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東証前引け 反落、コロナ再拡大 景気下押し懸念 2020/11/13 11:55

2020-11-13 12:10:19 | 日記
東証前引け 反落、コロナ再拡大 景気下押し懸念
2020/11/13 11:55

13日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落した。前日比274円96銭(1.08%)安の2万5245円92銭で終えた。世界的な新型コロナウイルスの感染拡大で経済活動が再び厳しく制限され、景気回復が鈍化するとの懸念が広がった。前日までの8営業日で日経平均は2500円超上げており、高値警戒から利益を確定するための売りも出やすかった。

12日の米国株式市場で景気敏感株を中心に売りが優勢になった流れが続き、陸運や空運、ゴムや不動産など景気に左右されやすい業種の下げが目立った。

東証1部の値下がり銘柄数は1904と約9割に上った。ここ数日の上げが急ピッチだったほか、週末とあって買い持ち高を調整する動きも出た。大和証券の細井秀司シニアストラテジストは「業績が上向きな企業が少なくないため、日経平均がこの水準から一段と下がる余地は大きくないだろう」とみていた。

JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落した。

前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3971億円、売買高は6億7298万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は230だった。

住友不、三井不、菱地所や東急不HDなど不動産の下落が目立った。ANAHDやJR東海、JR西日本、JR東日本も安かった。一方、日産自は逆行高。ファストリやエムスリー、エプソンが買われた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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