【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ゴルフ◆シャフトは正しく使いましょう

2019年02月15日 20時38分21秒 | ゴルフ




巷に横行するシャフトしならせ&しなり戻し理論
困ったものです(ー_ー)!!

ウソも百回つくと、本当?になってしまう、かの
勢いですが、クラブの取り扱い、シャフトの取り扱い
としては、大変間違った考え方です。


クラブヘッドの重量の中心点は
シャフトの延長線上には存在しません。
ライ角度も存在しますし、
重心距離や重心深度も存在します。

すなわち、シャフトをしならせる
ということは、シャフトを捩じることと
同意語である、という認識が必要です。

アドレス時、ヘッドの重量は
シャフトよりも右側(飛球線後方側)に
ある訳で、シャフトをしならせる
(ヘッドを右に送り込む) のと
シャフトをしなり戻す(左に)というのは
同一の運動には成り得ません。

さらに、クラブを右に動かしている時よりも
左に動かしている方が運動のスピードも速く
なりますから、質量はそのスピードの二乗分
重くなるのです。

このサンプル映像は、テスト用の
非常に数値の低い(柔らかいシャフト)
アイアンを打っています。

流行りの軽量スチールシャフトの
フレックスSが、振動数290位ですから
半分の数値と言っても良いと思います。

さぁ シャフトを撓らせていますか?
しなり戻す動きをしているでしょうか?

シャフトの本当の役割は
ヘッドの重さ、特に重要なヘッド形状がつくりだす
重さを打ち手に伝え
動かしていく方向をガイド/誘導したり
クラブやクラブヘッドの重さを
運動のスピードに加算するため、です。

シャフトはヘッドを動かすのが役目
ではなく
グリップを動かさせるのが役割です。

ここが最大のポイント。

市販のクラブではその概念は
絶対に味わうことが出来ないと思います。

クラブが作り出す、重さとベクトルを
シャフトを通して、グリップ~打ち手に
伝え、上手に打たせる
打たさせてしまう、というのが
本当のシャフトの役割なのです
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😱軽いゴルフクラブ、特に軽量ヘッドは故障の原因😱

2019年02月15日 18時32分51秒 | ゴルフ

😱軽いゴルフクラブ、特に軽量ヘッドは故障の原因😱


重量の軽いゴルフクラブは非常に罪深い。

恐らく その「軽いゴルフクラブ」を選ぶゴルファー
軽い➟「振り易い」 という判断なのだと思う。

少々 物騒な例えではあるけれど
車が二台 正面衝突したら
 軽い車と重い車
どちらが致命傷を負いそうか
どちらの車が大破しそうか そういうものに等しい。

質量は それそのものがエネルギーなので
破壊力もそうだけれど、衝撃なども吸収するに等しい
だから 軽いヘッド程細かい関節などに故障を誘発するし
軽いクラブ ということは「自分が速く振る」ということが
前提だから どうしょうもない。
速く振って飛ばす のと
ゆっくり振っても飛ぶ のと
飛距離だけでなく、方向なども必要なゴルフの場合
どちらを目標にすべきか は本来、明白な筈だけれど…。

自分でも体験中だけれど
加齢してくると 急激な加速や減速
ゴルフに限らないけれど そういう動きは怖い…。
筋を痛めたり、痛みを誘発するので避けたいはずだけど
それを無視し、振り易い という怠けのココロが
自分の関節などを痛めていくのだ…。

そもそも 軽い…というのには
5種類あって
①総重量が軽い
 45インチで平均的なドライバーは 総重量300g
 ヘッド 190 シャフト50 グリップ50
 こんな配分が平均的なところだけれど
 昨今ではグリップの軽量化が進んでいるので
 総重量 280g は少なくない。



②ヘッド重量が軽い
 これが一番問題だろう。・・・ヘッドは打撃の要
 静止時、ボールの重さは45g だが
 打撃をして 200mも飛ばすとすると
 その質量は およそ 1トン になる。
 1トンの破壊力がないと 45gの物体を200m
 移動させることは出来ない。

 実際に実験してみたけれど
 基準値を 45インチ/300g ヘッド重量190g として
 ゴルフクラブの総重量にしても
 ヘッド重量にしても
 総重量を40g軽く しても
 ヘッド重量を40g軽く しても
 ヘッドスピードは ほとんど変わらない。
 
 ☛違いが完全にない…とは言えないが
 ヘッドスピードが速くなるのは 始めの10球位までで
 それ以上打ち続けると元に戻ってくる。

 最終的には、
 4人の人が30球ずつ打っても 1msの差は出ない。

 人によっては 軽いモノの方が遅い場合もある。


 ボールを打撃するエネルギーは
 ヘッド重量 × スピード の二乗に比例し
 ヘッド重量が減って
 距離が変わらない、距離が伸びたのは
 ①慣れるまでの間、軽くなってスピードが上がる
 ②ヘッドが軽くなって ヘッドターンがしやすくなった
 
 ✋おそらく ②だろう。


 
③シャフト重量が軽い
 これは特に問題がない。
 強度や剛性が保てているのであれば
 シャフト重量とヘッドスピードや距離との関係に
 なにか特性はない。
 シャフトはドライバーであれば 1m近い棒で
 30g軽くなったとしても
 各10センチ毎には 3gしか軽くなっていない。
 
 シャフトが軽くなると スイングウエイト
 俗にいうバランスの数値が変わる…と考える人がいるが
 シャフトには シャフトのバランス
 先端と後端でどのような重さ配分になっているか
 重量ではなく、機種ごとに色々あるので
 そちらの方が問題。
 総じて 軽いシャフトの場合、強度の心配が生まれるので
 先端部を補強して、先端部が重くなり易い。
 軽いヘッドとの組み合わせがニーズ的にも多いので
 軽いシャフトはそういう構造が主。
 シャフトの問題というより やはり打撃部の重量がポイント。
 

④①②③の複合

⑤重量に関係なく自分に適している

⑤は問題がないので言及しないが
特にヘッド重量が軽くなる というのは
安易なゴルフ用語を用いれば
 ヘッドの芯、スウィートスポットが小さくなる のと同意語
ヘッド重量が減れば
ヘッドの慣性力が減るので
打撃のミスなどによる影響が大きく
計測したデータで言うと
 軽いヘッドほど インパクト前のヘッドスピードと
 インパクト後のヘッドスピードに差が大きく、
 基準値のモノで  37ms ➟ 31ms
 40g軽くすると 37ms ➟ 26ms
 40g重くすると 37ms ➟ 33ms
 こんな具合になる。

 軽いヘッドで打撃すると
 瞬間 ボールの質量に負けて
 ヘッドスピードが約10msも落ちる
 ある意味 止められてしまっている訳 だ。

 これが体に良い筈もない。



そして 軽いヘッドを使う、もしくは好む典型的なスイングは
『ヘッドターンを多用する』スイングに当たると思うが、
ヘッドのミスの寛容性の低くなった軽いヘッドのクラブで
ヘッドターンを多用しても安定して打つのには
今まで以上の練習量、頻度、球数が必要になる。

それをしている人が認識していないが
 ヘッドターンをするのには
 クラブの移動を止める、体を止める という行為が不可欠で
それ自体、体に悪いのに
更にインパクトで重さの衝撃を受けるようになるのだから
まあ 自虐的…と言えなくもない。

今 流通しているドライバーには
長尺とは言え ヘッド重量が150gを切る ものもあり
この手のドライバーは
ヘッドスピードが 25msにも満たないような
体を痛めないインパクトで済んでしまう人のみ
本当は使うことが出来ると言える。

まあ どんなクラブで、どんなゴルフをして
どんなスイングをするかは それぞれの人の自由だし
それを選択するのもゴルフの楽しみだけれど
体の痛みを誘発するクラブを使うのは出来れば避けるべき
とハミングバードでは考えている。

重いヘッド 柔らかいシャフトは
ホントーに ホントーに 痛みや故障と無縁なゴルフクラブ と
断言できるんだけどね。
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