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東証大引け 日経平均続落 長期金利の上昇嫌気、金融株は上昇 国内株概況2024年5月29日 15:30

2024-05-29 20:34:31 | 日記
東証大引け 日経平均続落 長期金利の上昇嫌気、金融株は上昇
国内株概況2024年5月29日 15:30

29日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、終値は前日比298円50銭(0.77%)安の3万8556円87銭だった。国内債券市場で長期金利が上昇(価格は下落)し、PBR(株価純資産倍率)の高い銘柄に売りが膨らんだ。午後に入ってからは海運など前日まで堅調だった銘柄群にも売りが出て、日経平均は下げ幅を広げた。

幅広い年限の国債利回りが上昇した。長期金利は前日比0.035%高い1.070%と、2011年12月以来、約12年5カ月ぶりの高水準をつけた。金利上昇が業績の逆風になりやすい銘柄群のほか、OLCやリクルート、キッコマンなどの高PBR銘柄が売られた。下げ幅は午後に一時300円を超えた。

一方、金利上昇が収益の改善期待につながりやすい三菱UFJやSOMPOといった金融株は上昇した。前日の米株式市場で半導体大手のエヌビディアが大幅高となり、朝方はアドテストなど半導体関連の一角に買いが先行した。株価指数先物に短期筋の買いが入ると、日経平均の上げ幅は300円に迫る場面もあった。
東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反落した。終値は26.88ポイント(0.97%)安の2741.62だった。JPXプライム150指数は続落し、13.54ポイント(1.12%)安の1200.40で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆3727億円、売買高は17億9926万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1371。値上がりは249、横ばいは29だった。
ファストリやトヨタ、安川電が下げた。一方、ソフトバンクグループ(SBG)やコナミG、富士電機は上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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