昨日の海中の写真を見てワカメがほとんど無いこと、ヒジキが異常に少ないこと、

以前は海岸に打ち寄せられて30cmほどの厚さでが幅5m長さ20mほどアオサが全くない状態・・・・・を鑑みてウニの異常繁殖(発生)としてみると納得ができます。
指宿港の港湾工事が始まって、ウニ業者がウニを獲らなくなったことに原因があるように感じます。(工事期間中の保障金問題とかいろいろ絡んでいるのでしょうけれども)
一般の人は、紫ウニの捕獲は禁止の状態です。このままの状態で、ウニが繁殖を続けると、藻からの植物性プランクトンが育たず、それを餌とする動物性プランクトンが激減し、魚の稚魚は餌が無くなり、おまけに隠れ場所もない状態で育たないので、確実に魚は減ります。最終的にウニも育たなくなります。
今年は、ウニの捕獲を一般に開放してでもウニを減らした方がいいと思えてならない。今ならまだ間に合うような気がします。
ウニの捕獲のタイミングは、4月の20日過ぎが良いです。大きめの(テニスボール程度)のウニなら、5個もあればうに丼のご飯が完全に隠れます。藻がたくさんあるところのウニは最高に美味しいです。今年のウニの味は補償いたしかねます。