなります。
人間が最大の最高のスピードに上げようとしている
インパクト付近での減速、これが体に故障を生む
大きな原因になります。

一つのクラブを長く、大切に使うことは
悪いことではありません。
正直、頻繁にクラブを変えるよりもずっといいでしょう。
しかし、それにも使用期限と言うか
有効期限がある という事も知っておいてください。
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◆肘使い(羊飼いではありません)

2019年03月25日 18時14分18秒 | ゴルフ

肘を外に張って使う
ということは その行為によって
いっぺんに色々なコトが達成できます。

肘の使い方が鍵だ
と昔 ジャンボ尾崎も言っていたと思います。

人の感覚はそれぞれあるので
肘を外に張る 感じは
肘自体を使うのか、上腕を動かすのかは
それぞれで良いかと思うのですが、
兎も角 進行方向側の肘を体から離し
自分の体に向けてくる(刺してくるような)
動きは おじさんゴルファーにはお薦めできません。

日米の歴代のナンバーワン ゴルファー
ジャックニクラウスとジャンボ尾崎
共に 肘を外に張るタイプのスウィング
なのですが、いまだ このスウィングは
フライングエルボーと言う呼び名で
あまり好かれてはいませんよね。
ゴルフスウィングの最大の謎 です。
ニクラウス
一説には、ジャック本人が
スウィングの鍵となるので、フライングエルボー
と言う言葉を使って、真似させなかった
なんて 都市伝説も有ったりします。

二人に比べると やや締まり気味ではありますが
女性の王者「ソレンスタム」も
肘を上手に使う代表だと思います。

テークバックで右肘を外に張っておくと
自然にフォロー側で、左肘も自分の体から
離れるようになるので
フォローが低く長く出せるようになり
ショットが、アプローチやパターに反映してくる
ようになります。

近年のトッププロを見ていると
イチかバチかショットが 練習によって
頻繁に打てているだけで、
(それはそれですごいですけれど)
安定性のあるアプローチをする
 ショットメーカーが
少なくなったのは 肘使いに問題があるような
気がしてなりません。

フォローで左肘が自分を向いてしまう と
クラブは自分の体に巻き付くように動いてしまいます。
体を先に動かして 後から腕を振って
ヘッドターンさせるような振り方をする限り
そうせざるを得ませんが
肘を自分に向けて 体に付けてしまうと
クラブの重さや遠心力をすべて左肘で
受け止めることになってしまい
手首や肘を痛める最大の原因になってしまいます。

折角 遠心力の本領を発揮させる場面で
その遠心力を ボールの飛ぶ方向に
使っていなければ、その分を振る人の負担に
なるだけですから 左肘は外に向いて
遠心力によって、ボールの後追い をするように
使っておくべきでしょう。


また フォローの写真などで
左腕が縮こまっていて、あまりカッコよくない。
フォロー側の円弧が小さい というのも
それが原因です。

肘を外に張って
両腕の中に クラブが立ちあがっていった方が
結果として 遠心力によって
両腕は伸ばされることになりますが
肘を自分に向けてしまうと
クラブが自分に巻き付いてしまうので
円弧は小さくなって、左肘は早く曲がってしまいます。

まずは 肘を外に張る感じは
アプローチなどの小さなショットで
身に付けるのが良いかと思います。


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とある17番ホール

2019年03月24日 18時51分08秒 | ゴルフ
とある17番ホール
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軽いヘッド/硬いシャフトのウエッヂ は悲劇を

2019年03月24日 18時36分17秒 | ゴルフ
ゴルフはゲームとして
本来、スコアを競うもので
マッチプレイであったり、ストロークプレイであったり
するので ショットの能力は大切ではあっても
ゲームメイク 知恵や経験、対処方法なども含めた
総合的なゲームであったはずです。




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いつ頃からなのでしょうか・・・
タイガーウッズの影響は少なくないのでしょうね・・・

今やスイング論もクラブも
脳みそ筋肉、筋力や運動能力を競う遊びになってしまっています。
特にクラブはそうです。

弊社は重いヘッド・柔らかいシャフトを専門とした
ゴルフショップなので 痛感するのですが、
ゴルフクラブや各部品を開発したり、製造する場合
アスリート志向 のものの方がコストは圧倒的に安上がりです。

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特にシャフトは硬いほうが圧倒的に安く済みます。

スチールシャフトのブームなんかは最たる例です。


例えば、よくある シャフト繊維の弾性 〇〇トン 何トン というのは
確かに入っていますが、その量、その割合に規定はありません。
マイナーな分野の商品ですので 明確な工業規格が存在しないのです。

ゴルフクラブのグラファイトシャフトの場合、
弾性何トンの繊維が一本しか入っていなくても
半分以上入っていても 同じ表記というか、同じ宣伝です。

チューブタイプのわさびは
わさびがその50%以上入っていると
本わさび使用と明記でき、
それ以下だと書けない のだそうです。
ホースラディッシュ~西洋わさびに着色したものが
いまや わさび と言われていますね。

硬いシャフトの場合、かなりそれに近く
ゴルフクラブとしてのシャフトでなく
ただの鉄の棒、アクリルを焼いたグラファイトの筒
になりつつあります。

シャフトの硬いモノはおおむねシャフトが強いですから、
破損のための工夫、インパクトの衝撃を逃がす工夫が
あまり必要ありません。
アスリート『志向』の人はブランドに弱いですから
有名メーカーの宣伝をそのまま信じたりします。



話を本題に戻しますが、
そう言ったことの影響
どちらかというと 使い手にとっての都合 ではなく
売り手にとっての都合 によって
クラブのハードスペック化は止まりません。

昔でしたら アイアンのグラファイトも半分を占めていましたので
スチール用のアイアンヘッドとグラファイト用のアイアンヘッド
二通り 用意されていました。
良心的です。

今はスチールシャフト用のアイアンヘッドしか存在しません。
グラファイトを装着する場合、装着時に重りを入れるだけ か
OEMで作るシャフトに スチールと同じようなバランス、
つまり 先端が重くなるようにして
形式的な スイングウエイトが出るようにしたりしています。
(今は後者が主流でしょうか…)
これは シャフトメーカーも安くシャフトが作れるので喜んで応じます。

アスリート『志向』のクラブが多くなっている昨今ですが、
それに比例するように ゴルファーの高齢化が進んでいます。
反比例と言った方が良いのでしょうか…。

力のない人や高齢な方、女性にとって
アスリート用の 軽いヘッドの付いたウエッヂ
スチールシャフトのウエッヂ は悲劇です。
正直、残酷でもあります。

ラフやバンカーなど
ボール以外の負荷がかかりやすい状況で
軽いヘッドと硬いシャフトの組み合わせのウエッヂは
何一つ、本当に何一つ良いことはありません。
悪いことしかありません。

バンカーに悩む、もしくはバンカーが苦手な人に
レッスンをするよりも ある程度の重さのあるヘッド
ある程度硬くないシャフトのウエッヂを持たせれば
まず 5分で解決します。
何のテクニックも要りません。
(レッスンプロにはごめんなさいですが…)

確かに アスリート『志向』の
軽いヘッド~硬いシャフト、軽量スチールのウエッヂの方が
単価も安く、買いやすい ですが、
それによって バンカーが嫌い、アプローチが苦手、
挙句の果てには ゴルフが好きになれない…辞める
 なんてことになったら売る側にとっても悲劇です。

ゴルフを始めて初期の頃に
その手のウエッヂを持って バンカー嫌い、アプローチ嫌い
が植えつけられてしまったら、後々たくさんお金を使っても
それを解消するのはとても大変です。

〇〇買いの銭失い とは言ったものです。
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『ダウン』スイング

2019年03月23日 22時21分52秒 | ゴルフ



ゴルフクラブの機能を利用できるか?
それともゴルフクラブの機能を邪魔なものにしてしまうか?
は 概念も含め ダウンスイング、ダウンスイング以降での
クラブの扱い方に出てきます。


ゴルフクラブは見ての通り
1m位の長い棒の先に重さが集中しており
その重さは機種などによって差はあっても
総(全)重量の半分以上~7割にもなります。

この構造で クラブに多大な遠心力を造ろうとすると
その遠心力には 当然 方向性 が発生します。
その遠心力を自分で感じて貰うといいのですが、
ボールを打つ前であっても
ボールを打つ間際であっても
ボールを打つことそのものの方向や
ボールを飛ばす方向とはまったく一致しませんし、
似た関係にもなり得ません。
遠心力が増せば増すほど
どんどんクラブは外に外に重くなって行きますから
強く握らなければなりませんし、
その方向と魔反対の方向に体を引いて
位置調整も必要になるでしょう。

となると 出来るだけ その遠心力が生まれにくい
軽いヘッドを選ぶことになっていくのでしょう。

よく自分の頭で考えれば 簡単ですけれど
棒の先に重さの付いたもので
遠心力を付けるのは その物体そのものを
遠くになげる方法であって
角度の付いた 打つ方向や打つ距離を一定にしたい
打つことそのものをコンスタントにしたい
と言う行為に用いることではありません。



ダウンスイングで重要なのは
いかに ヘッドやクラブの重さを使って
重さがかかる縦~垂直方向の力を
如何にグリップに伝え、それを打ち手の回転力の助力
にしていけるか
縦の力を横のチカラに変換していける か
という事になるでしょう。
それが出来れば
ヘッドの重さやクラブの重さは回転力に出来るでしょう。
重さがあるほど 回転が楽になるのです。

そのポイントは二つ
まずは時期です。
体がちゃんと骨盤から右を向いていれば
右を向いている期間、左サイドは低くなっています。
これを利用すれば 進行方向への移動がより簡単です。
と同時に この時期であれば
縦の動きに横、横の動きに縦が混じっているので
一つのアクションで斜めに大きく移動させやすいでしょう。


次に時期と関連していますが、
右を向いている 左サイドの低い時期
これを利用すると より シャットの時間を長く保てます。
シャットフェース(地面方向にフェースが向いている状態)
は 体の左サイドの低い時間を長引かせ、保たせますので
より 重さを利用しやすくなります。

この二つはイコールのような関係でもあり
右を向いている時期を失えば
必ず クラブはオープン(フェースは上を向く状態)
になり 左サイドの低さは保てず、
ダウンスイングの円弧は自分の手で作らなければなりませんから
上から打てないのでヘッドの重さは利用できず、
ヘッドを振ってしまうので 製品ロフトの意味も失って
しまいます。
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