【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

L型ブリストルパター 開発秘話

2018年12月28日 23時12分51秒 | ゴルフ






数年前 まで ハミングバードでは
ベティナルディパターの 市販品の中で
一番重い ミドルパターを改造し
普通のパターとして 販売していました。

それでは ボールの伸びが足らない
 との 意見やピンタイプのパターでは
パッティングを悩んだ時に ヒント。。。
ガイドが生まれる形状ではないと言うことで
L型パターを作ることを決意します

往年の名器 というか
幻の一品と言われる
 ジョージ・ロー のスポーツマン
をイメージして 造り始めますが
なにぶん この世の中に 数本しかない
スポーツマンは実物を見たことがありません。

バブル期と比べますと だいぶ
値段が下がったとは言え 今現在オークションで
400万円の値段の付く代物です。



取りあえず その復刻版と
スポーツマンの市販タイプ 自前のブリストル
を参考に作り始めますが
オリジナルは 300g程度。。。

最終的な ヘッド重量は 470g

単一素材である為
大きさや厚み、高さを大きくせざる負えません

イメージだけを頭に
プロトタイプを クレイモデルを削り 
工場に金属化して貰うコトを繰り返します。

当初は 小ぶり化を目指したため
975のスターリングシルバーを考えていましたが
余りの価格 にビビり 素材を変更します。

弊社のアイアンと同一の素材
同一の仕上げ 同一のメッキにし
そのデザインも ブリストルタイプと
弊社のオリジナルアイアンの 0番アイアン
その共通する部分で進めます。



テークバックの動かす方向をガイドしてくれる形状

その為には その方向に対し 美しいアール(曲面)
を作らなければなりませんが
非常にシンプルな構造である為
そのアールが フェース面が反っているような
視覚効果を生みやすい。。。

何度も試作を繰り返し
バックフェースの削りに 同じ角度のアールを入れ
視覚的に 後ろ側に瞳型の影を作ることで
落ち着かせました

捕まり易い 印象を与えるために
視覚的にグースを付け 実際にはオフセットの無いモデルに
するところもかなり苦労しました。

ネック部分を2種類の削りにすることで
実際には存在しない くぼみが影で出来るデザインにしました

トップブレードを厚めにしたため
アップライド目の見えやすいところを
バックフェースの終わりにちょっと工夫をしてみたり
フェース面のミーリングを被って見えないように
フェース面がてから無い(眩しくないように)
逆の同心円でミーリングしてみたり
自分の持っている ゴルフクラブに対する知識と
イメージを余すところなく 注入してみました。

約1年半の準備期間 十数回の及ぶ クレイモデルの
試作削り直し を繰り返し おおよその完成が見えてきます。

シャフトにもこだわり ウッド アイアン
弊社のオリジナルシャフトを同じ 緩み
特に手元の緩みにしました。

贅沢に セルロイドのオリジナルソケットも作り
最終形に至りました。

手前味噌ではありますが
今も このパターが 自分のゴルフクラブに対する基本
であり 日々 このパターを乗り越えられるクラブを
作れるよう 努力しております。

皆さまが このパターで楽しんで頂けることを
祈っております。


刷毛塗、もしくはクラブのスライドで
ショット、ストローク出来る方には
史上最高のパターとなる筈 です

プロのような…
イヤ プロ以上の素晴らしいコロガリ
まさに 至宝のコロガリを生む自信作です



絶対にショートしない!
絶対届く! 必ず届く!
ストロークが小さく出来るから安定する!
自分の思った距離感を実践できる!
ゆっくりした転がりで遠くまで飛ぶ!
グリーン周りからのアプローチにも最高!
迷っても 絶対引ける!
絶対 パターイップスにならない!

そして スウィング造りの切り札?!
かも知れません…
これが欠けているから出来ない??のかも…
スウィングの答えを出すために
待っているお客様も多数います。
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問い合わせ 046-804-1480
hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp
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ドライバー◇ゴルフクラブ

2018年12月28日 18時49分49秒 | ゴルフ
ゴルフのショットの魅力の一つ「飛ばし」
 遠くに飛ばすことのできる「ドライバー」
 …ロフト15度以下のウッドクラブを指します。
 を選ぶ時の注意点を少し…。


手で振ってしまう人にとって
ドライバーは 真っ直ぐ生かすため振らない
遠くに飛ばすため、曲りは覚悟する
と言う二元性の高いクラブです。
この手のタイプの人は硬いシャフト
小振りなヘッド(重心距離の短い)
を選びがちですが、その際 ヘッドの重量は
ある程度あるものを探した方がよいです。
シャフトが硬い、重心距離が短い というのは
双方 クラブに飛ばすエネルギーが少ない 
と言う意味ですので、
少なくともヘッド重量でそこは補った方がよいです。

ドライバーショットのボールの衝撃は
800~1トンを超えます。
その衝撃を緩和するためにもヘッド重量は欲しいところです。

体の回転でボールを打てる人は
柔らかいシャフト、大きなヘッド(重心距離の長い)
モノの方が適しています。
そのシャフトの柔らかさ加減、大きさ加減にもよりますが
一般的なイメージよりも
大きなロフトを選ぶとよいと思います。

☞正しくクラブを扱えると言う条件で、
 柔らかいシャフト&大きい(重い)ヘッドは
 インパクト時にロフトの立ち を造ります。
 ヘッドの重さ、形状とシャフトの柔らかさが
 グリップを進行方向に押し、ナチュラルなハンドファースト
 を造るからです。

大きなロフトのクラブは
正しく打てれば飛んで、
ミスをした時にミスが左右ではなく
高さに逃げるので、とても安全です。

また ロフト効果(ライ角度との関係)によって
見た目と違う フックフェースを造るので
右には行きにくいクラブとなります。
(良いことばかりではありませんが…)



気持ちは分かりますが、とかく飛距離の魅力に
引っ張られ、製品ロフトとしてきついロフトのクラブを
選びがちです。
体力や年齢にもよりますが、
ロフトのきついクラブは ボールは捕まり易いですが
ミスには非常にシビアなクラブになります。
アマチュアの平均的な体力であれば
11度位を境に それより立ったクラブを使って
良いことはあまり多くありません。

未来に向けてのスイング構築も考えると
大きなロフトのクラブで低く打つ打撃の方が
小さなロフトのクラブで高く打つ打撃よりも
ずっとずっと良いことは多いです
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