東証大引け 日経平均、6日ぶり小反落 利益確定売り 一時は4万1100円まで上昇
国内株概況
2024年7月5日 15:25
5日の東京株式市場で日経平均株価は小幅ながら6営業日ぶりに反落し、終値は前日比1円28銭(0.00%)安の4万0912円37銭だった。このところ急ピッチで株価水準を切り上げていたとあって、当面の利益を確定する目的の売りが目立った。外国為替市場で円相場が円高・ドル安方向に振れているのも重荷だった。朝方は前日の欧州株高を受けた買いが優勢で、一時は4万1100円と取引時間中としての史上最高値を付けた。
日経平均は6月下旬から騰勢を強め、4日には日経平均と東証株価指数(TOPIX)がそろって終値で史上最高値をつけた。短期的な過熱感や目先の達成感が意識され、このところ堅調だった東京海上やSOMPOといった金融株の一角などに売りが出た。日本時間今晩には6月の米雇用統計の発表を控え、午後は投資家の様子見姿勢も強まった。
投資家心理は引き続き強気に傾いており、下値は限られた。市場では「日経平均が史上最高値を更新し、日本株を買い遅れることへの恐怖心が広がっているようだ。きょうはあくまでも強気相場における利益確定の局面だろう」(国内証券トレーダー)との声も聞かれた。
TOPIXは6営業日ぶりに反落した。終値は14.29ポイント(0.49%)安の2884.18だった。JPXプライム150指数も6営業日ぶりに反落し、0.70ポイント(0.05%)安の1273.01で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆288億円、売買高は16億3561万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1314。値上がりは303、横ばいは28だった。
アドテストが安い。トヨタやホンダ、SUBARUが下落した。川崎汽や商船三井、郵船など海運株も売られた。一方、東エレクやスクリンが高い。ファストリや三越伊勢丹が上昇した。リクルートやエーザイが買われた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
国内株概況
2024年7月5日 15:25
5日の東京株式市場で日経平均株価は小幅ながら6営業日ぶりに反落し、終値は前日比1円28銭(0.00%)安の4万0912円37銭だった。このところ急ピッチで株価水準を切り上げていたとあって、当面の利益を確定する目的の売りが目立った。外国為替市場で円相場が円高・ドル安方向に振れているのも重荷だった。朝方は前日の欧州株高を受けた買いが優勢で、一時は4万1100円と取引時間中としての史上最高値を付けた。
日経平均は6月下旬から騰勢を強め、4日には日経平均と東証株価指数(TOPIX)がそろって終値で史上最高値をつけた。短期的な過熱感や目先の達成感が意識され、このところ堅調だった東京海上やSOMPOといった金融株の一角などに売りが出た。日本時間今晩には6月の米雇用統計の発表を控え、午後は投資家の様子見姿勢も強まった。
投資家心理は引き続き強気に傾いており、下値は限られた。市場では「日経平均が史上最高値を更新し、日本株を買い遅れることへの恐怖心が広がっているようだ。きょうはあくまでも強気相場における利益確定の局面だろう」(国内証券トレーダー)との声も聞かれた。
TOPIXは6営業日ぶりに反落した。終値は14.29ポイント(0.49%)安の2884.18だった。JPXプライム150指数も6営業日ぶりに反落し、0.70ポイント(0.05%)安の1273.01で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆288億円、売買高は16億3561万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1314。値上がりは303、横ばいは28だった。
アドテストが安い。トヨタやホンダ、SUBARUが下落した。川崎汽や商船三井、郵船など海運株も売られた。一方、東エレクやスクリンが高い。ファストリや三越伊勢丹が上昇した。リクルートやエーザイが買われた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕