Rufus Without Chaka Khan (#557)

2010年01月30日 | FUNK
最近の80's物の復刻ブームは凄い!かなりレアな物までCD化されている。逆にメジャー物で復刻になってない物も結構ある。

世にCDが出現したのが1982年頃、ちょうどMichael Jacksonの【Thriller】が発売になった年だ。しかしCDが主流になったのはいつ頃だろう?ちなみに私がCDプレーヤーを購入したのは'88年の事、多分'89年ぐらいまで両方を買い続けていたようだ。90'sに入ってからはほとんどLPを買う事は無かった。

さてさて、本題です。

今回の話題はちょうど一年前に復刻になったアルバム【Rufus/Party 'Til You Broke】である。'78年にChakaがソロデビューして、Rufus本隊も独自の活動をするようになった。第一弾が'78年のNumbersで、この『Party 'Til...』は第二弾であった。復刻後すぐ買うつもりでいたが、LPを持っていたのでちょっと購入が遅れた。こう言う盤は再プレスする可能性が低いので、あるうちに買っておかなくちゃね(笑)!

Party 'til You're Broke



このアルバムの一曲目『Tonight We Love』は学生時代にカバーした懐かしい曲。この曲を含め3曲にあのチョッパーベースで一世を風靡したLouis Johnsonが参加している。Bobby Watsonと言う名手がいるにも関わらずなぜ?とも思うだろう。Bobby自身このあたりの時期からプロデューサーとしても活躍しており、その度にLouisを使っていた。プロデュースされたRene & Angelaもコーラスで参加している。Angelaは『We Got The Love』を提供している。この曲はBobby、Angela、Reneのプロデュースで制作された【Plush】の唯一のアルバムにも収録されています。このPlushの女性リードにはQuincyの秘蔵っ子とも呼ばれMichaelJacksonとの『Man In The Millor』での共演でも知られ、最近では一時Brand New Heaviesにも参加した【Siedah Garrett】が参加していた。

そう言えばこのPlushはミュージシャンのクレジットが無く、未だ謎のグループと言われているが、今回のRufusの復刻盤には肝心のゲスト参加ミュージシャンのクレジットが全く無い。中に入っているサブジャケに載っているのだが、そこまで復刻してないのは誠に残念だ。おまけに解説でも全くLouisが参加していることに触れていない。いったいどういう事か?

これがサブジャケの表だ、裏にはクレジットがある。



Tonight We Love





【Numbers】から参加し、Quincyとの仕事で一躍名前を売ったJohn RobinsonのDrs.から始まる。この人の特徴は2,4のスネアが毎回全くブレずに安定している事だ。これはマジで気持ちいい。Louisのチョッパー(当時はそう言った)はマジでかっちょいい!この頃は本当に絶好調の頃だ。途中はBass Soloまである(笑)。もちろんTony MaidenのVocalもそれほど上手くないがなんかいいんだよな。彼Guitarのセンスも大好きです。

Street Playerから参加した元MaduraのDavid"Hawk"Wolinskiの加入も大きい。作曲能力が高く、この新生Rufusでも第二のリードボーカルとしても活躍している。正直歌は上手くは無いが...


一昨年Chaka Khanの来日にTonyが同行すると言うので、\16,800と高額ながらも行ってきた。Tonyがあまりフューチャーされていなかったのは残念だが、Rufus時代の曲を多めにやってくれたのはうれしかったね。Tonyは先日Rufus Featuring Sly Stoneと言うことで来日していたが、これは諸事情で行くことはできなかった。最近毎年来てるね(笑)。


今年はどんなアルバムが復刻されるかなあ?






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