Play That Funky Music/Wild Cherry(#231)

2007年06月24日 | FUNK
Play That Funky Music/Wild Cherry(1976年シリーズ)





一発屋と言われる中でも、歴史に残るDance Classicの名曲として未だ人気がある曲である。

とにかくこの曲はかっちょいい!
R&Bチャートのみならず全米で#1を記録、私は当時シングル、アルバム両方購入しました。ました。イントロのかっちょいいGuitarに絡んで切れ込むVo.の『Hey~, Do it Right now』と言う声がたまらないのである!ここで勝負は決まったようなもの。相撲で言えば土俵際まで一気に持って行く電車道、総合格闘技ならば秒殺と言ったところだ。最小限しか入ってこないHornsもまた絶妙である。

また1stアルバムのジャケを使用したチェリーを加える『くちびる』の画像が妙にエロスを醸し出す。

さらにメンバーは何と全員白人で、リーダーのRobert Parrisiは『ゴージャス松野』似のイタリア系アメリカ人である。彼はバンドのリードボーカルでリードギター、作詞曲も彼だから完全なるワンマンバンドである。彼のGuitarはセンスが良く、この曲のソロは特にかっちょいい!このシングルのB面『The Lady Want Your Money』のソロもBlues Feelingたっぷりでまたかっちょいい!ワウペダル半開きがまたエキサイティングなのだ。

『Wild Cherry/1st Album』

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さて実はこの曲、シングル(EP)とアルバム(LP)では曲の長さが全く違う。LPは三番まであるが、EPはLPで言う二番が無く、一番が終わるとすぐGuitarソロである。LPは最後にコードAに上がるが、EPはその前にフェイドアウトしている。

確か二枚目のシングルである『Baby Don't You Know』も同様に二番がカットされている。何でもいいが、Isleysの『Who Loves You Better?』同様ベストアルバムから外されている。なぜなんだろう?よってこの曲はアナログ盤でしか聞くこと
が出来ないのである。

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1stアルバムは復刻しているので是非聞いて欲しいところ。ほとんどKeyb.レスのリズムセクションのみの演奏なため、スカスカなサウンドではあるが、オーケストラを導入したPhillyサウンドやVan McCoyが全盛の時代にあのシンプルな音は非常に新鮮
であったのだ。正直2nd以降のアルバムは売れ線を狙ったのか、妙にポップであったり、迷いが感じられる。そりゃ1stがあれだけ売れてしまえば次の作品制作にプレッシャーがかかるのは当然だが...
押しつぶされたのであろう。


次回の1976年シリーズはJohnnie Taylorに行っちゃいますよ~。


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4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Play That Funky Music … (ocean)
2007-06-24 09:44:22
インパクト大でした。やられてしまいました!
今流行の(?)エロ可愛い … ではなく、エロ格好いいっ!
ちなみに、ダンス☆マンによる「Play That Funky Music」のカヴァー「よくある名字「斉藤」」には大笑いしながら、凄く良くできているな~と感心しまくりでした♪
http://www.avexnet.or.jp/avexdb/danceman/disco.htm
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oceanさん (hidekichi)
2007-06-25 08:57:29
そうなんだよね~、イントロからやられちゃうんだよね。曲頭から最後まで全部かっちょいい!



こんな曲がデビュー曲だった事は歴史に名前を残したが、バンドの寿命を極端に縮めてしまった。って言うかこれ以上を求めるのはあまりにも酷であったのでしょうね。



ダンスマンの歌詞は笑っちゃいますね。
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Unknown (sole)
2007-06-25 21:53:48
何歳になっても・・イントロ聞くと、カラダが反応して立ち上がって、手を上げてお尻フリフリしちゃいます~~。かっこいいよね!!
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soleさん (hidekichi)
2007-06-26 01:47:26
そりゃ腰が動いちゃうよなあ?

この時は『Chocolate Shake』ってステップが流行ってたはず...

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