芋虫がテトラゴナにとりついていた。
1週間位前に、ふと見たらテトラゴナの周辺に大きな糞がちらばり、葉っぱが食い荒らされていた。
正体不明の害虫が現れた、ということですぐ農薬をスプレー塗布し、その後様子を見ていたが害虫を見つけることはできないまま再度農薬を塗布していた。
正体の分からない害虫ということで、どう対策すればいいのか分からず、退治できたのかも分からずちょっと憂鬱になっていたのだが、今日テトラゴナを見たら、なんと、芋虫が食いついていた。
擬態していたので分からなかったのだ。
ピンセットでつまむと激しく身をよじったが、テトラゴナには最初に見たときから食害は進んでいない。
おそらく、私がめくらめっぽう農薬をスプレーしたときに、ダメージを受けて死にかけていたのではないかと思われる。
ピンセットでつままれて最後のあがき、を見せたのではないだろうか。
紙に包んで押しつぶして殺した。
多肉植物を守れた満足感と、懸命に生きてる虫を殺してしまって悪いことしたな、というちょっとした罪悪感が残った。