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中国のデフレ懸念強まる、11月CPIは前年同月比0.5%低下 Bloomberg News 2023年12月9日 11:04 JST 更新日時 2023年12月9日 13:46 JST ブルームバーグ

2023-12-10 05:59:52 | 日記
中国のデフレ懸念強まる、11月CPIは前年同月比0.5%低下
Bloomberg News
2023年12月9日 11:04 JST 更新日時 2023年12月9日 13:46 JST ブルームバーグ

11月のCPI、20年11月以来最大の落ち込み-豚肉価格下落
11月のPPIは3%低下、1年2カ月連続マイナス
中国の消費者物価は11月に過去3年で最も急ピッチに下落し、生産者コストはマイナス圏でさらに落ち込んだ。


  国家統計局の9日の声明によると、11月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.5%低下。これは2020年11月以来最大の落ち込み。ブルームバーグ集計のエコノミスト予想中央値は0.2%低下だった。

  生産者物価指数(PPI)は前年同月比3%低下。市場予想は2.8%低下だった。1年2カ月連続でデフレ領域に陥っている。

China's Deflation Pressures Worsened | Consumer and producer prices both fell more than expected

  CPIの低下は豚肉価格の落ち込みが一因。豚肉の潤沢な供給と消費低迷が市場の重しとなり、政府は価格下支え策を講じた。豚肉は中国のCPIの中で大きな割合を占める。変動の激しい食品・エネルギー価格を除いたコアCPIは前年同月比0.6%上昇と、前月と同じ結果となった。

  世界の多くの中央銀行がインフレ抑制に注力している状況とは対照的に、中国は今年の大部分にわたり物価下落に見舞われている。ブルームバーグ・エコノミクスの予測では、住宅不況が需要と価格を抑えており、デフレリスクは24年まで続く見通し。

  ピンポイント・アセット・マネジメントの張智威チーフエコノミストは、内需低迷でデフレ圧力が高まっていると述べ、「これは、財政政策の重要性を浮き彫りにしている」と指摘した。

原題:China’s Consumer Price Drop Worsens, Fueling Deflation Fears (1)(抜粋)





(統計の詳細とエコノミストのコメントなどを追加して更新します)
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