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12月の米株市場は高ボラティリティー、モルガンSウィルソン氏が予想 12/4(月) 22:18配信 Bloomberg

2023-12-04 22:34:41 | 日記
12月の米株市場は高ボラティリティー、モルガンSウィルソン氏が予想
12/4(月) 22:18配信
Bloomberg

(ブルームバーグ): 米国債利回りが上下する中、11月に上昇した米国株は12月にはボラティリティーが高まる。モルガン・スタンレーのストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏が予想した。

同氏はS&P500種株価指数が今年20%近く上昇した後も引き続き弱気だが、来月はより建設的な季節的トレンドや、いわゆる「1月効果」が株価を下支えするとみている。それに先立つ12月は、「金利と株式の両方で短期的なボラティリティー」をもたらす可能性があるとリポートで予想した。

S&P500種は先月約9%上昇し、11月としては過去100年で最高の一つに数えられる上昇を記録した。その結果、同指数は買われ過ぎの領域に入った。これは一般に暴落の前兆とされるテクニカル指標だ。

それでも、S&P500種のいわゆるMACD(移動平均収束発散法)のモメンタムはプラスを維持している。景気減速とインフレ率の低下が、米連邦準備制度が早ければ来年3月にも利下げに踏み切るとの見方を後押ししているためだ。ただ、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は1日、2024年前半の利下げ観測を押し返した。

ウィルソン氏によれば、投資家は過去1年間に何度か米金融当局の政策転換を織り込んだが、今回は「依然として健全なマクロ的背景の中で」緩和への転換が行われると考えており、この見方に「強い支持がある」という。このシナリオは「株式にとって最も強気な結果となるだろう」とウィルソン氏は指摘した。

バンク・オブ・アメリカ(BofA)、ドイツ銀行、RBCキャピタル・マーケッツはS&P500種が来年、過去最高値を更新すると予想している。

一方、ウィルソン氏はS&P500種が現在の水準より2%ほど低い4500ポイント前後で来年を終えるとみている。

原題:Morgan Stanley’s Wilson Says December Will Be Rocky for Stocks(抜粋)

(c)2023 Bloomberg L.P.

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