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東証大引け 日経平均3日続落、3万1000円下回る 金利上昇など警戒 国内株概況 2023年10月23日 15:42

2023-10-23 17:43:53 | 日記
東証大引け 日経平均3日続落、3万1000円下回る 金利上昇など警戒
国内株概況
2023年10月23日 15:42

23日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、前週末比259円81銭(0.83%)安の3万0999円55銭で終えた。終値で心理的節目の3万1000円を下回るのは10月6日以来。前週末の米株式相場の下落に加え、日銀が金融政策を再修正するとの思惑が重荷となった。午後には日米の長期金利上昇を背景に売りが膨らみ、一段安となった。

朝方から幅広い銘柄で売りが優勢となった。前週末の米主要株価指数が軒並み下落し、東京市場に売りが波及。米連邦準備理事会(FRB)の高官が金融引き締めの長期化を支持する姿勢を示したことが相場の重荷になった。

午後に入ると、日米の長期金利上昇を受けて日経平均は下げ幅を拡大した。22日付の日本経済新聞朝刊が「日銀で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール=YCC)の再修正論が浮上してきた」と報じたのも、国内金利の上昇を促した。日経平均は節目の3万1000円付近では押し目買いなどで下げ渋る場面もあったが、大引けにかけて再び売りが優勢となった。

東証株価指数(TOPIX)は3日続落し、16.84ポイント(0.75%)安の2238.81で終えた。JPXプライム150指数は4日続落し、7.18ポイント(0.73%)安の977.46だった。

東証プライムの売買代金は概算で2兆8792億円と、8月29日以来およそ2カ月ぶりに3兆円を下回った。売買高は11億6406万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1357と、全体の約8割を占めた。値上がりは265銘柄、変わらずは37銘柄だった。

大平金や京成は下落した。ENEOSやメルカリも売られた。半面、第一三共やアステラスなど医薬品株の一角に上昇が目立った。資生堂も買われた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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