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東証大引け 日経平均続落 長期金利1%に上昇、不動産が売られる 国内株概況 2024年5月22日 15:19

2024-05-22 21:25:38 | 日記
東証大引け 日経平均続落 長期金利1%に上昇、不動産が売られる
国内株概況
2024年5月22日 15:19

22日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比329円83銭(0.85%)安の3万8617円10銭で終えた。21日の米半導体株安を受け、東京市場でも東エレクやスクリンが売られた。22日午後の国内債券市場で長期金利は一時1.000%と前日から0.020%上昇(債券価格は下落)し、日銀の量的・質的金融緩和が導入された直後にあたる2013年5月以来11年ぶりに1%の大台に乗せた。金利上昇が業績の逆風になるとされる三井不や菱地所など不動産の下げが目立った。

22日に米半導体大手エヌビディアの2〜4月期決算の発表を控えて、国内の半導体関連にも買い持ち高を減らす動きがみられた。

金利上昇で株式の相対的な割高感が意識された。午後には海外短期筋による株価指数先物への売りが膨らみ、日経平均の下げ幅は350円を超える場面があった。不動産投資信託(REIT)やPER(株価収益率)の高いグロース(成長)株が多い新興市場でも売りが膨らんだ。半面、銀行や保険、証券といった金利上昇が業績の追い風になるとされる金融株は上昇するなど、金利動向をにらんだ売買が広がった。

東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は22.36ポイント(0.81%)安の2737.36だった。JPXプライム150指数は続落し、8.74ポイント(0.72%)安の1205.34で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で3兆8359億円、売買高は15億4459万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1214。値上がりは390、横ばいは45だった。

ファストリやトヨタ、中外薬が下げた。一方、ソフトバンクグループ(SBG)やダイキン、ニデックは上げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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