NYダウ続伸、133ドル高 経済活動の再開期待で
2020/5/6 5:09 (2020/5/6 6:43更新)
【NQNニューヨーク=戸部実華】5日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比133ドル33セント高の2万3883ドル09セントで終えた。米経済活動の再開や新型コロナウイルスのワクチン開発への期待から買いが優勢だった。米原油先物相場が約1カ月ぶり高値に上昇したのも投資家心理を支えた。
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カリフォルニア州のニューサム知事は8日から衣料品店など一部の小売店の営業再開を認めると4日発表した。今週からインディアナ州やカンザス州などでも経済活動を段階的に再開している。製薬大手のファイザーが5日、独バイオ製薬企業と共同開発した新型コロナ向けワクチンの臨床試験を米国でも始めたと発表した。感染の収束が早まるとの期待につながった。
ただ、ダウ平均は高く始まった後は日中は方向感に欠ける展開だった。経済活動を再開しても回復にはかなりの時間がかかるとの見方が多く、積極的に上値を追う動きは見られなかった。取引終了にかけては短期筋の手じまい売りも出て、伸び悩んだ。
2020/5/6 5:09 (2020/5/6 6:43更新)
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