【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

L型ブリストルパター その特徴

2018年10月07日 14時02分46秒 | ゴルフ

このパターの最大の特徴は
その 『ヘッド重さ』 です。


進化版L型ブリストルパターで
          480g
一般的な市販のパターヘッドでは
重いモノでも  330g
軽いものでは  290g  なんていうのもあります。

1.5倍近い重さの違いです。

パターの総重量が 480g というモノも珍しくない中、
その総重量がヘッドに収まっているのです。

この違いは異次元です。
体験したことのない方には説明しきれません。

この重さでないと実現しない 転がり
この重さでないと実現しない 直進性
この重さでないと実現しない テークバックの取り易さ
この重さでないと実現しない 安定した距離感

そう言葉で言う他ありません。



この重さは想像の通り、ボールを飛ばします。
少ない力、小さなストローク、遅いストロークで
遠くまで転がせる と言う意味ですが
飛ばせるパターの威力は絶大です。

このパターを知ると、一般的な
飛ばない、転がらないパターは悲劇とも言えます。




次なる特徴は 形状 です。

その特徴は・・・  特徴が無いコト  です。

最近の変わった形状、
私の目と頭が古いから・・・ と言うのも否めませんが
その形状から 引き方のガイド
どう? どこへ? 引いていいのか全然見えてきません。

マレット系のヘッドに多いですが、
ヘッドにラインなどを引いてあるモノは
やはり 引く方向に迷いを作り出し易く
長く「愛用」するには適しません。
 …まあ 短い使用期間で買い替えてくれることが前提なんでしょう。

この L型ブリストルは引くのに迷いを作りません。
重さも加え、とてもスタートし易いと思います。
   …イップスになることはまずないと思います。
テークバック時、始動時、
パターの移動させたい方向をイメージ、想起させる形状
これを非常に意識してデザインしています。




パターのイップス と言うのを考えてみると
その形状 と言うのも関係があると思います。
特に形状、大きさと軽さの関係は大事で
大きいのに軽いモノは イップスになる可能性が高いと感じます。

また、ショットも同じですが、
パターストロークも グリップを動かして その分、ヘッドを動かします。
そのグリップを動かす量や速度で距離感を作る訳ですが、
ヘッドの重いモノは 始動時、グリップを動かしやすい です。
ヘッドの軽いモノは 始動時、グリップが動かしにくく
 ヘッドの方ばかりが動かしやすくなってしまいます。
この感覚が イップスにいざなう のではないかと強く思っています。

また パターは 転がし たいのです。
ボールを上げやすくする 重心の深さ など全く不要です。
ボールをより転がしたい、良い転がりにしたければ
重心は高く、重心は浅い方が断然良い です。

パターだけに限らず ゴルフクラブのフェースの向きは
ロフトとライ角度も含めたヘッドの向き の複合体 です。

どんなに自分の目に ヘッドが真っ直ぐ動いていても
ロフトの変化が激しい 重心の深いモノ は一定した方向に出にくいうえ、
軽いヘッドと言うのも要素の一つですが、
重心の深いモノは テークバックで外に上がり易くなります。
故にループを描きやすいので 緊張感のある状態では
テークバックの始動が神経質になり易いです。
正直 見た目 大きなヘッド(打ち手からの投影面積)に
   ✊良いことはほぼナニヒトツ無いんですがね…。
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トップで 右ひじが高いのは「ごくごく普通」

2018年10月07日 13時45分35秒 | ゴルフ

良く質問される項目・・・なのですが、
 「テークバック、トップの位置で
 右ひじが高いのはなぜですか?」
 「何が理由ですか?」
 「どんな効果があるのですか?」   と 聞かれます。



どうも多くのゴルファーには
テークバック時やトップの位置で
右ひじが高いのが「好まれないの」ですが・・・
「フライングエルボー」とか名付けられてしまっていますが、
その由来である ジャックニクラウスや
右ひじの高い選手には歴代の超大物(アニカやジャンボ)が多いのですが、
なんでなんでしょうね

まず ごくごく普通に
腕(肘)を曲げる というコトを考えてみると
肘の曲げ方には主に二種類ありますね。

肘の高さを変えず その場で前腕を上げる(起こす)方法
筋トレ的には「カール」と呼ばれますが、
主に腕の中の筋肉を使うモノです。

一方、同じ肘を曲げるのに
上腕を上げることで肘を曲げる方法は
筋トレ的には「クランチ」と呼ばれますが、
主に背中、肩甲骨周りの筋肉を使います。

大きな筋肉を使って ごくごく普通に 右ひじを曲げると
右ひじの曲がった分、肘の位置は高くなります。
ごくごく普通に……です。

ゴルフスイングに当てはめてみると4bcbe6f4
多くのゴルファーは 左ひじの位置が大きく動きます。
右にもズレますが、高さもあがります。
・・・にもかかわらず 右ひじがそのままの高さ、ということになると
クラブは単に右に倒れた状況 になります。

これに大幅に利点があるのなら
それも方法として考慮に入りますが、
クラブが右に倒れれば、ダウンスイング以降の無駄な重さになります。
フェースでボールを打ちたい訳ですが、
いったん ソールがボールを見るような関係になってきます。
それを フェースに戻したうえで、
さらに 元のロフトやヘッドの向きを作る というのを
✊インパクト間際 という高速で忙しい時間に行う 
✊しかも必要以上に重くなっているクラブ(ヘッド)を! です
のですからデメリットしか見当たりません。

まあ…スイングは好み、の部分もあるのは否定できませんから
ご自由にですが、科学的にも、運動的にも何のメリットもなさそうです。


次に 体の関係と右ひじの関係です。
「正しく」右を向くと
スイングの基礎姿勢には
大たい骨と骨盤の角度差…通称:前傾姿勢があるので
右を向いている時は
 右サイドの方が左サイドよりも高い位置関係になります。
✋正しく右を向くとは
前傾姿勢を考慮すると 骨盤、股関節から上の胴体が
しっかり右を向くことで
胴体を捻ることではありません。

よって 両方の肘が 同じ高さ上がったとしても
全く上がらなかった(移動・動作無し)としても
右ひじの方が「普通に」高い位置関係になります。

右ひじの方が高いのは
技巧的な部分は何一つなく、
腕の作用、働きや からだの回転との関係からすると
ごくごく普通な結果(見た目)なのですが、
それでも嫌と仰るのであれば、何も言うことはありません(^_-)-☆

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