【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ゴルフスイングを考えるうえでクラブの偏重性は無視できません

2019年02月21日 21時17分33秒 | ゴルフ



まあ 正直 どんなゴルフをしても
ゴルフは楽しいですから それぞれの方が
それぞれの楽しみ方をするのは良いと思います。

ただ ことゴルフスイングを良くする というのには
ゴルフクラブの機能や構造を無視する訳には行きません。

偏った重さの配分や上下前後左右対称性のないゴルフクラブ
それを上手に扱い、その機能を活用するには
ある程度の基礎知識が必要です。

スイングは 基礎的には横移動の運動 です。
傾きを無視すれば、地面に平行に横に動かしているに過ぎません。
極端には横にステップして移動させる と考えてみてください。
しかし それでは人間の能力的に
出せる運動速度に限界があり、たくさん飛ばないので
その場に立ち、体を回す ことで、その運動速度を稼ぎました。

ここでよく考えて欲しいのは
ゴルフクラブは 長さと言う点においても、
ヘッドと言う局所においても とても偏重した構造です。
偏重したものを丸く扱う 円で振る というのは
その偏重をさらに強く、増すことになり、
長さであれば その先端部への遠心力、
ヘッドであれば 重心の位置の残ろうとするチカラ、
(重心位置がそこに留まろうとする力がフェースを開きます)
が増すばかりです。

向きを変える、体を回転させる行為は
横移動の亜種 ですので
横移動 と言うコトに主眼を置いて
その偏重した構造を上手く使っていく必要があります。

ですので、クラブを丸く振って
ヘッドというモノをターンさせる
 👉シャフト軸にヘッドのトゥ~ヒール(重心距離)をターンさせる
  というのは 愚の骨頂 というか
  その偏重性を強める行為です。
というのは 最終的には運動能力と練習量・頻度で
解決するのですから 体育会系なノリ です。
言葉は悪いですが、上手く出来なければ 下手
上手く出来て当たり前 のような風潮が強いですが、
自分の頭で考えれば、始めから無駄な目標なのです。
全部 脳みそ筋肉で解決するのですから…。
よって、ヘッドの軽さ
ヘッドを軽く感じるシャフトの硬さ
というのを好むようになるのだと思います。

クラブを丸く振れば ヘッドと言う打撃部分は
より一層留まろうとし、体の右サイド、
右サイドへとズレていきます。
フェースはどんどん開いていきます。

加えて 「ヘッドの重さを使え」 というのを
 👉手を抜いて クラブを動かす
と勝手に解釈している多くのゴルファーは
キッカケだけ 少し体の回転で与えてあげ
グリップを止めることによって
ヘッドに残った運動慣性で クラブを上げる、テークバックする、
と言う手抜きな準備を造るようになります。
プロもそうですが、アマチャアゴルファーの7割を超えるような
人がこの「ヘッドの重さの使い方」を妄信しています。



体の向き というのは
前傾姿勢がある 股関節~骨盤 が礎になりますが、
手だけでクラブを動かしていますので、体は捩じられ、
高さ と言う点に於いてだけ
ヘッドはトップの位置に行きましたが、
だいたいのケース 横にクラブを倒して
グリップの高さ、クラブの高さを取っただけ なので
クラブの重さによる 下に落ちる効果 というのを
ダウンスイングで受けることが出来ません。
✋本当はその重さによる落下効果が打撃の補助にも
 安定性の元、再現性の元、になるのですが、
 そこはガン無視です。


骨盤の正面、骨盤の幅にあるから
元のロフトで打撃できるのですが、
それよりも右にズラしてしまったものは
元のロフトよりも大きなロフトになり
フェースも右を向いているので 飛びません。
例えていうのなら ヘッドスピードが50msあっても
200ヤード飛ぶかどうか と言う球になります。

ですので フェースターン が必要になるのです。

しかし 前述のように
クラブと言う長さに対し、偏重したモノを丸く振り
ヘッドと言う面の長さに対し、偏重したモノを回転させる
と言う二重の行為は 当然打ち手に影響
打ち手の姿勢やヘッドの軌道の影響を与え
それは ボールを! ボールを目標方向へ!
と言う本能的な目的があるので、それを踏まえた上で
反射的に人間が動作を補うことになります。

その量や振り加減、フェースターンの始める時期や
その軌道、その軌道の大きさや速さ によって
影響は毎回毎回違い、二度と同じ状況はありません。
それを 反射 で補うのですから
いったい 何のために練習しているんでしょうか…。

反射行為を衰えさせないため というのには納得です。


アウトサイドイン…は本当の意味では
単なる振り遅れで
単なる手振りに過ぎず
それを補うために「フェースターン」「フェースローテーション」
というのは 更なるアウトサイドインを生み、
それそのものが「手打ち」なのですから
何を目標に… どこへ行きたいのか 私には分かりません。

そして それは非常に残念ですが、
人間の反射、運動性能次第なので
誰にも助けて貰えず、クラブの恩恵もなにひとつなく
(ゴルフクラブの機能が濃ければ濃いほどマイナスに働きます)
単に 自分の身体能力で解決するしかない道 です。
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スイング軌道の呪縛

2019年02月21日 12時41分26秒 | ゴルフ
重複する内容にはなりますが、
頭のトレーニングとして重要な部分です。

多くの人は
スイングを治したり、
スライスを修正するのに
スイング軌道を考えていますが
それは
ヘッドの道のり/軌跡を指すものではありません。

スイング軌道というのは『時期』を指します。




インサイド というのは
体が右を向いており
左右の体で 左サイドが低い時間です。
アウトサイドというのは
体が左を向いており
左右の体の 右サイドが低い時間です。

スイング用語でいう
アウトサイドイン とは
単に振り遅れ、打ち損じに近い状態を指し
それをインサイドに無理やり変えても
道のりだけが ボールの手前(自分側)から入ったに過ぎず
ロフトが開き、フェースも必要以上に右を向きますから
別の問題にすり替わったに過ぎません。
正しいスイング、ゴルフクラブの機能を使ったショットでは
アウトサイドイン というオプションは存在しないのです。
IMG_0549

正しくは『インサイドイン』です。
しかし、
打つまではクラブが短くなるような小さな半径になり
打ち終わった後は遠心力等によってクラブが長くなるような
大きな半径に見えるので
第3者の目からは インサイドアウト に見える に
過ぎません。

直接、体の向きの変更によって
スイングの軌跡が作られれば
左右の軌跡だけでなく
ヘッドの入ってくる上下の軌跡も
そのクラブの長さ、
そのクラブの長さが作る前傾姿勢によって
ある程度 規則性を持つようになります。

しかし それを 体の向きとは関係なく
腕さばきによって 軌跡を造ろうとすると
先ほど述べた通り、左右の軌跡だけでなく
ロフトやフェースの向き
そして 入ってくる上下の角度にも規則性が
無くなってしまうので
ショットの安定の基盤がなくなってしまいます。

詳細は割愛しますが、腕さばき、ローテーション、
手の返し の動きはほぼ例外なく前傾姿勢を無くし
体を起こしてしまうので
アドレス時の前傾姿勢の重要性や
スタンスの向きの重要性も低くなるので
アドレス姿勢そのものもおざなりになって行きます。


よって 飛ばないことやスライス、ミスショットの根源
と考えられている 「アウトサイドイン」 は
アウトサイドインになる根源
振り遅れになる根源を解決しない限り
単にヘッドの軌跡だけ追いかけても
何ら解決せず、より問題を複雑化、難易度を上げるだけで
百害あって一利もないのです。
実際に それをトライされている方は多いと思いますが、
ショットは フルショットだけでなく、アプローチや
パッティングとも一貫しているものです。
ヘッドの通る軌跡だけを追いかけた人は
スピードで解決できるフルショットはまだしも
必ず アプローチやパッティングで破綻します。
約束しましょう。
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第3回 スイング大改造セミナー開催

2019年02月21日 00時17分00秒 | ゴルフ

第3回 スイング大改造セミナー開催



👉来る3月7日(木) 午後3時頃 より


👉場所:ハミングバード 横須賀店:大矢部3-14-10
...

ゴルフスイング大改造セミナー を開催(2時間以上)いたします。

参加費:お問い合わせください→野澤
 〇046-804-1480 まで
 〇hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp



スイングを教えたい人に、より有益なセミナーと思います
また スイングを変えたい、
良くしたい、教わりたい 場面でどういう考えがそれを有効にしていくか と言うのにとても効果的です。
スペースの都合上、同時に受講する人数には限りがありますので、参加は事前にお知らせください      店主
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