【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ゴルフ全般に関する雑感

2019年02月18日 23時52分59秒 | ゴルフ



ゴルフは 今現在、ゴルフをしていない人にとって
とてもハードルの高い、そしてハードルの多い娯楽だと思う。

〇プレーフィーも安くない
〇道具やウエアにもお金がかかる
〇プレー時間(拘束時間)も長い
〇車など私的な移動手段が必要、ある方がベター

その上で
〇ショットの練習…訓練が必要で

現場に出ると
〇ルールもあり
〇プレー速度の問題
〇マナーの問題
〇スコアの問題
があり、何かにつけて他人から注意される機会が多い

👉今回のルール改正を見ていても
ゴルフと言う娯楽は 非常に既得権益の強い遊びに感じる。

プレー速度を速めようとする試みは悪くないとは思う。
しかし それは『既にゴルフをしている人の目線』で
これから ゴルフを始めてみようとする人の目線ではない

スコアにしても、マナーにしても、スイングにしても
ドレに関しても 既得権益でモノを考えているような気がしてならない
どの面に関しても ゴルフの価値観に多くの種類が感じられない


例えば ボーリング と比較してみよう
ボーリングにはマイボールやマイシューズなどを持ち
競技として楽しんでいる人もいる。
一方、ガター防止の枠を出し、子供さんと一緒に楽しむケースもあり
それらは共存して楽しんでいる。
他人に迷惑をかけない と言う最低限のマナーさえ守れば
誰も ルールを厳密に意識もしていないし
ゲーム方式が違うとはいえ、プレー速度を意識することもない
1ゲームだけやってもOKだし 10ゲームでもOK
料金の問題を覚悟すれば ゲーム途中で辞めることも出来る。

今 現在 ゴルフは正直、絶滅の危機に近づきつつある。
どこをどう見繕っても、今のゴルフと言う遊びの形態では
 ゴルフ人口が増える要素はないし、
これから始めるかも の人を魅了させるところも多くない。

✋ゲーム世代の若者にとっては かかる費用もあるけれど
拘束時間や 既得権益の人から「意見」されることも
ゴルフにの夢中になれない原因になっている気がする。
ゴルフの価値観に多様性が無さ過ぎる気がする。


プレーする場所、プレーに必要な敷地の広さの関係上、
拘束時間や金額など ほかの遊びに比べ
どうしてもハードルが高くなる部分があるのだから
それを踏まえたうえで、違う遊び方、違う楽しみ方 
ゴルフに対する多様な価値観 を模索しないと
50年後の生き残っている遊び になれない様な気がする。
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重心位置とスイング

2019年02月18日 17時50分58秒 | ゴルフ




クラブを買い替えようかな と思っている時
ヘッドなどの性能は 参考になる筈です。


ただし その性能、そして効能が
どのように働くのか『正しく』知っていないと
それは スイングにも影響を及ぼしてきます。
それは スイング創りにも影響を及ぼします。

ヘッドの性能には 大きさ(体積)やロフトなどの他に
慣性モーメントや重心位置などがあります。


慣性モーメントは数値で表されますが、
数値が大きくなるほどアバウトですが
ミスの寛容性やエネルギー伝達効率は向上します。
ヘッドの姿勢とともにその運動を持続させようとするチカラ
が向上します。

ゴルフクラブをどのように扱うか
どのようにスイングするか によって
慣性モーメントの数値の大小は
よく働くのか、悪く働くのか 異なってきます。

慣性モーメントの数値の計測は
ヘッド単体を回転させて計測します。
つまり 重心点を軸としての回転軸モーメントです。
シャフト軸のヘッドの慣性モーメントではありません。
ですので ヘッドターンを多用する人にとっては
その数値が高いほど ヘッドターンがし難くなる
と考えてよく、使いにくくなる可能性が上がります。

慣性モーメントの数値の高いものほど
ヘッド姿勢の急激な変化や急加速を嫌いますので
使う人によっては 数値が大きければ良い とは限りません。


重心位置 も同じです。
おそらく・・・ですが、多くの人は
インパクト時にボールにもたらす影響
重心位置の効果をそうとらえている と思いますが、
基本的には間違いです。
ゼロ と言うわけではありませんが、
重心位置の効果は インパクト以前
その重心位置によって ヘッドがどう動かされやすく
どう動かし易いか の方が圧倒的に その特性差を生みます。

例えば 重心の深いモノ(ウッド型の場合)は
ヘッドを前に押し出す作用が強いので
〇ロフトが付き易い
〇入射角度が緩くなり易い
ので ボールが上がり易い・打ち出し角度が高くなり易い
のが 効能的には一般的ですが、
煽り打ちやヘッドターンを多用するスイングの人にとっては
トップやダフリ、チョロになり易い可能性もあがります。
フェアウェイウッドとユーティリティクラブの違いがそれです。




ですので 自分がどのようにクラブを扱っているか
を理解していないと 自分を活かせるクラブを見つけることが
難しくなってしまいます。

シャフトもヘッドもそうですが、その個々の性能差 は
打つ前、インパクト以前
どうインパクトを迎えさせるか の為のもので
インパクトそのものの、その刹那の時間をどうこうする
というモノでは無いのです。
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