井上しんごブログ

北九州市議の井上真吾です。何かあったらいつでもどうぞ、私の携帯電話は070-5690-1423です。😄

6月議会・予算特別委員会第2分科会(建設局質疑分)

2007年07月03日 | 建設局質疑
建設070703

井上議員:水辺の学校について伺います。来月オープンするとのことですが、駐車場などなく、40億円の税金を使って整備をしているわけですが、この水辺の学校の利用者は非常に限られていると思います。建設局としてもほたる館など4施設と連携して、環境学習を進めていくと言われています。その際、大型バスなどの待機場についてはこれから検討するとしています。これほど、大規模な河川沿いの公園に類する施設を整備する以上、公共交通手段を使ってのアクセスであるとか、また駐車場の整備などより多くの市民が利用できるように検討すべきと考えますが、答弁をお願いします。

井上議員:次に河内貯水池の下にある河内桜公園について伺います。河内貯水池から大蔵川に流れる堤のすぐ下に、この桜公園というのが整備されているんですが、この公園は太鼓橋や桜つり橋があるなど非常に風光明媚な公園です。この公園には大蔵から続いている川沿いの遊歩道とか、河内貯水池側からの遊歩道などがありますが、それ以外に高槻地域の猪倉から林道や山道を通る猪倉ルートというのがあります。このルートは年間2千人以上の方が利用していると地元の方が言われています。しかし、このルートは遊歩道として整備されておらず、地域の方が年一回草刈などをやって、歩行できるように整備をされている状況です。この桜公園はいわゆる歩いていくことを想定した、風致公園として山間部にあります。こうしたことで、林道の整備であるとかは他の局の所管だと思うんですが、他の局とも連携しながら、山間部にある風致公園については、遊歩道の整備など、市民の健康づくりに役立てていくこともできるんじゃないかと、今ある公園を有効利用していく方向で、是非、連権しながら、いかに多くの方が利用しやすい公園にしていくかということを検討してほしいと思うんですが、答弁をお願いします。

井上議員:次に、河内温泉あじさいの湯について伺います。今回、今までの事業者が変わって、新しくシダーと会社になって、8月から開業するという話を聞いています。実は、以前の段階であそこで働いている方が労働保険に入っていなかったと、何人かそういう方がいらっしゃってですね、これで、全ての方がどうなのかということは今調査をしています。市としては、あそこは貸し館で、建物は市が整備して、ただ貸しただけという話で言っていて、委託とか指定管理者などと違って、市には大きな責任はないかもしれませんが、市が選定委員会を設けて、選定している以上ですね、こうした当たり前の労働基準法の遵守とか、そうしたことを約束させていくということが、必要でないかと考えますが、お答えください。

井上議員:最後に、門司競輪場の後をどうするのかということで、昨日あった、特別委員会で教育委員会は建設局から何も言ってこないから、何もしないんだという話をされたということなんですが、(笑い)すいません。そういう答弁があったということなんですが、門司競輪場の後をどうするのか、今、考えなどあればお声ください。

河川計画課長:水辺の学校の利用者の為の駐車場の整備でありますが、あそこは板櫃川全体で水辺に親しんでもらおうということで、リバーアドベンチャーとか色々な計画をする中で、水辺の学校はちょうど中心にあります。我々としては川全体を色々利用してもらう、ですから、市内から来た人が水辺の楽校で降りて、また上流の河内の方まで行って、そこで帰ると。色んな形態を考えています。ですから、水辺の楽校に来て、そこで、2時間駐車して、遊んでという方もおるとは思いますが、全体的な利用をすると私どもは考えていますので、そのために駐車場というのを今後とも検討する考えはございません。特に、横に大きな公園がございまして、ここでよくグランドゴルフとか多くの方がやっています。この方も実は地区外から来られている方が結構おりまして、やっぱり乗りあってきてですね、車を下ろして周辺の駐車場に止めるという形で対応しております。ですから、当然駐車場を作りますと管理をどうするかなどございます。もともとの板櫃川全体の利用計画としては、水辺の楽校だけではなしに、流域全体での利用を考慮した整備をしておりますので、駐車場については今後とも検討していく予定はございません。

緑政課長:まず、桜公園についてのお尋ねでございました。まず、桜公園についてですね、公園のすぐたもとちょっと上に、ダムの駐車場等ございまして、すこし歩きますけれど、ある程度歩いていける。また、それ以外に、議員おしゃられる歩行ルートというのがありまして、河川沿いの道とか林道とかございますが、現在、詳しく承知してございませんので、調査の上、必要であれば、所管局と協議をしていきたいと考えております。それから、大里公園のお尋ねがございました。大里公園はもともと競輪場でございましたので、経済文化局が所管をしてございます。現在でも場外券売り場とか、駐車場等があり、それから、競輪場部分についてもまだ所管しておりますから、こことの調整が必要になってくるとは思います。それから、経営基本計画に示されておりますように、財源が非常に厳しい中でありますので、公園事業も、勝山とか長野とかの大型事業を終わられる必要がありますので、ただちに大型事業を立ち上げるのは難しいのではないかという風に考えています。大里公園が運動公園であると言うことなんで、将来的にはスポーツ系、地元のそういう意見もございますので、整備を想定しておりますけれど、現在、そういう状況で具体的なところまではいたっておりません。以上です。

公園管理課長:河内温泉につきまして、従業員のお話が出ております。あじさいの湯につきましては、今年の5月で営業を終わりまして、7月末から新しい経営者によって運営されるということで、今現在、スムースな事務引継ぎに向けて、私どもも中に入っているところでございます。ただ、労働保険に入ってないという問題につきましては、基本的には民民の問題ということで、私どもの方のコメントは差し控えさせていただきます。ただ、従業員につきましては、なるべくそれぞれの会社が、元の会社と新しい会社がなるべくスムースな引継ぎをしたいということを両者でおっしゃっておりますので、それは、なるべくそのようにして頂きたいと、お願いを私どものほうからしております。以上でございます。

緑政課長:大里公園についてですが、教育委員会の方からそのような話があったということでございますが、大里公園そのものは運動公園であります。利便性の良いところにありますので、全市をにらんだ施設にするかどうかという、色んな、これからのスポーツ行政振興上どうするかということについては、教育委員会等との協議ととか、調整も必要だろうと思いますので、今後、協議をしていく必要があろうかと考えています。

井上議員:水辺の楽校についてはそういうことで、一体となった歩行者も含めた整備を、川沿いを歩くルートとか、桜公園までに行くルートは色々なものがあると思いますので、そういった方向で、歩行者で利用しやすい遊歩道などの整備をしてほしいと要望しておきます。駐車場の整備については近隣のスーパーとか、商店街もありますので、そこを利用できるとか。また、高見神社の駐車場の利用を含めて、車を利用するという方も、全てではないと思いますが、是非、検討していく必要があるんじゃないかと。費用対効果の面で言っても、40億円の税金を使って整備し、これは市民の税金でもありますので、そうした幅広い利用も検討すべきじゃないかと思いますので、これは要望しておきます。

井上議員:桜公園の林道とか、それに至る道ということで、今色んな健康ブームとか、山道を歩いていったりとか、随分、広がっているんですが、私自身もこの公園の存在を知らなくて、非常にこういう立派な公園があるということを知ったんですが、市内にも探せばこういういい公園というのは結構あると思うんですね。こういった今ある公園をどう、有効的に使っていくか、多くの方が利用しやすいようにしていくかということを。山間部であれば、色んな局にまたがるとは思うんですが、是非、連携しながら、公園の利用者の増とか、また、そういった憩いの場として、再整備して頂きたいというふうに思います。以上です。