【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ゴルフスイング改善の大きな障害

2018年12月09日 14時15分24秒 | ゴルフ
酒飲み話などで ゴルフスイングの会話を聞いていると
どうも 多くのゴルファーは指し示す体の部位を
間違って覚えてしまっている気がする。



話を聞いていると
肩ラインが上半身の代表で
へそあたりから下を丸ごと下半身
腕は肩から下 という感覚らしい

ゴルフスイングにおいての体の部位を正しく定義すると
体 というのは 骨盤を含めた胴体
股関節から上の胴体 で
基本この部分に体を横に回す関節は存在しない。
腕というのは 肩から生えた?部分であって
腕には肩も含まれる。。。
腕を引っこ抜いたら 肩から下ではなく
肩ごと引き抜ける ということ。

まあ 確かに日常会話の中では
下半身というと そのままへそから下のことで
(下半身がだらしない…とか………秀二君元気かな…)
それはそうなのだけれど
ゴルフで言うところの下半身は股関節から下の脚
を指すことになる。

それは何より ゴルフで主に行なう水平運動
横の動きに対し、股関節から首までの間に
それをするための関節が存在しない からで、
横に捻ることができるのは 体を守るための遊びであって
体を痛めなくない人にとっては 積極的にする動作
とは思えないからだ。

誰かは覚えていないけれど
鍛えれば仙骨は動かせる という意味が
イマイチ理解できないんだけれど
それはよくお医者さんに聞いた方がいいと思うよ。
楽しみでゴルフをしている人にとって
絶対が付く位 しない方がいいことだと思う。

そう言った話を頭に入れたうえで
アマチュアが行う パッティングやアプローチなど
ストロークや素振りを見ていると
「ダメな動き」「クラブの働きを台無し」にする
動きの凝縮版をよく見かける。

首の後ろを支点に
肩を揺さぶる動きだけれど
まず これが回転だとすれば
体に対し 横の動きになるわけだから
イメージしているように
クラブをまっすぐ引いて
 まっすぐ出す ということは出来ない。
前傾姿勢を深くすればいいってもんじゃない。

その時の自分の胸 胸の真ん中に注目するべき!

そうやって肩を揺さぶっていても
胸の真ん中は微動だにしないはず。
…自分では腕でなく、体で動かしている筈なのに
 その肝心な胸は動かず 肩甲骨という腕の一部分が
 動いているだけなのだ。

肘や手首を使わないから と言って
一体に固めた腕でストロークしているのに
これを体でストロークと錯覚(勘違い?)していることに
ゴルフスイングの大きなミスは始まる。

前傾を深くして 肩を上半身に水平に揺さぶる
パターストロークでも最悪なのに
やや立った姿勢 浅い前傾姿勢で行うアプローチに
これをしてしまうと スイング自体の根本が
壊れてしまう。

体 股関節から上の骨盤を含めた胴体は
脚やお尻などの大きな筋肉によって動く。
そして その胴体が動くことによってグリップが動き
結果、クラブヘッドが移動する という
スイングの基本、ものの通りを無視し
脚も動いていない、胴体は止まっている
腕の一部分の肩を揺さぶって 
    グリップを動かす
(➡というよりグリップを動かさず
  ヘッドだけを動かすという感覚の方が近い)

自分の頭の中では 手打ちは避けたい
手打ちでは打ちたくない と思っているのに
この時点で 積極的に手打ちするための練習を
してしまっている…。

そして これには
もう一つ 大きな問題を内包している。
体を起こして このショルダーストロークをすると
肩甲骨…まあ肩は体に対し
横運動 横の回転ではなく
縦に 上下に揺さぶられるだけで
左右の動きにはならない。
小さなストロークでは土台として動いていない体は
この延長線上でスイングすると
体を保護するためにも その肩を上下に動かす動きに沿って
補足することになるから
体の回転そのものが
前傾姿勢とは全く関係ない
縦に近い 上下運動にすり替わってしまう。

これ 実はかなり大きなスイング改善の障害なんです。
行っている人はとても多い。

クラブを持って何気なくアプローチの素振りをすると
うまくクラブを扱えない人はほぼ全員この素振りをする。。。
ロジックでクラブの扱い方やスイングの話をしても
共通用語が間違っているのでは
なかなか理解できないのではないだろうか・・・。
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フェースローテーションのあるスイングと必要の『ない』スイング

2018年12月09日 10時43分22秒 | ゴルフ
フェースローテーションのあるスイングと必要の『ない』スイング
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『遠くに飛ばす』の原点

2018年12月09日 07時51分14秒 | ゴルフ
ボールを遠くに飛ばす
理想的には 
出来るだけ少ない動き、
遅い動き、
小さな動き
で ボールを遠くに飛ばしたい ですね。

ドライバーで遠くにかっ飛ばす
というのは ゴルフの最大の魅力ですが、
それとともに ゴルフと言うゲームにとっては
スコア と言うのも無視できません。

前述の 小さな、遅い、少ない動き で
ボールを飛ばすは 安定して似たような球を
繰り返し打つための基礎になります。




ドライバーを使って ブリブリ振り回し…遠くに飛ばす練習
実はこれが一番 それを成し得ない練習になります。

確かに「正しくボールを打てる」のであれば
ヘッドスピードやヘッドの重さ、打つ人の体重なども
距離の差の元になりますが、
「正しくボールをとらえられていない」場合には
その練習は ストレス発散を除けば
ボールを繰り返し 安定して打つ コトの妨げにしかなりません。

私の目で見る限り、プロゴルファー、トーナメントプロも含め
「正しくボールをとらえられている人」はごくごく一部 希少種にあたります。video-1531996826Trim(2)_Moment
アマチュアゴルファーにいたっては いない と断言しても良いほどです。

ですので 逆に誰にでもボールを もっと飛ばせる余地、
チャンスは残っている のです。

正確には より飛ばす と言うよりも
今までで無駄にしていた距離 を取り戻す ですが
ドライバーで 20、30ヤード 取り戻すことは難しくありません。


その練習、そのドリルは ランニングアプローチにあります。
使う道具はウエッヂではなく 7番アイアン辺りが良いと思います。

打つ距離は は 20ヤード位をイメージ してください。


まずは いつも通り 7番ではなく、ウエッヂショットをしていると思い
今まで通り打ってみて下さい。

その球は 9割9分こすり球 です。

ここで 肝心になるのは ボールのスピード です。

7番アイアンのロフトは 35度弱
打たれたボールは それを打つために動かしたクラブ
それを動かしたヘッドの速度よりも やや速い 1.1~1.2倍の
スピードになるのが正しい状態です。

そして 7番アイアンのランニングアプローチは
上げる必要のない 花道などで使われる必要ですから
距離が管理できるのであれば ライナーのゴロ で良いはずです。

ボールを上に上げれば たとえ 移動しているボールの道のりに対しては
ボールの速度が速かったとしても 実際の水平距離に対しては
ボールのスピードは上がりません。

練習場であるのなら ボールをマットに
フェース面で抑えるように打つのが 一番効率の良い方法です。
出来るだけ速いボールを 出来るだけ少ない量、遅いスピードで打つ工夫
を考えてみて下さい。



それはどうすれば成されるのか
それは どういう手順だと可能 なのか
インパクトでヘッドやグリップなどを止めるパンチショットではなく
スイングの流れ、ショットの流れの中で
それはどういう風に成り立つのか

そこにショット
遠くに飛ばす と ミスなく飛ばす の
ほぼすべてのモノが詰まっています。
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