【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ゴルフ・L型ブリストルパター◆同じ距離を打てるストロークを

2018年10月22日 18時22分51秒 | ゴルフ


パッティングに限らず、ショットも正にそうですが
ゴルフは狙った「距離」を打っていくものです。
方向よりも目的の距離をしっかり打つ方が
より重要なゲームです。

コースには起伏にはあるとは言え
距離とは「横に移動させる」モノです。


それを元に考えた時のパッティングを考えてましょう。



ボールの外周は約14センチです。

①ボールが十回転して 1m移動する
②ボールが十回転して 1m40センチ移動する
③ボールが十回転して 2m移動する

どれが一番良い移動、良い転がりに感じますか?

①はボールの運動量としては1m40センチ分なのに
 実際に移動したのは1m…ロスしています。
②はボールの運動量と移動量がイコールです。
③はボールの運動量は1m40センチ分なのに
 実際に移動した量は2mです。

☞答えは③です。

パッティングは確かに地面を転がるので
オーバースピンで転がります。
オーバースピンで転がりますが、それが多い必要は
まったくありません。
逆に必要以上のスピン量がオーバースピンであっても
存在すると それは摩擦になってしまいます。
ボールの回転というボールの運動量よりも移動量が少ないと
ロスがあり、そのロスはなかなか把握出来ません。

距離を打てばいいのです。
スピンを与える必要はないのです。
弾いて打ってはイケマセン。
押してあげればいいのです。



パッティングストロークで必要な『真っ直ぐ』は
自分の目線から 飛球線方向への真っ直ぐなストロークではなく
横目戦での真っ直ぐなストロークです。
地面と平行には動けませんが
地面に対し 離れたり、近づくような弧を描くストロークは
インパクトロフトを安定させづらく
スピン量を不安定にさせます。
出来るだけ 多少ズレたインパクトポイントが来ても
似たようなロフトで当たるストロークを
作らなくてはならないのです。
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パターストロークの極意 ✋L型ブリストルパター

2018年10月22日 18時17分26秒 | ゴルフ


ショットも同じですが、パターストロークの基本は
ボールという重量物を
『自分の望む通りの方向や距離に
 移動させてあげること』です。
特に距離が重要です。



ボールというのが球体であるがゆえに
 回転という転がりが発生するのであって
その転がり/回転にばかり意識を持って行ってはいけません。

よって
パターヘッドを真っ直ぐ動かす というのは
打ち手の目線から見て
ヘッドが真っ直ぐ動くことを優先させるのではなく、
やや上から下方向の斜め直線になりますが
パターヘッドが 地面に対して概ね平行に
同じ姿勢のまま インパクトを迎えられる区域と作ること です。



打ち手の目線で
ボールの打ち出す方向ばかりを気にして
パターヘッドを真っ直ぐ引いて 真っ直ぐ出した としても
そのストロークでは
ヘッドが上下に円を描いてしまうため

 ☆インパクトロフトが均一性が生まれません
 ☆ヘッドとボールの当たり所が毎回上下にズレます
 ☆必要以上の回転がかかるため ブレーキがかかりやすくなります

一般的なショルダーストロークがこれに該当するのですが
この打撃方法では 基本 ショート します。
ショットもそうですが、ショットもパッティングも
方向は距離と一体のものです。
その方向に打ち出すのには 打つ距離が設定されており
それよりも 毎度 ショート
 しかも そのショート具合が毎回バラバラ なのでは
思った方向に打てたとしても、
その方向の意味はなくなってしまいます。




人間ですから ミス、ミスヒットは生まれますが
始めから 距離が安定しない方法、打撃法を採用しては
方向の概念もおかしくなり
 距離と方向ともにガタガタに狂ってしまいます。



確かに 昨今の見た目は大きいが 中身はスカスカの
軽いヘッドを使うと 弾いて打ちたくなる気持ちは分かりますが、
しっかり重たいヘッドのパター(L型ブリストルとか)を
使っているのなら まずは安定したロフト
安定したヘッドの高さ変化を追い求めるべきです。

その上で動作論として どうすればいいのか
という事になると
刷毛塗…を誤解している方もいるとは思いますが、
体重移動を主にして打たない方が良いと思います。
体重移動は 体の構造上
体の身の部分が背骨を軸として向きを変えた時に
発生する、体の回転の派生効果 と言うか
体の回転そのものともいえる行為です。

パターには体の回転は必要が無いので
体の回転の無い 体重移動だけ という行為は
スイングを行う時に
体の回転 と 体重移動 が分離した別なモノ
になる可能性があります。

ですので ショットへの悪影響を考え
体重移動でするべきではありません。




では どうするか?

ショットの中である部分だけを抽出して
行うことをお勧めします。

ここは かなり色々な波及効果が期待できます。



まず グリップです。
グリップは構えた時、左右の手が上下に重なっています。
野球のタイカップグリップのように離れて持ってはいません。
ここがまずポイントです。
つまり 利き腕である右手は
クラブを持った左手を横から押す形になっている訳です。



グリップの移動量 = ヘッドの移動量
これを心がければ
距離感のコントロール(管理)がずっと楽になります。

それは直線の移動スピードで済むからです。

多くの人が苦労するのは
肩を揺さぶるとか 『振り子』のストロークは
グリップの移動量 移動方向や移動速度 ではなく
『シャフトの角速度』
シャフトの角度が変える速度で距離感をコントロール
しようとするから難しいのです。
と 同時に シャフトの角速度運動は
その角度とイコール分 ロフト角度も変化するので
出る球が ロフトによって微妙に異なります。

角速度 → ボールの直線移動速度
角速度運動 → ロフトの変化

という二重の曲芸で
パッティングをコントロールしようとしているのですから
そりゃあ イップスになります。
運動のベクトルが似ていない と言うだけで
難しいのに、 それに円運動を加えるのですから
殆ど奇術に近い方法なのです。

✌ 自分の目にだけ ヘッドが直線に動いているので
 錯覚してしまいますが、そのパターヘッドを真っ直ぐ
 動かすのに 円運動を取り入れてしまったのでは
 本末転倒だと…気づくといいのですが…。



出来るだけ 肩を揺さぶらず
腕~上腕をフリーにして
利き肘の曲げで  クラブを持った左手を引いて
利き肘の伸ばしで クラブを持った左手を押してあげる
というのが ずっとずっと簡単です。

ヘッドを動かそうとせず
グリップが動いたから その分ヘッドが動いた
という形を グリップというもので具現化しているのです。

刷毛塗の腕の部分だけを抽出する形ですが
このストロークだと
まず パターヘッドを動かす方向と
自分が動作する方向が一致していますので
(グリップを動かす方向)
本当の意味での 『方向性』を自分で管理できます。
  同じ方向に動くからです。

そして グリップを動かす速度がイコールヘッドの動く速度です。

ロフトやパターヘッドの上下変化がとても少ないので
慣れてくれば そのグリップ速度がそのまま
距離感として身に付きやすくなる訳です。


振り子に振って 円の角度速度を距離感として
身に着けるよりも格段に簡単に思えるでしょ?




市販のパターだと辛いでしょうね(*_*;
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