米政府閉鎖を回避へ-上院が24年度予算案の一部可決、議会を通過
Erik Wasson
2024年3月9日 17:09 JSTブルームバーグ
農務や内務、商務、司法、運輸、住宅都市、エネルギー省の予算可決
国防総省など残りの政府機関が23日に閉鎖される危険が残る
米上院は8日、2024年会計年度(23年10月-24年9月)予算案の一部(総額4600億ドル=約68兆円)を賛成75、反対22の賛成多数で可決した。下院を既に通過しており、バイデン大統領の署名で成立する。
現在のつなぎ予算の一部が8日に期限を迎えるため、9日に政府機関が一部閉鎖される恐れがあったが、ぎりぎりのタイミングで閉鎖を回避する予算が成立する見通しだ。
上下両院では、農務、内務、商務、司法、運輸、住宅都市開発、エネルギー、退役軍人省と食品医薬品局(FDA)、環境保護局(EPA)、航空宇宙局(NASA)の予算を盛り込んだ歳出法案が可決された。
残りの歳出法案が22日までに可決・成立しなければ、国防総省などの政府機関が23日に閉鎖される危険が残る。
Senators Hold News Conference Following Weekly Policy Luncheons
民主党のシューマー上院院内総務
Photographer: Tierney L. Cross/Bloomberg
原題:Congress Passes $460 Billion Funding Deal, Avoiding Shutdown(抜粋)
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