コズモと読んでください COSUMO

株式、債券、為替、投資信託を主に

投資の神様ウォーレン・バフェットが株主への年次書簡で述べたこと(海外) 3/1(金) 8:10配信 BUSINESS INSIDER JAPAN

2024-03-02 08:14:25 | 日記
投資の神様ウォーレン・バフェットが株主への年次書簡で述べたこと(海外)
3/1(金) 8:10配信
BUSINESS INSIDER JAPAN


ウォーレン・バフェットは年次書簡でチャーリー・マンガーをバークシャー・ハサウェイの「建築家」だったと称賛した。

また、「人気株」や「宝くじ」を買う株式市場のギャンブラーを批判した。

さらに株の専門家を一蹴し、バークシャー・ハサウェイの巨大さが壁になっていることを認め、AIについても言及した。

著名な投資家でバークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway)社CEOのウォーレン・バフェット(Warren Buffett)は、2024年2月24日に株主へ送った年次書簡で、チャーリー・マンガー(Charlie Munger)に敬意を表し、バークシャーの最大の賭けや不満を感じていることなどについて述べた。

彼は、株式市場のギャンブラーや投機家を批判し、ウォール街の予想屋を否定し、故郷のネブラスカ州オマハへの支持を示しながらAIの流行にも言及した。

バフェットのビジネスパートナーとして、バークシャーの副会長を40年以上務めたマンガーは、2023年11月に99歳で死去した。彼はバークシャーを世界有数の巨大企業へと育て上げ、バフェットのバーゲン・ハンティングを適正価格での企業買収へと進化させるのを手助けした。

「私は長い間、建設現場の責任者を務めてきたが、チャーリーは永遠に建築家として認められるべきだ」 とバフェットは表現し、自身をマンガーのビジョンを実現した 「ゼネコン」 のようなものだと書簡で述べた。

バフェットは2023年の書簡と同様に、20年以上手をつけていないコカ・コーラ(Coca-Cola)とアメリカン・エキスプレス(American Express)の株式を大量に保有していることを、バークシャーの長期投資スタイルの象徴だと強調した。

また、バフェットはここ2年で石油・ガスの探鉱・生産会社であるオクシデンタル・ペトロリアム(Occidental Petroleum)の株式の28%近くを取得しており、同社について、アメリカのエネルギー自給を支え、二酸化炭素回収法を開拓したと称賛した。

さらに、2019年7月から購入している日本の5大商社株の保有比率が約9%に達したことにも言及した。彼は日本の商社の経営陣への報酬の抑制、規律正しい配当支払い、長期的で伝統的な経営スタイルを称賛した。

しかしバフェットは、バークシャーがあまりにも大きく成長したため、他に進むべき方向がほとんどないとあきらめているようだった。

バークシャーの純資産は2023年12月時点で5610億ドル(約84兆円)と、アメリカ企業として最大であり、そのため、成長を実質的に加速させるのに十分な規模の買収を行うことは非常に困難になったとバフェットは説明した。

「バークシャーを本当に変化させられる企業は、この国にはほんの一握りしか残っておらず、それも我々や他の企業にどんどん買収されている」とバフェットは述べ、アメリカ以外に目を向けても、そのような企業は事実上存在しないと付け加えた。

「要するに、目を見張るような業績を上げる可能性はない」

バフェットは投機家のことを批判しており、株式トレーダーは自身が学生だった頃よりも「精神的に安定しているわけでも、よく教育されているわけでもない」と指摘した。また、株取引アプリの普及により、日々の売買がかつてないほど簡単になったとも述べた。

「今の市場は、私が若い頃よりもはるかにカジノのような動きを見せている。今では多くの家にカジノがあり、毎日のように住人を誘惑している」

Theron Mohamed

最新の画像もっと見る