辞書も、戯言

ザレゴトディクショナルも、買ってました。





クロニクルよりも、こっちの方がいいですね！　１０８０円で買えて、開いてみれば文字がびっしり！　ホント、読み応えがあります。

ネットの書評（Ａｍａｚｏｎのレビューだったかな？）を読むと、「詳細不明」で片付けられてるところが多い」というようなことが書いてあったりします。うん、たしかに多い、「詳細不明」。でもまぁそれは、本編において名前しか登場してない人だったり、玖渚友の二つ名だったり、クビシメロマンチストのダイイングメッセージだったり。まぁ最後のは重要だけど、別に省いても差し障りないのも多いわけです。だから、どうせ詳しくないんでしょ、と買うのをためらうのは賢くないかも。

それに、そのほかの中身は充実の限り。「カラオケ屋」「タイトル」「×××××」「みたいなっ」とか、「三つ編み」「八つ橋」「ライトノベル」なんて項もあったりして。正直、こんな単語どこに出てたっけ？　と考えるようなのもしばしばありましたよ。さすが辞書。

あと、コレを読む前に、もう１回シリーズ全部読み返すことをオススメします。なんだかんだで、ネコソギ三部作が完結してから時間がたってますし、僕みたいな熱心じゃない読者の方は、多分、つーかかなりの確率で、登場人物の名前とか割と忘れてる・・・ハズ。僕も自分でもびっくりするくらい忘れてましたね。「佐々沙咲」って項目があって、「・・・・・えっと、誰だっけ？」とか全然思い出せなくて、中身を読んで「あー、あの人！」と思い出す、みたいな。妙な新鮮さを味わいたくない人は、コレを機会にもう一度一から読み直すのも乙かもしれませんよ。

あと、巻末の４コマは激しく微妙でした。ええ、それだけ。

なんにせよ、クロニクルよりはこっちの方をオススメします。崩子ちゃんは誘い受け。