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東証大引け 反落 米株安で半導体に売り 金融は高い 国内株概況 2022年12月23日 15:21

2022-12-23 17:51:27 | 日記
東証大引け 反落 米株安で半導体に売り 金融は高い
国内株概況
2022年12月23日 15:21

23日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比272円62銭(1.03%)安の2万6235円25銭で終えた。前日の米ハイテク株安を背景に運用リスクを回避する売りが優勢だった。海外短期筋による株価指数先物への売りが膨らみ、午前に下げ幅は一時400円を超えた。トヨタやホンダなど自動車株への売りも続いた。

前日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、一時は10月に付けた年初来安値を下回った。21日夕に半導体メモリーのマイクロン・テクノロジーが発表した四半期決算や見通しが市場予想を下回り、業績懸念から半導体関連が軒並み下落した。東京市場でも東エレクやアドテストなど日経平均への影響度が大きい銘柄の下げが目立った。

売り一巡後は下げ幅を縮小した。足元で下げ局面が続いているため、自律反発を見込んだ買いが入った。週末とあってこのところ積み上げた売り持ち高を解消する動きも出た。午後に入ると、新規の売買材料に乏しく、狭いレンジでの推移が続いた。

東証株価指数(TOPIX)は反落し、10.23ポイント(0.54%)安の1897.94で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で2兆4922億円。売買高は11億6344万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1192と、全体の6割を占めた。値上がりは575、変わらずは71銘柄だった。

エーザイと日東電が売られた。郵船など大手海運株も安い。一方、東京海上やMS&AD、ふくおかFGなど金融株は上昇した。三菱UFJと三井住友FGは年初来高値を更新した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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