【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

このイメージが手打ち/手振りを作ります

2019年02月04日 23時05分43秒 | ゴルフ
からだの回転でクラブを動かそう
 と思っているうえで 決定的な失敗 につながるのは
 クラブが円を描く/反転する と考えているコトです
もしくは クラブが反転、180度ターンする と考えているコトです。

このイメージを持っているコト
 ☟ が原因です。



どう言うことか というと
その動きを クラブ無しで再現するのは難しくないでしょう。
ところが それをクラブを持ってすると クラブの重さ によって変化が現れます。
変化 ではなく、もちろん違いがある! のですが…。

クラブ無しでも 腕をぶらぶら からだの回転で振ろうとすると
腕は運動とその重さ分留まり、からだが先に回って
からだが止まり始めてから はじめて 腕が動き出す ようになるでしょう。
それと同じです。



👈このスイングイメージでは永遠に手振りから脱しません


からだの回転を正しく実行するには
クラブの重さ、運動で増えるクラブの重さ を
一切 無視・・・捨て置く必要があります。

✋特に長い棒の先端に重さのあるその形状は
その重さがあるので 『無視』→動かそうとしない をしっかり行わないと、
からだの回転 ではなく、
クラブの回転ばかりを意識することになり
クラブの重さによって 逆にからだの回転が阻害されます。


特にダウンスイングでの話になりますが、
からだが動き始めると、クラブ、特にヘッドの重さが増えます。
その重さはそこに留まろうとするチカラです。
ですので クラブはより自分に近い方に
巻きつくような形になっていくでしょう。

そして そのまま 左向き まで行うと
自分の体は 180度ターンしても
シャフトのターンは90度程度で終わります。



ゆるゆるクラブをさせてやってみてもいいかも…です。

ボールを打つ というコトを考えず、クラブを持って素振り。

ダウンスイングで 体の回転に対し
クラブヘッドは置き去り、無視しておくと
すんなりをからだは ボールと正対する正面を経て
左向きになります。

一方 クラブ、シャフトで円を描くこと
クラブ、シャフトを180度ターンさせる
ヘッドを動かそうとすると さっきの腕振りと同じタイミング
正面を向けず、いきなり左向きになり
からだが止まる・体の動きがおさまり始めてから
腕やクラブを振ることになる(振り遅れ) のを感じると思います。

クラブヘッドの重さは放っておけ です
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こすり球

2019年02月04日 16時29分05秒 | ゴルフ

ゴルフで言われる『こすり球』『こすりうち』
この言葉は殆どの、全部と言っていいほどのアマチュアに
間違って認識されている気がする。

アンケートを取ったわけないけれど
たぶん こすり打ち~こすり球 イコール スライス
と思っている節があるけれど
実際の こすり打ち は出るたまに特定の決まりはなく
ボールに右に回転が入る場合もあるし、左回転の入る場合もある。

では こすり球 とは何か というと
簡単に行ってしまえば
読んで字のごとく ボールの底をこすって打たれた球筋 を指し
こすり打ちとは 体の回転だけで作られる筈の縦の円弧
に腕さばきによる縦の円弧で打つ ことを指す。
多くの場合、こすり打ちはあおり打ち と同意語というほど
こすって打つ人は必ず上を向いて上に振って打撃する。

よくある例が グリーン周りのアプローチで
腕を使わないように…
 この場合の腕を使わない というのは
肘や手首を固定して という意味で
肩甲骨~肩を揺さぶって ヘッドに縦の円弧を描かせて
ボールを打つ方法・・・・典型的なこすり打ちである。


アプローチだけでなく、
多くのパッティングストロークもこすり打ちの延長線上で
パターというロフトの非常に立ったクラブで
ボールを殆ど浮かせず 転がす ので
弾道として表れにくいが これも典型的なこすり打ちの代表。

何度も書いているけれど
ここの部分を「気づける」ことが
一つの 大きなスイング改良 と言えるほど
ゴルフショットのイメージに大きな影響がある。

パターではわかりにくいが
アプローチであれば
クラブ自体を動かさず、それを持った自分が
前傾姿勢という傾きがある前提で向きを変えるから
ゴルフクラブは円弧を描いて「見える」。
 実際にはゴルフクラブ単体は動いておらず
当然、そこに振り子の作用なんてものは存在しない。


ところが これを「振り子のクラブを扱う」という
とても大きな誤解をして、
肘や手首を使わなくとも 肩を揺さぶって
円弧を描いてしまうと
本来のスイングの円弧(体の回転で作るもの)に比べると
より小さな円弧になってしまい
しかも、より大きなロフトで打つことになってしまう。
別の記事に書いている通り、
体の回転以外のもので円弧を作ってしまった場合
その円弧が作り出す遠心力を人間は自分の動作によって
向心力を作ろうとしてしまうので必ず左サイドを上げてしまう。

円弧も小さく、より大きなロフトで
左サイドを上げながら(左足上がりの坂で打つのと同じ)
で ボールを打てば
クラブ単体を動かさず それを持った打ち手が体の回転だけで
描く円弧で打つのと比べると
より大きなロフト、入射ではなく仰射角度で打つ分
弾道は本来のスピードになる筈のエネルギーを
回転と角度に変えてしまう。

ウエッヂのように元々ロフトの大きいクラブで
その こすり打ち~あおり打ち のアプローチをすると
ボールを打撃する…というよりも
ボールに接触事故程度のエネルギーしか与えられないので
弾道も遅く、低く飛び出るようになってしまう。
だるま落としのように打って
かろうじて前に進んだ弾道になる訳だ。

何故 こうなってしまったのか
現在多角的に解明中ではあるけれど
トーナメントで活躍するトッププロのショットなどを見ても
この『抜けた球』を打っている人が少なくない。
ドライバーなども ゴルフクラブの中で一番ロフトの立った
打撃エネルギーが一番ボールのスピードという推進力の元
になり易い筈のショットも異様に球質が遅い。
プロの場合 筋トレや体のケア、練習に時間も割けるが
オジサンゴルファーがそれを真似ても
なにひとついいことがないんだけど…ね。


フルショットも含めて 主流になってしまった
 インテンショナルこすり球打法
これを解決する方法の一つが
「ゴルフ眼」を鍛えること だと思う。
フルショットでは早くてわかりにくいだろうから
ゆっくりなアプローチショットで
実は クラブをある程度固定し
胴体の回転だけで円弧を作っている というのを、
 自分の興味に沿って見たい からと言って
ヘッド軌道ばかり を見るのでなく
ゴルフクラブと打ち手の上半身の関係
そして その映像は実際にはもっと立体的なもので
映像になるのには それが平面上に写り込んでいる
という認識
そこらへんが ゴルフスイングを変えていく第一歩に
なって行くと思う。

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