那須太社 錦輔 の日記

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燃えよ剣 映画

2022-08-03 23:33:00 | 映画

amazonプライムで無料だったので鑑賞。

傑作だと思う。
配役がいい。
これは芸能に疎いのでよくわからないが、沖田、芹沢、とか俳優が良い。山崎も良い。もちろん土方役の岡田准一も良い。
ロケーションも良い。
ロケしたところ探して回りたい。
あと、時代物の映画を観ていて、つまんねえな、と白ける要素が極力はぶかれている。
殺陣は下らない演技してないし、刀がぶつかったら火花散ってるし、刀身に血がべっとりついているし。
土方が、近藤に、俺が隊規を破ったらどうする?問われて、切腹だ、ただしそのあと俺も腹を切るがね、っていうシーンも良かった。
近藤が戦意を失って土方を振り切って官軍に投降するシーンも良かった。
近藤はそれまで土方くん、と呼んでいたのに、トシ、と呼び方を変えて袖を掴んで引き止めようとする土方の手を外させる。
でも、確か近藤が大久保大和と名乗って投降したのは流山の江戸川沿いだから平坦な土地のはずが、映像が高地・山地だったので最初は甲府の場面かと思った。
あと、フランス軍のブリュネ氏も描かれているのも良かった。
また、松平容保が士道に殉じた人物として扱われているのも良かった。もう少し豪胆に描かれていればなお良かった。
帰省した際に、京都守護職が置かれた吉田山に登った時、ここは会津人の聖地です、って札が掲げてあるのを見て感動したことがある。
司馬遼太郎の原作にかなり忠実なのだが、土方が過去を振り返りながら筋を進める、という点も工夫があって良かった。
ラストシーンは原作だと具体的なイメージが掴めなかったが、うまくイメージ化してあって、ああそういう風に土方は乗り込んで行ったんだ、とイメージが掴めた。
なぜかわからないが、酷評している方もネット散見したが、傑作だと思う。
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ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(彼らは生きていた)

2021-09-26 16:36:50 | 映画

ロード・オブ・ザ・リングスのピーター・ジャクソン監督が第一次世界大戦の模様を撮ったモノクロフィルムに着色編集した作品。

amazonプライムで視聴。

以前「彼らは生きていた」という題名で劇場公開されていたのではないかと思うが、今はこういう英語のタイトルになっていた。

前評判が高かったが、それほどとも思えなかった。

イギリス軍兵士、それも一兵卒クラスの視点での回想が当時の映像にかぶせられて延々と続く。

塹壕戦の悲惨さ、とか現場の情景、については戦争映画で観てきたものと変わらないし、驚かされるようなものはなかった。

塹壕足が凍傷によるものとは知らなかった。足指が真っ黒になった写真はグロテスクだった。

NHKなんかのドキュメンタリーで第一次世界大戦のドキュメンタリー動画は見たことがあるが、やはりカラーだとリアルさは段違い。

しかし、かなり淡々としていてずっと元兵士の昔話みたいな感じでナレーションが続き飽きる。

イギリスは第二次世界大戦よりも多くの兵士をこの戦いで失った。恐ろしい記憶だったのだろうと思うが、元兵士たちの回想は割とのんびりした感じだ。

16歳とか、15歳とかで歳をごまかして兵士になった、という話がたくさんでていて、これは驚いた。

あと、街中で女性に、なぜ兵隊にならないのか、臆病な人だ、と詰られたりもしたらしい。

皆熱に浮かされていたのだろうか?

自国に攻め入られたわけでもないのに、なぜ15、6歳の少年たちまでが兵隊になりたがったのか?

 

あと、この戦争では英軍士官の死傷率が非常に高く、それは士官になる上流階級の若者たちに、選ばれた者の義務、ノブレスオブリージュ、という意識があって、危険を顧みず率先垂範して戦闘に臨んだためだと言われるが、この映画ではそういった上流階級出身の士官達の回想は描かれなかったので、そこは物足りない。

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ザ・シューター(極大射程)

2021-08-22 23:58:09 | 映画

ニック・メンフィスがヒスパニック俳優なのだが、これは納得できない。

生真面目な性分からうまく立ち回る事ができず、才能はあるのに損ばかりして、結果的にエリート街道から落ちこぼれている。しかし同僚女性たちにABニック(ALL Business=仕事ばかりで粉をかけても反応しない固物)等と陰であだ名されていて、本人の知らないところでは案外モテている。

魅力的この上ない彼のキャラは、白人エリートでなければなりたたないと思う。

アメリカの平等主義でいろんな人種に配役しなければならない、という事情があったのではないかと思うが、これはもったいない。

この配役のために、映画ではメンフィスがただのドン臭い雑魚みたいなキャラになっている。

 

まあ原作でもニック・メンフィスのキャラは確立しておらず、有能であったりドン臭かったり、色々な矛盾があり、ご都合主義的に場面場面で変わっていくのだが。

 

映画ではジャック・ペイン役のイライアス・コティーズが存在感があってよかった。

ギリシャ系らしいがロバート・デ・ニーロに似た風貌でいやらしい敵役が良く似合っていた。

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ステップフォード・ワイフ

2021-06-13 13:13:28 | 映画

ニコール・キッドマン、クリストファー・ウォーケン等々、有名俳優が出ているので相当な出演料を払って作ったのではないかと思うが、くだらないにもほどがある。

かなりの駄作。

あと、ニコール・キッドマンって美人と言われているようだが、ちょっと癖がある顔だ。顔のパーツが真ん中に集まり過ぎてる。エラも張り過ぎ。

最初の方でちょっとしか出てないが、ニコール・キッドマンに馘を言い渡す上司役の年配の女優さんが凄い綺麗だったが名前が分からない。

この女優さんの若いころの出演作も観てみたい。

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グリーン・インフェルノ イーライ・ロス監督

2021-06-03 10:02:57 | 映画

意識高い系の頭でっかちの若者たちを徹底的にコケにしていて面白かった。

俳優も結構美男美女が多かった。

アリエル・レヴィという男性俳優がKIファイターのバダ・ハリに似ていて体格も良くインパクトがあった。

マグダ・アヴァノヴィッチという女優も美人だった。

おしむらくは、原住民の言葉がすべてざわめきレベルで聞き取れなかったこと。

宮崎駿の「バルス!」(=崩落)みたいな、ハッキリ「音」の聞き取れるセリフで意味のある「単語」として原住民の言葉を聞かせたら、さらに怪作として人気が出たのではないだろうか。

※ラストの落ちは見逃しやすいと思う。

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