井上しんごブログ

北九州市議の井上真吾です。何かあったらいつでもどうぞ、私の携帯電話は070-5690-1423です。😄

中央区商店街に、子ども食堂「もがるか」に続いて、子ども達の新たな居場所を。放課後等デイ・仮称「みらい」開設に向け、市役所に相談にいきました。

2016年11月24日 | 日記

11月24日、NPO法人ワーカーズコープの八幡東区での初の事業所(放課後等デイ)開設に向け、市役所障害支援課の担当の方に、手続きの仕方や、課題などについて、話を聞いてきました。

場所は、八幡東区中央区商店街の中の一角で、フードバンクや、コミュニティスペース「くるくる」、子ども食堂がある近くです。他の団体との連携も可能で、様々な専門性をもった方たちの見守りの中で、障がいがある子ども達の新たな居場所になると期待しています。

写真は放課後等デイの予定地の一つである、もがるか2階の児童室。


北九州市民の会第七回市民講座で全教北九州の先生の、教育行政の話を聞きに行きました。高瀬県議の校長アンケートの報告も良かったです。

2016年11月24日 | 日記

先生からは、国の行う全国一律の学力テストの点数を上げるために、行われるテスト対策が果たして、子ども達の学力の向上につながっているのか疑問だと指摘があり、その対策のために、子ども達の負担もおろか、学校が疲弊しているとの報告がありました。テスト対策で時間を取られるより、子ども達がしっかり学べるような教育が必要だと話してくれました。

また、日本共産党の高瀬県議からは、小学校のテストは全国で一括して、ベネッセに委託しており、10年間で367億円もの委託料を払っているとのことで、一方、県内すべての、小中学校に出したアンケートの回答では、現場で教員が不足していて、その増員が強く求められている実態を報告してくれました。

保護者からの意見としては、長時間の部活動と、その後の塾、遅く帰って、朝早く学校に行く、超多忙な中で、落ち着いて課が得る時間もなく、子どもも親も、追い立てられている。そんな状況で、将来のよりよい日本を作っていける主権者になれるのかとの、意見が出されました。

会場からは、東区から市議選に立候補される藤元さんが保護者の立場で、学力テストで7か月前のテストの結果が今頃帰ってきて、果たして、どう対策をとっていいかわからないとの意見がありました。

私は、長時間の部活や、超多忙な学校生活で、根性はつくが、自由な時間が奪われることで、失うものがあるのではと思いました。思春期はただ根性だけを身につけるだけの時期ではないからです。

もしこれが、将来、長時間労働でも文句を言わず、ブラック企業でも耐え忍び、受けらの命令は絶対服従するための伏線であったら、もし仮に、こういうことを狙って、中学生を追い立てていたら恐ろしいなと思いました。

当然、財界からの要請があってるのは事実ですが、塾に行かないと心配と思っているのは、親であり、子ども達でもあるからです。社会全体が何かに追い立てられている気がします。もっと余裕が必要だとかいうと、あのゆとり世代バッシングのようになるのかもしれません。

しかしこれは、政治の問題なのか、経済の問題なのか、社会の問題なのか、はたまた日本の習慣や風土にその根っこがあるのか、いろいろ考えました。戦後、日本は組織の力で企業も労働運動も急成長を遂げました。しかし、近年、シールズに代表されるように、組織を持たず、緩やかなネットワークで助けあるスタイルもあります。

また、多くの若者たちで、組織ではなく、自由な発想で、面白いことをする流れがありあす。生き方や、経済の在り方が多様化しているのを感じます。ですから、今のガンバリズム精神だけでは、社会のニーズに十分こたえていけない時期に来ているのではないかと考えています。

私は地域で空手を教えていますが、先生は私に、子ども達に空手を教えるときは、空手を教えて型にはめてはいけないと言われまいた。鬼ごっこや、相撲したり、じゃれいあい遊びをして、遊びなさいと教わったのです。強くなりたかったら、空手をせずに遊べと師匠は教えてくれました。

あと、一日まとめて何時間も意味はない。休憩時間の合間に、一日5分、10分と毎日続けることが大事だと教わりました。ある意味深い極意でもあります。つまり生活に根差すこと。空手が特別であってはいけないということです。

政治が特別であってならず、身近でなければならないように。スポーツもそうだと思います。私は息子の部活で一日3時間以上して、果たしてうまくなるのだろうかと疑問を持っています。

この前、息子とバスケットの練習の仕方について、話しましたが、結局は空手のやり方と通じるものがあります。息子はよくバスケで体を壊して、ここが痛い、あっちが痛いと言っていますが、その動きを見て、無駄な動きが多すぎることが分かりました。

シュートするときも、どたばたとうるさいのです。私は、指先にまで神経を入れて、無駄な動きを排除し、移動も滑らかに、静かにすることをアドバイスしました。また動きが派手になっている反面、その手足の動きに、意味のないものがたくさんありました。

こういう練習を何時間しても、けがをするだけです。もっと科学的な練習方法を考えて、子どもたち自身が楽しいと思え、うまくなることを実感できるような、子ども達主役の部活動や公教育になったらいいなと、思います。

私もその一助となりたいと思います。


FMふくおか・モーニングジャム公開生放送 IN イオン八幡東に息子と一緒に行ってきました。

2016年11月24日 | 日記

一緒に行こうということで、8時過ぎに整理券をもらいに行きましたが、すでに配布済みで、後は9時オープンの時に、立ち見で見ようということで、再度9時前に入り口に並んで、見に行きました。2階の立ち見でしたが、私は途中でダウン。息子は、最後まで携帯ラジオをイヤホンで聞きながら、2時間以上立ち見で、楽しんでいました。

そんな、息子の夜の楽しみは、夜10時からのJFN系列のスクールオブロックです。私がたまに聞いていて面白かったので、息子にお勧めしていたものです。寝ながら聞いています。(T_T)


手をつなぐ会の主催の秋の教育集会に参加。北九州教育委員会の部活動担当の方の出前講演を受けました。

2016年11月24日 | 日記

11月12日の土曜日に、ウェル戸畑で、市教委の担当者をお迎えして、秋の教育集会が行われました。私の地元の中学校からも、私を含めて5名の保護者が参加しました。

内容は、加熱する部活動というテーマでの講演でした。講演を受けて、グループに分けれてのディスカッションをしました。市教委の話は、大変よくわかり、ぜひ、その立場で努力してもらいたいと思える内容でした。

保護者の方からは、体罰ではないが、生徒の人間性を否定するような言動があっていることや、週一日の休みと国も、市も、学校も行っているのに、まったく、守られていないこと、非科学的な指導方法で、うまくならないのではないかとの疑問。

教員からは、顧問の負担を減らすとして始まった外部講師制度が、かえって負担を増しているという、市教委も把握していないことも報告されました。というのは、外部講師が練習するとなると、土日であろうが、外部講師任せにできないということで、顧問の先生も、外部講師が指導している間、学校にいなければならず、結果として、顧問の先生の休みが全く取れないというものでした。これは、学校の管理上の問題もあり、市の担当者は、ちゃんとメモを取り、対策を考えたいと話していました。

この集会では、皆さん、学校の教員や、教育問題に関心のある方が多く、現場の問題改善を求める矛先が、市教委の担当者に向いてしまう節もありましたが、お互いの話を聞いていて、方向性は同じで、そのスピード感や、実体の把握の誤差で、不満がたまっているのかと感じました。

担当者の方も、マンパワーが不足する中で、できることはやりたいという姿勢で、会場からの提案についても、参考にすると言われていました。

私は、ブラック部活とマスコミ等で言われている現状の中で、部活動の現場には、いわゆる指導ではなく、お願いベースで改善を求めているということでした。

それは、部活動は学校教育そのものではなく、学校教育の一環ということで、部活動の指導は基本はボランティアで行われているからということです。実際は全員顧問制などで、学校教育として行われているに等しいですが、あくまで任意の範囲内というグレーさ故の、指導の曖昧さもあります。

かといって、頭ごなしで、教員を縛るのも違和感を感じます。その基本は、子ども達を中心に考えることしかないと思います。長時間の過酷な練習が、成長期の子ども達にとってどうなのか。思春期の時期の貴重な時間をすべて部活動に埋められてしまうことがいいのか。うまくなりたい子ども達の期待に答えていける、科学的な理にかなった指導方法など、子ども達の成長を第一に、部活動の在り方を考えていくことが必要だと思います。

子ども抜きに、教育委員会と、保護者がああだこうだと決めるものでもないと思います。部活動で問題になっていることは、そのまま、社会でのブラック企業や、長時間残業、過労死などという、この社会の問題と切れない関係にあることも痛感しました。

問題は部活動だけのことではないということです。社会の在り方、文化そのものにつても改めて考えさせられました。それだけ、教育のことは社会とは切れないことだと思います。

会場からは質問がやまず、熱い議論になりましたが、少し担当の方を責めたようなところもありましたが、ぜひ、担当の方の、体を大事に、子ども達のために力を尽くしていただければと思います。ありがとうございました。