青山商事の希望退職、609人が応募=募集を約200人上回る
2/22(月) 18:09配信 東京商工リサーチ
募集を上回る応募人数となった青山商事
紳士服大手の青山商事(株)(TSR企業コード:720045720、福山市、東証1部)は2月22日、12月から募集をしてきた希望退職の応募が609人に達したと発表した。募集は400人程度だったため、計画より約200人多い。
今期(2021年3月期)の特別損失として約40億円を計上する。応募者の退職日は5月31日。 新型コロナウイルス感染拡大によるテレワークの浸透などで通勤着やビジネスウェアの需要が減少し、昨春以降、業績不振に陥っている。 青山商事が2月12日に発表した2021年3月期第3四半期の連結決算(累計)は、売上高が1057億4900万円(前年同期比32.3%減)、営業利益が156億2800万円の赤字(前年同期20億4900万円の赤字)だった。 青山商事は2020年11月、初めて希望退職者の募集を公表。40歳~63歳で勤続5年以上の正社員・無期契約社員を対象にしていた。