【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ゴルフ◆インパクトの音

2018年12月27日 15時12分28秒 | ゴルフ
ゴルフ◆インパクトの音


【投稿】


 練習場で最近気になり出したのですが、
特にアプローチで弊社で聞けるような音を
出している人ってぜんぜんいないですね。

振り子にクラブを動かしてアプローチをしていると思うのですが
(じろじろ見るのは失礼なので、ほのかに音を聞いているだけですが)、
決まってトップをしたような音がずっと聞こえてきます。
繰り返し同じ球を打っているので
(球も上がっているようなのでトップではなさそうだし)
ミスショットではないのですが・・。気にすると結構気になりますね。



ハミングバード:そうですね
軽いヘッド、硬いシャフト…主に軽いヘッドが主因だと思いますが、
インパクトまでに加速してきたクラブ…
ヘッドがボールと言う重量物に衝突した時に
重量が軽い故、モーメントが低く、急な速度の減速というのが
音の原因の一つだとも思います。
ヘッドが軽く、シャフトが硬いから
以前のように フェースターン、横のヘッドの回転というよりも
ヘッドを振り子、上に振る、急激に上に持ち上げる
というのが、現代のスイングの主流だと思います。
テークバック、もしかしたらアドレスの段階から
クラブを体の右にずらして、体の右側で

インパクトを迎える訳ですから
結果、左サイドが非常に上がった状態で
ボールを打つことになる訳です。
左足上がりのライ(地面)から打つのと同じ状況ですね
本来は入射の角度やロフト角度がボールの打ち出しを
決める「筈」だったのですが、
今でも、う~~~ん 恐らく、クラブのせい だとは思いますが、
体の姿勢で左足上がりを作ることが
打ち出しを作るスイングになりつつあります。

大量生産の工業製品としてのゴルフクラブと
ドライバーの距離に偏重し過ぎた結果の芳しくない融合
というコトだと思いますが、
それ故に、体力に自信のないゴルファーや年配のゴルファーが
楽しみにくくなる側面は否めないかと思います。


駄目なストロークの代表

 あと、大型マレットのパターを使っている人と
ラウンドした時によく見てみると、
ほぼ例外なくアッパー軌道で歯でボールを打ってますね。
そのアッパー軌道で打っているパターの打球って不思議と急減速して止まりますね。トップスピンで転がりそうなものですが・・不思議です。見た目によらず意外にヘッドが軽いのかな?



ハミングバード:振り子で打つというコトは
アッパーに打つということにもなります。
歯で当たれば、ボールは下に向かって進むことになるのです。
芝の上のボールは、その自重によって
芝の中の窪みに入った状況にある訳で
初期に下に向かって進めば、窪みの壁に当たって
エネルギーを急激にロスすることになりますし、
あまり知られていませんが、
一定に固定されたヘッドスピードの中で
ボールに最大のスピンを掛ける方法はロフト…ではなく
トップ(ヘッドの角にボールを当てること)です。
10ヤード程度のアプローチショット
普通に転がせば、1000回転/分以下になりますが
トップしてしまうと、その回転数は
当たり方にもよりますが 簡単に4~5倍になってしまいます。
その状況はパターでも同じで、
歯が当たれば、本来の転がりの数倍の回転数が
初期に発生してしまいますから
例え、それが転がり通りのオーバースピンであったとしても
ホイルスピンのような現象になり
地面との不必要な摩擦を生み出すことになります。

本来、パターは打つ距離にもよりますが
初期、地面を舐めるようにスキッドし
着弾し、始めのボールスピードによる推進力が
徐々にスピンへの推進力に移っていくのが
理想とされています。

ボールが転がっていくのには
勿論、オーバースピン(転がり)になるのですが
それを意図的に過度(角)に掛ければ
弊害…ブレーキになる というコトを
認識しなければいけないのですけど…。

まして それをする(意図的に)のに
重心が深く、モーメントの高いマレットタイプは
最悪なツールで、ヘッドが前に出易く、ロフトの付きやすい
言い換えれば トップし易いディープマレットは
大きなロフト、インパクト時にヘッド上昇角度によって
空を飛び、着弾すると過度なスピンによる減速(摩擦抵抗)
がかかる、伸びない、飛ばない、ブレーキのかかる
パッティングになってしまいます。
 それはまるで、ボーリングで
過度にスピンをかけ、ボールを転がすのではなく
空に向かって投げるような状態になり
それがどんな弾道になって、ピンに向かっていくか…
想像すれば、分かると思います。
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体の回転で直接クラブを動かせれば…

2018年12月26日 20時13分29秒 | ゴルフ



✪ロフトを立てる
✪ボールを上から打つ
✪ボールを潰す
と言う言葉がありますが、それらは ほとんど同意語の言葉
と考えて良く、それらを動作と言う視点で見ると
手先のヘッドとボールの接触姿勢ではなく
体の姿勢がどうなっているのか の方が大きく作用します。



ゴルフクラブの機能 というのは
クラブ単体の作用ではなく
例えば 重心距離の長い(大振りなヘッド)ということは
ヘッドが重心距離が長いから、スライスしやすい とか
直接的なことでなく、重心距離が長く
それによってヘッドが重く感じやすいので
インパクト時の姿勢が右サイドが下がりやすい という
間接的な影響によるものが少なくありません。

反面、重心距離の長いものは距離が出易い とも言われますが
それも 重さを利用できるゴルファーが、重心距離の長さ
によって、その重さを距離に転化出来るからで
それぞれのゴルファーのクラブの扱い方によって
動作に及ぼす影響は異なる というコトになります。

シャフトの柔らかさも同じです。
シャフトを撓らせて、しなり戻して 使おう とするゴルファー
にとっては、その動作は、グリップよりもヘッドの方が
同軸線上の移動量よりも大きな道のりをヘッドに描かせる ことに
なる訳で、自分の移動よりもヘッドの方がたくさん動けば
体の右サイドでボールを捉えることになり
スライスやハイボールを生み出すことになります。
シャフトを撓らせないように使う人にとっては
ロフトも立てられ、上からも打てるので
効果は発揮され、その差は大きくなるのです。
それはヘッドの重量も同じことになります。

体の傾き&体の向きの変更 を利用し
進行方向である左サイドが低い内に
低い時間を長く保てば、それだけ上から打て
ロフトも立ちやすくなる と言うところがミソになるのです。

クラブの機能の基本は、それをさせやすい ようになっているので
それを無視するクラブ使いの人にとっては
ヘッド重量であったり、シャフトの柔らかさ、
重心位置の深さ、低さ、距離の長さはすべて
マイナス作用に働くだけになってしまいます。

理想的なショットは手先から生み出されることは少なく
姿勢、その姿勢を生み出すクラブ使い(クラブ姿勢)によって
生み出されていくのです。
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ゴルフスイングと遠心力

2018年12月26日 20時11分17秒 | ゴルフ
とても面白いというか、
興味深いところではあるのだけれど、
「ゴルフスイングは遠心力を使う」
「ゴルフスイングは遠心力だ」
とは言われているし、書かれてもいるし
ほぼ全員に近いゴルファーはそれを信じている。

しかし、何を調べても
その「遠心力」とやらを どう使うのか、いつ使うのか
どうしたらいいのか とはどこにも何にも書かれてもいないし
ちと意地悪ではあるけれど、それをレッスンプロに
問いかけたにしても「・・・・」としか
答えは返ってこないと思う。

例えば、スイングはシャフトをしならせて
しなり戻す というのを信じてスイングしている場合、
シャフトをしならせて、しなり戻す と言う行為に
くっついてくる「遠心力」は
クラブが外にすっぽ抜けようとする力となる。
その遠心力の方向は
ショットの目的であるボールを飛ばす方向とは
まるで一致せず、魔反対とまで言えるほどの違いがある。

クラブがすっぽ抜けようとする力
例えば 雨の日にわざと手やグリップを油で
ぬるぬるにして ショットしたとしたら
ボールを打つことよりもクラブを離さないように
する方にものすごく神経を使うことになるだろう。

つまり、シャフトをしならせ、しなり戻すという行為は
ヘッドを走らせ(真意としては間違ってますけど)
ヘッドスピードを上げる と言う行為の一方で
クラブの動きを制限し、クラブがぬけないよう
自分の方へ引っ張る力も掛けている 
 複雑な矛と盾なのだと思う。

ヘッドターンやヘッドローテーション、手を返す動きも
すべて これと同じ ということになる。

果たして それらの動きを推奨する場合、
遠心力をどう処理するのか
誰も口にはしていない。

トップの位置からインパクトまで約0.2秒しかない。
その時にかかる遠心力などの不可抗力に反応、対応しながら
打ち手は定点にあるボールを希望の方向に
希望の距離打とうとする訳だから
ある程度、事前にどのような遠心力が
どのような方向に いつかかるのか 知っておいた方が
よりその行為をより正確に、繰り返しやすく
するとは思うのだが
誰もそれを口にする人はいない。

と同時に 腕捌きでヘッドを返す、シャフトをしなり戻す
その動きを速く、強くすれば
それと同時に 遠心力は倍化していくわけで
その遠心力は ボールとヘッドがコンタクトすることにも
ボールを目標方向に飛ばすことにも何も手助けをしないばかりか
邪魔をする負荷になるだけなのに…。
速く振ろうとする動きと同時にクラブを止める、
グリップを止めるという行為に答えがあるのだろうか…。

遠心力をたくさん作ると
もっと簡単にボールを飛ばせる
もっと遠くにボールを飛ばせる
と言うけれど
それを どう いつ どのように とは
どこにも書かれていない。。。

ゴルフスイングが理論的なものになって
もう既に半世紀以上たっているのにもかかわらず
どこにも答えがないものを
ほぼ全員に近いゴルファーが信じている という
この奇妙さ…。

遠心力を生み出さない
遠心力を利用しない
とは思われないけれど、
理想論と方法論が一致しない限りは
遠心力を無理やり作り出さない方が
よりコントロールしてスイングしていけると思うよ。
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流行ってます〇 なんとなく 右向き風スイング

2018年12月25日 07時14分41秒 | ゴルフ




体を回す は 体の向き
体の正面になるところの向きを変える
ことです


胴体のとっての 正面 を 
右に向けたり、左に向けたり することです。

背中をねじって、体をねじって
どこが正面なのか わからないけれど
なんとなく 右向き風 にすることでは断じてありません。



胴体をひねったり、ねじったりせず
お尻や脚の筋肉を使って
胴体の乗っかった骨盤の向きを変えてあげることです。
男性であれば 大事な秀二の向きを変えてあげることです。

その動作に対し、例の肩甲骨や肩、腕などは
「基本」 何もしなくていいのです。
(あえて 言えば右ひじ・上腕位でしょう)
左の腕や肩、肩甲骨を胸の前に、右に動かして
背中の張りを造る必要性など何もないのです。
それで疑似的な背中の張りを作ることは
ゴルフスイングの諸悪の根源のひとつです。

逆に 左肩、左腕、左肩甲骨は
アドレスのその場に残して 体の向きだけ変える…
胸を開くような、背中を縮めるような
 テークアウェイの方がずっと正解に近いです。
左肩甲骨などを動かして、背中を伸ばす(引っ張る)
胸を縮めるような動きにスイングとしての利点は
なにひとつありません。

そこを腕さばきで覚えるのであれば
左腕・左肩・左肩甲骨 は置き去りにして
右ひじを後方に肘鉄するように
胸を開いていくような動きで よい と思います。


例えば この連続写真をご覧ください。


体を回す 向きを変える 回転する
というのは当たり前ですが、
左半身が動いた分と右半身が動いた分が
ほぼ同量な筈です。
この写真ではテークアウェイの段階で
左半身・左肩・左腕 しか動いていません。
体を回している「つもり」ですが
実はボールの方にお辞儀をひねりながらしているだけで
その証拠に アドレス時にあった背骨に位置に対し
トップオブザスイング時では
 背骨はかなりボールの方に近づき、倒れてしまっています。
ですので ダウンスイング以降、
ボールから離れながら打つことになります。
これでは 体を開きながら、
そしてそれと同様に上を向きながら打つことになります。
職業として自分の肉体をそれに捧げて
やっている人は兎も角、おじさん…アマチュアゴルファーが
真似てよいことは何一つないでしょう。

このスイングでは 右腰を潰しながら
素早い運動を行いますので右腰の負担、
遠ざかる左サイドでボールを届かせるために
突っ張る左腕の肘に大きく負担がかかります。

おそらく この選手も活躍するほど
その2か所の故障を抱えることになると思います。
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スイングを壊す「素振り」

2018年12月24日 20時17分35秒 | ゴルフ
多くの人が 軽いヘッド・硬いシャフトで
ゴルフを覚えた流れから脱却できず
クラブを下に振ろう とします。

ゴルフスイングの場合
前傾姿勢によって 横の動きに下が入り
斜め を形成するので
混乱を生みやすいですが、
フェースターンという 理解しやすい 横の動きよりも
下に振る という縦の動きの方が厄介なのです。

言葉で説明すると
ゴルフスイングは体の回転と
腕さばきの双方によって
グリップが移動します。

そしてその分ヘッドも移動します。

スイングの時間進行通り であれば
体が右向きが 正面に向かう過程と
グリップそのものが クラブや腕の重さも伴い
 腕の作用によって位置を低くすることによって
結果 ヘッドも元の高さ~ボールの位置に到達します。

トップのヘッドの位置が2mの高さと仮定し
その量を大まかに配分すると
前傾姿勢のある体の回転で 1m20cm
腕の作用によってグリップを下げる量 0m40cm
慣性によって下がる量 30~40センチ 位でしょうか

実質的には腕でヘッドを下げている量は
40センチ程度なのです。
   …ただし 体の回転の時間進行通り であれば!! ですが。

ところが 長年 体の回転の進行に乗らずに
スイングをしている習慣があるがゆえに
全部! とは言いませんが
その2mの高さの 半分近くを 腕でヘッドを下げる習慣が付いています。

ヘッドを下げるには グリップの移動を止めなくてはなりませんから
クラブを振る となると 必ず下に振る習慣が身に付き、
腕の重さも伴い、クラブという重量物を振った重量感~充実感に
多くはないながらも 成功体験が結びついていますから
そこからなかなか脱することが出来ません。

俗にいう 叩く感触 ですね。

体の回転 という時間進行を利用すれば
前傾のない状態であれば
大げさには胸の高さ、少なくとも腰の高さにあるボールを
靴の高さまで下げるのですから
当然 インパクトのタイミングは スピードという意味ではなく 「遅い時期」
「長い道のりが故のタイミング」になります。

本来の高さよりも 低いボールを打つのには
空間を作り出さなくてはなりませんから
体が起き、体が開き、ゆえにディッシュアングルを消失したりするわけです。


この素振りが典型で
この素振りを本当のショットに応用すれば
必ず 前傾は消え、体は開きます。

 最近では前傾を 側屈 体の横の傾き に変える
 意味不明な用語まで開発されている次第です。


自分はヘッドを下に振っているつもりでも
下に振れば振るほど 体は上を向くので
振る度合いと 左足上がりの度合いが増えているのとおなじで
クラブを通すスペースがどんどん無くなっていきます。
ですので スイングを急がなくてはなりません。

ゆえにこの手のショットをするひとは
ハーフスピードやクオータースピードの
動作スピードを調整することがとても苦手です。

また ロフトを開いて、上に振る動作をするので
クラブが長く、ヘッドに奥行きのあるフェアウェイウッドが不得意です。

その多くの人が
ダウンスイング後半の インパクト直前で
ヘッドをリリースして、グリップの移動を止めてしまいます。
そのまま グリップを移動させていれば
 順序で言うと 先に腕で斜め左に下げ
 あとから体でその移動を引き継ぐ その流れのまま
グリップを移動させていれば 届くのに・・・
直前で その流れを切ってしまっています。


地面にあるボールを届かせるには
「グリップ」を下げるコト!
そして 体の時間の流れを逸しない
 時間を無駄に浪費しない近道をするコト で
気分を優先して
 ヘッドを下に振る遠回りは
 多くの問題を内包した振り遅れを作るに過ぎない と
気づけるかどうかが分かれ目になると思います。
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よくある『クラブ改悪』の話

2018年12月23日 20時22分46秒 | ゴルフ



何処かの記事で書きましたが
クラブの種類など 重心位置の違いなどによって
少々、異なりますが
半インチという長さは 約6~8gに匹敵します

1インチと言ったら 12~16gに値するのです。

クラブが上手くいかないと
直ぐに長さのせいにして 切ってしまう例が
昔から少なくありませんでした。

本当の理由は シャフトが硬かったり
ヘッド重量が足りなかったり
の方が 圧倒的に多いのですが
その場面で 本当は逆効果になる
長さのせいで 長さを詰めてしまう例が
少なくありません。

それは パター ドライバー に多く起る
クラブ廃棄への道 になります。

ダフルから 長い?

長いから スライスする?

本当ですか

パターなどはお店でも 構えるコトが出来ます
スピードを上げて使わないパターは
製品のヘッド重量が最大の飛距離エネルギーです。




パターであれば 差支えがないと
勝手に判断して 1インチも2インチも切って
仕舞うのですから ヘッド重量換算で
飛距離のエネルギーを 5%も 10%も
切って捨ててしまうコトになるのです。

ドライバーであっても
上手く打てない原因の殆どは
柔らかさ不良であったり ヘッド重量不良
なのですから 切ってしまえば
確かに 振り応えは軽くはなりますが
ボールは飛ばなくなる  か
そんな遠くない将来に体を痛める か
のどちらかが待っています。

速く振ることが 飛ばすコト
と言う認識を持っている限りは
この クラブ改悪から逃れることは
出来ないかも知れません。

体の向きを変え 水平方向にクラブを移動
させること(素早く)が ボールを飛ばすコト
と言う認識を持っている限り
この クラブ改悪から逃れることは
出来ないかも知れません。

もしも もしも 長さが本当に原因であるのなら
長さ だけを変えるべきです。

ただ シャフトを短くしてしまったのでは
全体の 重量配分も変わってしまいますし
長さに対するヘッド重量も不足してしまいます。

それによって シャフトの運動量も減ってしまうのですから
あまりに いっぺんに いろいろなコトが
変り過ぎてしまい
例え シャフトを1インチ切ってしまったことによって
良い結果が生まれたとしても
それが 本当は どれが原因だったのか
次の クラブ改造やクラブ購入に行かされない
クラブ改造になってしまいます。

せめて 短くするのなら
それに相応する ヘッド重量を
鉛也 なんなりで 補って上げて
長さ以外を シャフトを切る前と似た状態に
してあげることが。。。。
 う~ん 結局は そのクラブは早期に
捨てられることにはなるのですが。。。
皮肉な言い方ですが クラブを尊重する
事になるのではないかと思うのです。
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オーバースペックが何もかもを決めてしまいます

2018年12月23日 18時19分37秒 | ゴルフ

シャフトの場合
自分の体力よりもオーバースペックなもの
 を使うには こすり打ち、意図的な振り遅れを作らざるを得ません。

そういう意味で 軽量スチールから始まっている
 クラブ地獄が アマチュアのゴルフを苦しめている と言えるでしょう。



 これには 罠があって それが コトをややこしく しています。
こすり打ちであっても 振り遅れであっても なくても
ヘッドスピードが速い方が飛ぶのは確かです。
振り遅れでない、ちゃんとクラブを使えるのと
振り遅れで こすり打ちになってしまうのでは
ヘッドスピードを 10%向上できた時(ありえませんが)の
飛距離の増え方がまるで違います。

例えて言うのなら
普通に打った時と
ウエッヂをロブショットした時 の様な関係です。

同じ15ヤード距離を伸ばすのでも
振り遅れでないスイングでは ヘッドスピードは3ms弱上げれば伸びますが
おそらく 振り遅れのこすり打ちでは 5ms上げてもいかない かもです。

振り遅れやこすり打ちでは
シャフトは勿論ですが、ゴルフクラブの力によって
ボールを伸ばすことはかなり難しいでしょう。

重くすれば振りにくくなりますし
飛ばすため 重心距離を長くしたり、重心深度を深くしたり、
慣性モーメントを高くすれば それも振り難さ になり
肝心のヘッドスピードの阻害要素になります。

ロフトを絞っても、スピン抑制効果の強いヘッドにしても
元々 スピンを必要以上の多くかけ、しゃくって、煽って打つので
数字通りの効果が出ませんから
結局の所 ヘッドスピードに行くしかありません。

そして こすり打ちは 数値として
ヘッドスピードは高くなり易いのです。
インパクトでボールと ガチ当たりしないから です。
こすって打つので ボールの加圧を受けにくいから です。
  ・・・いいんだか 悪いんだか わかりませんがね…


私くらいの年齢で言うと
 身長165センチ 体重75キロ
ごくごく普通な体力であれば
 ヘッドスピードは 40msをラウンドを通してキープするのは
 簡単ではないでしょう。

こすり打ちすれば 数値としてヘッドスピードは 43msとかに
なる可能性はありますが、正しく振る 40ms よりも
飛距離が出ることは「絶対に」ありえません。
正しく振る 37ms程度の距離がいっぱいでしょう。


弊社の悶絶クラブは除外したとしても
 この位の人であれば
 ドライバー45インチ基準で   ヘッド重量200g  シャフトの硬さは200cpm強 位
 それに合わせた5番₍38インチ₎アイアンでは
                    ヘッド重量260g  シャフトの硬さは230cpm 位でしょう。

これが そのくらいの体力の人のオーバースペックの境目 です。
これでも かなりきつい領域です。
自分の! というよりもは このスペックを使うためのスイング
クラブ主導のスイングになるのは間違いありません。

ところが そのくらいの体力の人が 
  ドライバー45インチ基準で   ヘッド重量190g  シャフトの硬さは240cpm
 それに合わせた5番₍38インチ₎アイアンでは
                    ヘッド重量240g  シャフトの硬さは290cpm
を使っているのです。

私の目から見ると 軽自動車エコタイプのエンジンスペックで
大型のワンボックスカーやベンツを動かしているような状態です。

腰が痛い、ひじが痛い、スイングは悩む というのは
当然のように やってきます。



・・・・それしか 選択肢がない というのは非常に残念な状態、
   残酷な状態なのかも しれませんが…。
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悶絶ゴルフクラブ

2018年12月22日 21時34分27秒 | ゴルフ



お手紙有難うございます。


ハミングバード 野澤でございます。


 


私、個人の意見ではございますが、
世の中にあるスイング論やクラブ論は
少々残念な方向に進んでいるように思います。
道具を扱う遊び、ですので 
プレイヤーの体力や筋力などの体力中心の勝負ではなく
知恵や経験、正しい認識などが優先・反映されてこそ然りだと思うのです。
そういった意味でゴルフは大人の遊び と思っているのですが…。



早速お問合せ頂きました件ですが
お答えさせていただきます。


○レンタルクラブ(試打用)等を送って頂く事は出来るでしょうか?


 レンタルクラブをお送りすることは可能です。

ただ どのような仕様がよろしいか、事前に相談させて頂きませんと
市販の一般的なスペックに比べ、振動数も100cpm以上も低く
ヘッド重量も70gも重いという かなり大きな幅を持っております。
つかみにくいところではあるとは存じますが、ヘッドは重くてよいと思います。


シャフトの硬さ/柔らかさは真ん中の数値(100cpmの離れの)を目安に
それよりも一般スペックは近いセッティングは
クラブ扱い等をあまり考えず、できるだけ素早く結果を出し
重さや柔らかさを楽しむ実践的なものになると思います。


真ん中よりもより柔らかいセッティングとなりますと
少々クラブの扱い方も考えなければなりません。
すぐに! 結果を出す というよりも
ゴルフクラブを先生にして、クラブの扱い方を相談しあいながら
ゆっくりと楽しんでいくセッティングと言えると思います。


想像は難しいかもしれませんが、
重いヘッド&柔らかいシャフトに慣れていただきますと
このクラブで打てる弾道は独特です。
市販の軽いヘッド・硬いシャフトでは絶対に出ない球質だと思います。
私は個人的には これが「強い球」と呼べるものだと思っています。


高さも市販のクラブを打つのとは異なり 中から低弾道目になります。

そういった『弾道のこだわり』
というのをハミングバードは目指しています。
重ければ重いヘッドほど 筋力に頼らず飛ばせるようになりますし、
柔らかければ柔らかいほど、スイング動作をクラブに任せられます。


とは言え、持てば魔法のようにすぐ出来るわけではないですから
段階を踏んで より重く柔らかいものにしていくか
それとも少しチャレンジ精神をもって最初から、
″激しい″ 重さと柔らかさに挑むか
はそれぞれの方の考え方次第だと思います。



○アイアンの単品販売も行っておりますでしょうか?

 はい。本数に限定はございません。
どちらにしましても ヘッドはお客様より注文をいただいてからの製造になりますから
納期はかかりますが、いろいろな自由度がございます。
アイアンですと ロフト・ライばかりでなく
メッキの仕上げも数種類用意しておりますのでお好みでお選びください。




ぜひご検討くださいませ。
また 遠慮なくメールなり、お電話でお問い合わせください。





 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10


  株)ハミングバードスポルテ   野澤 亨


    ☎ 046-804-1480
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振り遅れは〇 手遅れが×

2018年12月22日 20時15分09秒 | ゴルフ
実は『振り遅れは問題ない』のです。

問題なのは 手遅れ なのです。
時間 と言う意味の 手遅れ ではなく
体の部位の『手』が遅れている と言う意味です。




ゴルフクラブは 先端に重さのある長い道具です。
非常にシンプルに考えれば
 打ち手がなにがしかの動作をすると
 グリップが動いて、結果 ヘッドが動きます。
 そして そのヘッドにはボールをどかすための特出した重さがある
 のですから、運動が加わった分 ヘッドは遅れます。
 インパクトに向けて 動作も早く成ってくのですから
 どんどん 遅れます。

 遅れていいんです!   ヘッドは。

 その遅れがあるから クラブやヘッドは近回りし
 インサイドから入ってこれます。

 その遅れを 『フェースの下向き/ロフトの立ち』 に変えれば済むのです。

 幸い スイングには傾き、前傾姿勢があるので
 アバウトですが、ダウンスイング→インパクト直前あたりまで
 左サイドの方が低く
 両方のグリップで言うと ㊧グリップの方が低くなり易い 状態。


ところが 手遅れは
体に対し 骨盤や太ももに対し
グリップが右にズレ過ぎてしまうと
腕はねじられ ㊧グリップの方が高くなってしまいます。
これでは ソールがボールに向きます。

左グリップの方が高く 右グリップが低い状態では
それに沿った 体の姿勢になっていきます。
俗に言う 突っ込み とか、 右サイドの下がり、体の開き です。
 

 だから ローテーション ヘッドの返し という
 同じ球を二度と打てない様な打ち方の練習に
 ゴルフ人生を生涯かけるコトになるのです。

ヘッドなんて放っておけばいいんです。

グリップを動かせば つながっているんですから
絶対にヘッドも動きます。


問題なのは 手が遅れないコト。

手が遅れてしまっては すべてが台無し。
手が遅れないよう アドレスもグリップもテークバックも
出来るだけ 対処しておかなくてはならないのです。

からだの回転で ヘッドの重さを引っ張る クラブを引っ張る
その挙句の果てに体を止め クラブを返す
 なんてのは 愚の骨頂で
頭の悪い人に任せておきましょう。

ゴルフは大人の遊びです。
知恵を使えば そこの部分は もっと楽が出来るんです。

そのための「悶絶クラブ」でもあります。





手遅れ=振り遅れ ではありません。
ゴルフショットは 意図的に振り遅れて打ちます。
ゴルフクラブは どう考えても、逆立ちしても
主たるエンジンの体の動きより遅れるに決まっています。
これが体を追い越すなんて おサルさんに申し訳ないですが
おサルさん以下の発想です。
そして はっきり言っておきますが、
手遅れを取り戻そうとする動き は
イコール カット打ち こすり打ち アウトサイドイン そのものです。
振り遅れを取り戻そう としないと ボールは打てませんが、
ボールを打つと 必ず カット打ち、こすり打ち、アウトサイドイン、
その振り方のナイスショット、正しい弾道は
 弱弱しい スピンの多い、風に弱い、右曲がりの球 です。
そのスイングに対しては それが正解。

それ以外の弾道を望むのは酷です。

まあ 右サイドが下がり、体が開くので
ダフリやトップ、チョロやシャンクのミスは仕方ない かも ですが
左曲りの… ドローボールを打とう…なんて
不可能とは言いませんが 空を飛ぼうとしているのに等しいトライ
と言えるんですが、まあ 一生かけてトライしてみて下さい。
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パッティングストローク【ショート症候群】

2018年12月21日 15時56分25秒 | ゴルフ


パッティングの「ショート症候群」
全国各地に蔓延中のようです。

その症状は
 ショルダーストローク論 と
 マレットパター の浸透により
加速度的に早まり、深まっているように思えます。




ヘッド重量 470g超の
弊社のL型ブリストルパターを持ったことの
ある人には分かると思いますが、
(思いっきり宣伝してます!)
市販のパターは(平均して320g位でしょうか)
 まるでヘッドが付いていない
と思えるほど軽く、
まあ これでは 届かないのも納得でしょう。

そして それだけでなく
症状が重く、深まるような理論と呼べない説が
横行しており、アマチュアを苦しめてします。


パッティングストロークの場合、
あたり前なのですが、その距離をボールが移動するのは
飛び ではなく、地面を転がります。
ですので 浮遊するボールと比べると
逆の回転「オーバースピン」~順回転で進みます。
(なぜ 逆回転をバックスピン・順回転をオーバースピンと
 呼ぶのか、訳すのかいまだ持って不明です)

正しい意味での良い転がり とは
その距離を進むのに 少ない回転数 の方が
✋摩擦も少なく
✋芝目の影響も受けにくく
✋少ないエネルギーで打つコトが可能 です。

例えば ボールの外周を約15㌢とすると
1m50 ボールが移動するのに
5回転なのか、10回転なのか、20回転なのか、
と言えば 5回転しかしないのに
 その距離を移動するのが理想です。

10回転、20回転させれば
摩擦抵抗~ブレーキも掛かり易く
芝目の影響も数倍受けることになり
強い力、速いヘッドスピードで打つ必要が出ます。

オーバーな参考例ですが、
砂の上、芝の上、氷の上をボールが転がる時
どれが 良い転がりと言うでしょうか?
同じ力で打った時に 届く距離が大きく異なります。
回転とは摩擦ですから、同じ考えなのです。

元々 必要以上に軽いヘッドのパターで
打っているのですから、
より強く、より速く打たなくてはならないオーバースピン絶対論は
症状を加速度的に悪くさせます。




次に ショルダーストローク です。

パッティングだけに限りませんが、
良いスコアで回りたければ
ゴルフショットは「距離」を最優先に考えた方がよいです。

世界のトッププロが優勝争いをしていても
1mの距離のパットがカップの入る確率は5割前後です。
予選当落選 の状況であれば、当然 それ以下 です。
我々アマチュアは 当然当然 それ以下以下! です。
ですので ショットもそうですが、
パッティングはトータルで無駄なストロークを打たない
つまり 打とうとしている距離を打つコトが最優先事項で
それがトータルストロークを減らしていきます。

真っ直ぐ打つ なんていうのは
 言ってしまえば どうでもよいコト なのです。
だいたいの方向に
 打ちたい距離、打たなければいけない距離を打っていれば
無駄なストロークはどんどん減って行きます。

ショルダーストロークは
 真っ直ぐ打たせることを最優先にしたものです。



しかし ヘッドの上下の移動、上下変化
そして ロフトやヘッド軌道の変化が大きいので
結局は真っ直ぐ打てないのですが…。

言ってしまえば 打つ人本人に
「真っ直ぐヘッドが動いていているか、どうか」
だけを問う、
見た目のための見た目だけのストローク法です。

そして そのストロークは
前傾を深くし、首の付け根辺りを軸としますので
ある距離以上を打とうとすると
体が右に傾き、ヘッドの最下点が右にズレます・・・
つまり パターでも煽り打ち、しゃくり打ち になるので
多くの場合 パターの歯が入るトップになります。

ですので プロのパッティングをテレビやネットで
見ていても 歯がボールに当たる硬質な濁音が
インパクトになっています。

パッティングのトップは
通常のストロークの
 十倍以上のスピンが入ってしまうので
ボールは急激にブレーキがかかりますから
ボールがお辞儀するように止まってしまいます。





そして 極めつけは マレット型のパター です。

マレットの特徴は 重心が深いので
ヘッドが飛球線・進行方向 前に出易いコトです。

つまり ショルダーストロークで 煽り打ちになりがちな
その打撃を加速させることになります。

①軽いヘッド
②オーバースピンをもっとかけろ
③ショルダーストロークで煽り打ち
④マレット型パターでさらに煽り打ちし、トップを打つ
のですから ショートしない方がおかしいです。

おそらく プロも含め、半分以上のゴルファーが
この罠にずっぽりはまっています。

この「ショート病」の困るのは
登りのチャンスのパットはショートし、
届かせようとすると左のひっかけ、
長い距離のパッティングの距離感が掴めず、
下りや速いグリーンでは必要以上の伸びてしまう
ことになるので、パターがいつまで経っても
苦手項目から外れないことです。
何処にも何にもメリットがありません…。
コメント
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