日向の夢

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今日の映画鑑賞 21本目

2008年08月21日 23時31分50秒 | 映画
■今日の雑記■

今さらも今さらなんですが、先週はコミケがあったんですよね。
あと何分で伊福部さんが話してたり、e-SCAPEGOATさん静かな猟奇世界さんなんかでコミケのことが書かれていて、過去3回のコミケ参加をちょっと思い出しました。

今年は、手荷物検査がどうの、エレベーター使用禁止がどうのと色々あったらしいですね。直接関係無いのでまともにニュースも読んでいないのですが、伊福部さんの話を聞いていると随分と大変だったことがわかります。うん、やっぱり行かなくて正解だったかな。

でも、Mixiで静かな猟奇世界のショウさんが書いてたコミケの話なんかを読むと、おもしろそうだなーとも感じてしまいます。コミケがどうのこうのっていうよりも、コミケに集まった人たちと遊ぶのが楽しそう、ってことなんですけどね。僕にも、一緒の所に泊まって一緒にコミケに行って、帰りも一緒にお酒飲んだりする――そういう人たちがいれば、もっと本気になってコミケに行くのかもしれません。

そういう仲間内を(まったくいないわけではないけど)上手いこと作れなかったってのは、大学生活の一つの心残りになるかもしれませんね。


同人誌? そんなものは通販で買えばいいんですよ(笑)
というか、3日後には秋葉原に行くのでその時にでも。地霊伝あるといいんだけどなぁ~。


■今日の映画鑑賞■

暗いところで待ち合わせ

ジェネオン エンタテインメント

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今日の映画は『暗いところで待ち合わせ』でした。

原作は乙一さん。以前この人の本を読んだときに、不思議な感覚の文章を書く人だな、と思った記憶があります。この作品は読んだことがありませんが、見終わってふと、奇妙な状況に置かれた二人の人間を描いた別の物語を思い出しました。なんだっけ、壁に空いた穴を通して手を掴んだ人間と掴まれた人間の話があったような・・・。

ま、とにかくそんな不思議な空気感が映画として表現されているのかなーと思い見てみることにした作品です。

主人公は2人、父を失い一人ぼっちで暮らすことになった全盲の女性と、駅のホームでの転落事故の重要参考人として警察に追われている青年です。

青年は警察から逃れるために女性の家に忍び込み、居間の片隅に息を潜めて座っている。女性は初めまったく気づかないで生活を続けるのですが、数日が経つころには奇妙な違和感を感じ始めます。


Amazon先生のほうのコメントにもありましたが、ラスト付近の展開はかなりサスペンスっぽいです。線が繋がる感じがして、予想していなかったおもしろさがありました。
もちろん、盲目の女性と追われている男性の奇妙な同居、その空気も十分に味わえたと思います。主演の女優の人が良い演技をされてましたね。

青年のほうは中国の人なのですかね。こちらも良かったと思います。とくに、忍び込んで最初に冷蔵庫を開けるとき、喉が渇いていたのか牛乳パックを手に取り口に運ぶんですが、すんでのところで止めてコップに注ぎ直すんです。これはもちろん、勝手に間接キスさせてしまうことを躊躇ってのことだと思うんですが、このときの演技がとても印象に残りました。

泣ける・・・というのは無さそうですが、不思議に暖かい良い映画でした。

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