井上しんごブログ

北九州市議の井上真吾です。何かあったらいつでもどうぞ、私の携帯電話は070-5690-1423です。😄

北九州市の児童相談所、24時間子ども相談ホットラインを視察。

2015年12月09日 | 日記
子どもの虐待や、警察の保護に対する、深夜での電話対応、子どもからの直接の相談など、児童相談所で、子どもたちを守る第一線である、24時ホットラインを、小倉南区の柳井議員と一緒に視察してきました。私の友人から、24時間ホットラインの相談員の方が、過酷な勤務状況の中で、働いているということを聞いたのがきっかけでした。これまで、議員の時に児童相談所を視察したことはありますが、ホットラインは視察から漏れていました。今回は、ホットラインのみの視察で、現場の方から直接詳しく話を伺いました。

現場に行って、まず感じたのは、ホットラインの詰め所には、窓がなく、換気扇もないということ。机二つとソファーが置いてある、そんなに広くない部屋で、電話相談と、食事も同じ部屋でしているということでした。食事中はにおいがこもってしまうし、換気がないので、空気がよどんでしまうとのことでした。

特に夜勤の時は16時半から翌日の9時半までの17時間勤務。そのうち、3時間の休憩があるそうです。これほど長い時間を、窓のない、換気のない部屋で、相談業務にあたることは、非常に大変なことであると感じました。要望をお伺いすると、せめて換気扇をつけてほしいとのことでした。

北九州市の児童相談所は、戸畑駅前のオフィスビルにあり、ビルの構造上、窓は閉め切られています。ですので、24時間の換気は不可欠です。喚起については、できている部屋と、できていない部屋があるということで、ホットライン以外にも換気のできない部屋があるようでした。とりわけ、冬場では風やインフルエンザの蔓延を防ぐためにも、換気は必要です。

担当の課長さんも、窓に面してなく、密室であるホットライン室の換気の必要性は認めておられました。早急に換気できるようにしたもらいたいですし、その他の、児童室でもそのような場所があれば、合わせて検討する必要があると思います。

また、働く側になってみれば、17時間という長時間、窓のない、部屋で勤務することは、労働安全衛生上も、問題があるのではと感じました。もともと、ホットライン室としては作っていなかったそうで、途中から移転してきたとのことでした。もともとは、職員さんの休憩室だったということで、職場として作った部屋ではなかったそうです。着替えや休憩する部屋としては問題なかったかもしれませんが、24時間働く職場となると、話は違ってきます。

とりわけ、深夜の警察対応や、緊急事例など、初期対応をする重要な部署です。そうした重要な部署を、10名の嘱託の方が、2名体制で24時間・365日勤務しています。職場の環境として、どうなのか、これでいいのかということも含めて、考える必要があります。こういう状況で、子どもを守る最前線を運営している北九州市の行政の在り方も問題です。

まずは、換気扇の設置を働きかけます。

若松幼稚園、八幡図書館存続の陳情が審査された、市議会教育水道委員会の傍聴。

2015年12月09日 | 日記
11月11日に八幡図書館の存続についての陳情をするということで、友人たちと一緒に傍聴に行ってきました。友人は風呂で滑って、腰骨を痛めての参加で、座っているのが辛そうでした。気になったのが、陳情に対する議員さんの賛否以前の問題として、意見を言わない議員さんが多かった点です。陳情はほかにも、35人学級を求めるものと、若松幼稚園の存続を求めるものでした。私が委員会に参加できたのは、図書館と、若松幼稚園と、35人が級の途中までだけだったんですが、小倉南区の藤沢議員は、粘ってよく質問されていました。あと、幼稚園では、門司区の日野議員は、私とは立場は違いますが、ちゃんと彼の立場を主張しており、納得いくものでした。

残念だったのは、若松選出の議員さんが2名いらしたのに、誰も若松幼稚園のことを何も質問されなかったことです。全くの市民からの要望にもかかわらず、無視するのはどうかと思いました。たとえ、政治的信念として、幼稚園を廃止すべしと思っていても、それに対する不安が保護者にあるのであれば、市に対して、ちゃんと誠意をもって、説明責任を果たせぐらいは言えるのではないかと思います。

特に、若松で前回、若くて当選された方は、おそらく、市民の期待を託されて、古い市議会を変えてほしいとの願いもあったと思います。議会で話の旨い市の幹部と喧々諤々議論するのは、難しいし、言い負かされて恥をかくこともあると思います。でも一期目なんだから、赤っ恥かいてもいい。失敗を恐れずに、市民の声を代弁してほしい。市が潰すといってるから、今更何言っても無駄みたいな感じがあるのかな。いや無駄じゃない。個人レベルではあきらめることもあると思いますが、議員は、あきらめない市民が一人でもいる限り、あきらめない、そんな泥臭さが議会の役割じゃないかな。市議会議員の皆さん、市の幹部に嫌われてもいい、逆に、市民から好かれればいい。頑張ってください。