1分で読める海外市場(12日)米長期金利再び上昇、NYダウは反落
Market Morning Briefing
2023年10月13日 7:04
株式
米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比173ドル73セント(0.51%)安い3万3631ドル14セントで終えた。朝発表の9月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比の上昇率が、市場予想を上回った。米長期金利が再び上昇し、株式の相対的な割高感を意識した売りが出た。
債券
ニューヨーク債券市場で長期債相場は3営業日ぶりに反落した。長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日比0.15%高い(価格は安い)4.70%で終えた。12日発表の9月の米CPIで、市場予想を上回る物価上昇が確認された。米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げの観測が再燃し、債券を売る動きが広がった。
為替
ニューヨーク外国為替市場で円相場は1ドル=149円80銭前後で推移した。米長期金利の上昇に伴う日米金利差の拡大を背景に、円売り・ドル買いの動きが出た。
商品
米原油相場は米国の需給が注目された。12日に米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の米石油在庫統計で、原油在庫が市場予想以上に拡大した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物は1バレル82ドル台に下がる場面もあった。
ワンポイント
12日発表の米CPIで、根強い物価上昇圧力が浮き彫りになりました。下落基調だった米長期金利も上昇に転じ、この日の株安につながりました。米国の追加利上げの見通しを巡り、米金融当局幹部の発言や経済指標で、相場の振れ幅が大きくなる展開が予想されます。
【関連記事】
・NYダウ反落173ドル安 長期金利上昇、利益確定売りも
・NY債券、長期債反落 10年債利回りは4.70% 予想上回るCPIで売り優勢
・NY円、続落 1ドル=149円75~85銭 米CPI受け日米金利差の拡大で
・NY商品、原油が3日続落 原油在庫が増加、金は反落
Market Morning Briefing
2023年10月13日 7:04
株式
米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比173ドル73セント(0.51%)安い3万3631ドル14セントで終えた。朝発表の9月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比の上昇率が、市場予想を上回った。米長期金利が再び上昇し、株式の相対的な割高感を意識した売りが出た。
債券
ニューヨーク債券市場で長期債相場は3営業日ぶりに反落した。長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日比0.15%高い(価格は安い)4.70%で終えた。12日発表の9月の米CPIで、市場予想を上回る物価上昇が確認された。米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げの観測が再燃し、債券を売る動きが広がった。
為替
ニューヨーク外国為替市場で円相場は1ドル=149円80銭前後で推移した。米長期金利の上昇に伴う日米金利差の拡大を背景に、円売り・ドル買いの動きが出た。
商品
米原油相場は米国の需給が注目された。12日に米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の米石油在庫統計で、原油在庫が市場予想以上に拡大した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物は1バレル82ドル台に下がる場面もあった。
ワンポイント
12日発表の米CPIで、根強い物価上昇圧力が浮き彫りになりました。下落基調だった米長期金利も上昇に転じ、この日の株安につながりました。米国の追加利上げの見通しを巡り、米金融当局幹部の発言や経済指標で、相場の振れ幅が大きくなる展開が予想されます。
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