【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

悶絶ゴルフクラブ

2018年12月22日 21時34分27秒 | ゴルフ



お手紙有難うございます。


ハミングバード 野澤でございます。


 


私、個人の意見ではございますが、
世の中にあるスイング論やクラブ論は
少々残念な方向に進んでいるように思います。
道具を扱う遊び、ですので 
プレイヤーの体力や筋力などの体力中心の勝負ではなく
知恵や経験、正しい認識などが優先・反映されてこそ然りだと思うのです。
そういった意味でゴルフは大人の遊び と思っているのですが…。



早速お問合せ頂きました件ですが
お答えさせていただきます。


○レンタルクラブ(試打用)等を送って頂く事は出来るでしょうか?


 レンタルクラブをお送りすることは可能です。

ただ どのような仕様がよろしいか、事前に相談させて頂きませんと
市販の一般的なスペックに比べ、振動数も100cpm以上も低く
ヘッド重量も70gも重いという かなり大きな幅を持っております。
つかみにくいところではあるとは存じますが、ヘッドは重くてよいと思います。


シャフトの硬さ/柔らかさは真ん中の数値(100cpmの離れの)を目安に
それよりも一般スペックは近いセッティングは
クラブ扱い等をあまり考えず、できるだけ素早く結果を出し
重さや柔らかさを楽しむ実践的なものになると思います。


真ん中よりもより柔らかいセッティングとなりますと
少々クラブの扱い方も考えなければなりません。
すぐに! 結果を出す というよりも
ゴルフクラブを先生にして、クラブの扱い方を相談しあいながら
ゆっくりと楽しんでいくセッティングと言えると思います。


想像は難しいかもしれませんが、
重いヘッド&柔らかいシャフトに慣れていただきますと
このクラブで打てる弾道は独特です。
市販の軽いヘッド・硬いシャフトでは絶対に出ない球質だと思います。
私は個人的には これが「強い球」と呼べるものだと思っています。


高さも市販のクラブを打つのとは異なり 中から低弾道目になります。

そういった『弾道のこだわり』
というのをハミングバードは目指しています。
重ければ重いヘッドほど 筋力に頼らず飛ばせるようになりますし、
柔らかければ柔らかいほど、スイング動作をクラブに任せられます。


とは言え、持てば魔法のようにすぐ出来るわけではないですから
段階を踏んで より重く柔らかいものにしていくか
それとも少しチャレンジ精神をもって最初から、
″激しい″ 重さと柔らかさに挑むか
はそれぞれの方の考え方次第だと思います。



○アイアンの単品販売も行っておりますでしょうか?

 はい。本数に限定はございません。
どちらにしましても ヘッドはお客様より注文をいただいてからの製造になりますから
納期はかかりますが、いろいろな自由度がございます。
アイアンですと ロフト・ライばかりでなく
メッキの仕上げも数種類用意しておりますのでお好みでお選びください。




ぜひご検討くださいませ。
また 遠慮なくメールなり、お電話でお問い合わせください。





 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10


  株)ハミングバードスポルテ   野澤 亨


    ☎ 046-804-1480
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振り遅れは〇 手遅れが×

2018年12月22日 20時15分09秒 | ゴルフ
実は『振り遅れは問題ない』のです。

問題なのは 手遅れ なのです。
時間 と言う意味の 手遅れ ではなく
体の部位の『手』が遅れている と言う意味です。




ゴルフクラブは 先端に重さのある長い道具です。
非常にシンプルに考えれば
 打ち手がなにがしかの動作をすると
 グリップが動いて、結果 ヘッドが動きます。
 そして そのヘッドにはボールをどかすための特出した重さがある
 のですから、運動が加わった分 ヘッドは遅れます。
 インパクトに向けて 動作も早く成ってくのですから
 どんどん 遅れます。

 遅れていいんです!   ヘッドは。

 その遅れがあるから クラブやヘッドは近回りし
 インサイドから入ってこれます。

 その遅れを 『フェースの下向き/ロフトの立ち』 に変えれば済むのです。

 幸い スイングには傾き、前傾姿勢があるので
 アバウトですが、ダウンスイング→インパクト直前あたりまで
 左サイドの方が低く
 両方のグリップで言うと ㊧グリップの方が低くなり易い 状態。


ところが 手遅れは
体に対し 骨盤や太ももに対し
グリップが右にズレ過ぎてしまうと
腕はねじられ ㊧グリップの方が高くなってしまいます。
これでは ソールがボールに向きます。

左グリップの方が高く 右グリップが低い状態では
それに沿った 体の姿勢になっていきます。
俗に言う 突っ込み とか、 右サイドの下がり、体の開き です。
 

 だから ローテーション ヘッドの返し という
 同じ球を二度と打てない様な打ち方の練習に
 ゴルフ人生を生涯かけるコトになるのです。

ヘッドなんて放っておけばいいんです。

グリップを動かせば つながっているんですから
絶対にヘッドも動きます。


問題なのは 手が遅れないコト。

手が遅れてしまっては すべてが台無し。
手が遅れないよう アドレスもグリップもテークバックも
出来るだけ 対処しておかなくてはならないのです。

からだの回転で ヘッドの重さを引っ張る クラブを引っ張る
その挙句の果てに体を止め クラブを返す
 なんてのは 愚の骨頂で
頭の悪い人に任せておきましょう。

ゴルフは大人の遊びです。
知恵を使えば そこの部分は もっと楽が出来るんです。

そのための「悶絶クラブ」でもあります。





手遅れ=振り遅れ ではありません。
ゴルフショットは 意図的に振り遅れて打ちます。
ゴルフクラブは どう考えても、逆立ちしても
主たるエンジンの体の動きより遅れるに決まっています。
これが体を追い越すなんて おサルさんに申し訳ないですが
おサルさん以下の発想です。
そして はっきり言っておきますが、
手遅れを取り戻そうとする動き は
イコール カット打ち こすり打ち アウトサイドイン そのものです。
振り遅れを取り戻そう としないと ボールは打てませんが、
ボールを打つと 必ず カット打ち、こすり打ち、アウトサイドイン、
その振り方のナイスショット、正しい弾道は
 弱弱しい スピンの多い、風に弱い、右曲がりの球 です。
そのスイングに対しては それが正解。

それ以外の弾道を望むのは酷です。

まあ 右サイドが下がり、体が開くので
ダフリやトップ、チョロやシャンクのミスは仕方ない かも ですが
左曲りの… ドローボールを打とう…なんて
不可能とは言いませんが 空を飛ぼうとしているのに等しいトライ
と言えるんですが、まあ 一生かけてトライしてみて下さい。
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