中国 変異ウイルス「デルタ株」感染拡大か 警戒強化
2021年8月2日 15時26分 NHK WEBより
中国では、新型コロナウイルスの感染が、先月下旬以降、全国各地に拡大する傾向をみせています。感染力が強い変異ウイルス「デルタ株」の影響とみられていて、中国当局は、人の移動が増える夏場の観光シーズンを迎え、警戒を強めています。
中国では、先月20日に、江蘇省の中心都市、南京の空港で、感染力が強い変異ウイルス「デルタ株」の感染者が確認されて以降、全国各地で感染者が見つかっています。
中国の保健当局によりますと、1日も、無症状や海外から入国した感染者を除き、全国で55人の感染が確認され、先月20日以降の感染者は、14の省や自治区などで350人を超えました。
保健当局は、南京の空港の感染者から確認された「デルタ株」が旅行者などを通じて、各地に拡大しているとみています。
このうち、先月28日に、およそ半年ぶりに市中感染が見つかった首都北京では1日、市民に対して、当面、必要がなければ北京から離れないよう求める通知が出されました。
このほかの地域でも、大規模なPCR検査を行ったり、感染者のいる地区で外出を禁止したりするなど、中国当局は、人の移動が増える夏場の観光シーズンを迎え、警戒を強めています。
中国の保健当局によりますと、1日も、無症状や海外から入国した感染者を除き、全国で55人の感染が確認され、先月20日以降の感染者は、14の省や自治区などで350人を超えました。
保健当局は、南京の空港の感染者から確認された「デルタ株」が旅行者などを通じて、各地に拡大しているとみています。
このうち、先月28日に、およそ半年ぶりに市中感染が見つかった首都北京では1日、市民に対して、当面、必要がなければ北京から離れないよう求める通知が出されました。
このほかの地域でも、大規模なPCR検査を行ったり、感染者のいる地区で外出を禁止したりするなど、中国当局は、人の移動が増える夏場の観光シーズンを迎え、警戒を強めています。