【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

フィニッシュが取れない…とお悩みのゴルファーへ

2019年02月19日 21時03分31秒 | ゴルフ

ゴルフスイングの悩みの中で
意外にも『フィニッシュが取れない』というのが
少なくありません。

確かに少なくないですね。
別な言い方をすると
左を向けない人が少なくない とも言えます。

それにははっきりとした理由があって
少々嫌味交じりで言えば
フィニッシュを取りたい という気持ちを
フィニッシュを取らない という意志のある行動で
封じていると言えます。



本来 ゴルフのクラブの動きは
体の回転~向きの変更によって行われます。
もっとはっきり言えば 体の向きの変更によって
グリップが移動することがゴルフのスイングです。
ヘッドに関していえば 先端に付いている重量分を差し引いて
グリップが移動した分「だけ」ヘッドが移動するのです。
ですので クラブのターンは
そのまま体の向きが変わることで
クラブがターンして『見える』のは
向きを変えただけの事なのです。


ところが、多くのゴルファーは
それを理解せず、円に動く軌道をなぞるのを
手で行い、手によりヘッドなり、クラブのターンを
作ってしまいます。

別な言い方をすれば、
遅れたヘッドがグリップを追い抜く動き
=ヘッドを返す 遅れた分を取り返す動きで
ショットをしてしまっています。

手を返す。ヘッドが返ってくる
ヘッドがグリップを追い抜く
という行動は
グリップが減速、もしくは止まらないと不可能です。

良く頭を働かせてください。

長い棒の先に重さが付いています。
普通にしておいても 重さは「動かし難さ」の塊です。
自分が動作をして、グリップが移動するから
その結果、ヘッドも動くのですから
そのヘッドが位置関係としてグリップを追い抜くことは
作為的でない限り、絶対に出来ません。

それでなくとも 体の向きを変える円周の動きなので
ヘッド部の方が沢山の距離を移動するのです。
長さ分の差異はあったとしても
ヘッドの移動エネルギーの源は
自分の運動によるグリップの移動です。

沢山の距離を移動して
同じ、もしくはそれよりも低い移動速度で動いている
外周に当たるヘッドの方が、内周に当たるグリップよりも
先に行くのは 物理的に不可能なのです。

ですので その根拠のない妄言を信じて
ヘッドを返したり、遅れを取り戻す行為は
グリップの減速、グリップの止め
即ち左サイドの運動の減速、左サイドの運動の抑制
そのものです。

自分から左を向く
フィニッシュを取る行為そのもの、もしくは
フィニッシュを取る行為につながる動きを抑制して
フィニッシュを取る
というパラドックスを追いかけているのですから
出来ないのも当たり前 なのです。

ゴルフのスイングは
長い棒の先にある重さ ヘッドの重さを利用して
クラブ、特にグリップを動かすものです。
ヘッドの重さでヘッドのそのものを動かすには
グリップの静止、遠心力に対する耐久が必要になり
グリップを止めざるを得ず
それをするのには回転を止めなくてはなりません。

そこが理解できるとスイングの理解もかなり深まると思います。
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フェアウェイウッドの苦手の解消~体の回転

2019年02月19日 21時01分03秒 | ゴルフ
フェアウェイウッドが苦手…とも共通する話なのだが
クラブを体の回転で動かす という意識が
今のゴルファーにはとても希薄と感じる。

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体の回転はクラブを動かすキッカケ
腕を振るためのキッカケ としているようで
体の回転でダイレクトにグリップを動かす観念は
殆どないような気がする。

例えば
クラブ(ヘッド)を上から入れる と
クラブ(ヘッド)をインサイドから入れる は
話のテーマが異なっているだけで
元々は全く同じ意味を指す言葉。



スイングの基本機能、基本機構として
スタート時(アドレス時)に前傾姿勢があって
それに体の回転が重なる。
それによって
右を向けば 右側のモノの方が左側より高く
左を向けば 左側のモノの方が右側より高くなる。

ダウンスイング~インパクトの期間は
概ね 右向き~正面向きの期間であるから
インサイドからクラブ(ヘッド)が入ってくる訳で
右向き~正面向きの期間であるから
進行方向の左側が低くなっているから
クラブ(ヘッド)が入ってくる。

➡これが クラブがインサイドから、
上から入ってくるメカニズムであって
このメカニズムはダイレクトに体の動作によって作られるモノ‼
それを手先で作るものではない。

フェアウェイウッドであれば
その形状 奥行きのある形状が地面に干渉して
上手く打てないというのは
そのまま 体の回転でクラブを動かしていないことを指す。
体の回転でクラブを動かしていれば
多少のズレやブレがあったとしても
右向き~正面 であれば
進行方向である左サイドは低いので
「地面」に対してはロフトの立った状態で
ボール付近までやってくる筈。
ロフトが寝た状態というのは
明らかに左サイドが高く、右サイドが低くなってから
インパクトに入ってくるとか
クラブが動き始めることを指している。


ここの部分に気付かずに
ただ手先でその動かし方を変えようとしても
手先では 軌道のインもアウトも
ヘッド姿勢のロフトも立ちも寝も
いくらでも作る出せるが
その双方の両立は不可能だから
ロフトを立てようとすると外から入って来てしまうし
インから入れよるとするとロフトは寝てしまう。

その根本的なクラブの移動を
体の回転で行うか、手先で行うか
というところを始めから考えてみるべきだと思う。
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