質疑者氏名 井上しんご
(質疑項目) (質疑順 1 )
令和5年に発見された初代門司駅遺構の一部現地保存について専門家との協議を求めることについて
(質疑要旨)
日本政府は昭和31年に「平和、平等、人権の実現の国際協力」を理念とした国連憲章を認め、国際連合に加盟した。昭和47年にはユネスコ総会で「文化・自然遺産を破壊の脅威から保護・保存するための国際的な協力体制の確立」を目標とした世界遺産条約が採択され、我が国は平成4年に締結している。
本市は平成27年に国連サミットで採択された、持続可能な社会の実現のSDGsの目標に対し、積極的に推進し、国際協力開発機構OECDから世界のモデル都市に指定されています。
本市はこれまで国連や国際機関が提唱する価値を認め、これまで環境分野を初め世界の普遍的な価値の発展に大いに貢献してきた。
昨年度、門司港複合公共施設の造成工事の最中に、明治期に作られた九州0ポイントの初代門司駅の遺構が見つかり、市内部で保存と開発の間で議論が行われた結果、遺構については文化遺産としながらも、市民の安心安全のために計画通り進めるとしている。
そこで市は、昨年度発掘された初代門司駅遺構にいて、どのように評価をしているのか尋ねる。
次に、市は遺構の一部保存は否定はしてないが、私は一部現地保存が最低限、必要不可欠と考える。この場所に、国連ユネスコの諮問機関のイコモスの専門家が価値あるとする遺構が見つかり、工事を進めることは、本市の立場を危うくし、本市が進める企業誘致など様々な施策に影響を与える可能性があると懸念する。
様々な事情があると察しますが、国連を始めとする国際社会との協力と、世界の普遍的な価値の保護と発展に、貢献してた我が国と、本市にとって、共存に向けた改善策を要請するものです。
国際機関であるイコモスの専門家と市長が誠実に協議し、何らかの折り合いがつけれるよう、今一度、市長の力を貸してもうらことをお願いするものである、以上質問します。