今くるよさんが死去 女性漫才師のパイオニア
関西2024年5月28日 18:23 (2024年5月28日 19:02更新)
今くるよさん
お笑いコンビ「今いくよ・くるよ」として長年テレビや舞台で活躍した漫才師の今くるよ(いま・くるよ、本名=酒井スエ子=さかい・すえこ)さんが5月27日、膵がんのため大阪市の病院で死去した。76歳だった。
告別式は5月31日午後1時から大阪市北区天神橋4の6の42の公益社天神橋会館。
1970年に今喜多代さんに入門。高校の同級生で、共にソフトボール部員だった今いくよさん(2015年に胃がんで死去)とコンビを結成し、73年に初舞台を踏んだ。女性漫才師のパイオニアとしてテレビや舞台などで活躍した。
細身のいくよさんと対照的なくるよさんが、互いの容姿やファッションをネタに繰り広げる話芸で人気を博した。くるよさんは両手を顔の前で交互に前後させる「どやさ」というギャグや、手で自分のおなかをポンとたたく芸などで親しまれた。
84年「上方漫才大賞」大賞を受賞。22年になんばグランド花月で開かれた吉本興業創業110周年特別公演「伝説の一日」に出演したのが最後の舞台となった。〔共同〕
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