米国株15時、ダウ反落 ハイテクに売り目立つ
米国・欧州株概況
2022年12月29日 5:14 (2022年12月29日 6:23更新)
【NQNニューヨーク=古江敦子】28日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、15時現在は前日比212ドル22セント安の3万3029ドル34セントで推移している。米長期金利の上昇で高PER(株価収益率)のハイテク株に相対的な割高感を意識した売りが出たほか、原油安で石油株が下げている。中国での新型コロナウイルスの感染拡大が伝わったのも投資家心理を冷やし、相場の重荷になった。
米長期金利が3.88%前後と前日終値(3.84%)から上昇している。ハイテク株に売りが広がり、スマートフォンのアップルや顧客情報管理のセールスフォースの下げが目立つ。米原油先物相場の下落で、石油のシェブロンが売られたほか、原油安の局面で下げやすい化学のダウや建機のキャタピラーが安い。
中国政府は26日に新型コロナウイルス規制の追加緩和策として入国者の強制隔離の撤廃などを発表したが、28日には同国のコロナ感染が深刻化していると報じられた。中国の経済再開には時間がかかるとの懸念が再び強まり、前日に浮上した景気回復の期待が後退した。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前日比110.409ポイント安の1万0242.817と10月につけた年初来安値を下回っている。
但し、NYダウ工業株30種(ドル) 32,875.71 -365.85 28日 16:20 途中ですが、となっています。
米国・欧州株概況
2022年12月29日 5:14 (2022年12月29日 6:23更新)
【NQNニューヨーク=古江敦子】28日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、15時現在は前日比212ドル22セント安の3万3029ドル34セントで推移している。米長期金利の上昇で高PER(株価収益率)のハイテク株に相対的な割高感を意識した売りが出たほか、原油安で石油株が下げている。中国での新型コロナウイルスの感染拡大が伝わったのも投資家心理を冷やし、相場の重荷になった。
米長期金利が3.88%前後と前日終値(3.84%)から上昇している。ハイテク株に売りが広がり、スマートフォンのアップルや顧客情報管理のセールスフォースの下げが目立つ。米原油先物相場の下落で、石油のシェブロンが売られたほか、原油安の局面で下げやすい化学のダウや建機のキャタピラーが安い。
中国政府は26日に新型コロナウイルス規制の追加緩和策として入国者の強制隔離の撤廃などを発表したが、28日には同国のコロナ感染が深刻化していると報じられた。中国の経済再開には時間がかかるとの懸念が再び強まり、前日に浮上した景気回復の期待が後退した。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前日比110.409ポイント安の1万0242.817と10月につけた年初来安値を下回っている。
但し、NYダウ工業株30種(ドル) 32,875.71 -365.85 28日 16:20 途中ですが、となっています。