井上しんごブログ

北九州市議の井上真吾です。何かあったらいつでもどうぞ、私の携帯電話は070-5690-1423です。😄

9月議会が終わりました。反対討論は先輩議員のおかげで、無事終わりました。

2008年09月30日 | 日記
9月決算議会の総括
 北橋市長が示した平成19年度予算の最初の決算議会が終わりました。1ヶ月に及んだ議会審議で明らかになったことは、行き過ぎた経費削減市政であるということです。
① 敬老祝い品の削減では、これまで95歳以上の市民に毎年出していたお茶セットをわずか400万円削るために100歳の一度だけにした。
② 一枝保育所の移転強行では、保護者・市民の圧倒的多数が現地立替を望んでいるのに、全然別の地域にある市有地へ移転しようとしている。
③ 保育所の民営化では、19年度は民営化はありませんでしたが、20年度に2000万円程度を削るために三六保育所の今年度末までの廃止を提案している。
④ 公園の適正管理では、市が管理する公園の草刈を年2回しかしておらず、草木が生えすぎて、非常に危険な公園になっていること。
⑤ 門司病院の民間委託では、来年4月から指定管理者を導入し、長期療養患者の受け皿をなくし、より儲けの出る診療科に転換しようとするもの。赤字を減らすがための理由で行政病院としての不採算医療の放棄につながることをしようとしている。

 しかし、一方で、採算の取れない大型箱物には、末吉市政から継続して税金を入れ続け、財政難にもかかわらず、鉄道建設やダム建設、第二関門橋の設置など新たな大型公共事業に手をつけようと準備している。
① 若松のひびきコンテナターミナルは、荷物が集まらず、黒字の門司区の太刀浦港から、無理やり荷物を持ってくるために、港の使用料などをひびきだけ9割も安くしている。(一旦もらった後で、還元)
② AIMビルを管理する破綻寸前の第三セクターを救済するために、家賃5億円5千万円を毎年払い続け、しかもその家賃は、AIMに入居する民間事業者が払う家賃よりも、高い家賃を払っている。壁一枚違うだけで家賃がまったく違う実態を漫然と続けている。(これは見直すと、我が党の追及で答弁した)

 こうした、高齢者や子ども達にはわずかなお金を削るために、非常に冷たい政治をしている一方で、破綻する民間企業や三セクの救済に多額の税金投入を惜しまない、あい矛盾する態度を取っています。
 私達は今、検討に入った中学校給食や不十分な実施に留まっている少人数学級などを、真に市民や子ども達が求めるものへと改善させるために、あらゆる市民の声を議会に届けるために力を尽くします。

おっとこんな時間

2008年09月30日 | 日記
今日の本会議で、長かった9月議会が終わります。最後は私が反対討論を行います。3枚になる原稿を書いたのですが、もっとシンプルにと皆に言われて、半分ほどにしたのですが、団長から薄くなりすぎといわれ、まだ原稿が出来ておりません。私の大作は前の晩4時までかかって、仕上げたのにな~。ねむ!!

保健病院常任委員会で、門司病院への指定管理者導入問題を審議しました。

2008年09月27日 | 日記
今日の10時から開かれた常任委員会で、門司病院への指定管理者指定議案を審議しました。今日は質疑で、来週の月曜日に採決を行う予定です。指定管理者として、当局が提案したのは下関の医療法人です。来年4月から民間法人に管理が任され、2年後に黒字になるというもの。しかし、門司病院はしないに唯一の、結核治療の専門病院で、いわゆる、儲けを上げれるような病院ではありません。民間でしない、不採算であるが、大事な医療を担っています。また、門司区の大きな病院では唯一の小児科外来もあります。これを、市は赤字を減らすだけの理由で、民間に運営を任せようというものです。もともと、黒字にはならない大事な医療をやっているのに、そこに、お金をかけないという発想が私は違うんじゃないかなと思います。市長は「税金の使い道を福祉や教育優先に切り替える」と約束したではないか!と思います。  そして、当局は、この法人に任せると言っていますが、医師確保や黒字の見通しも、はっきりしない。選定委員会の議事録もない、なぜ、法人の黒字の計画を妥当なものと判断した根拠も示されない。ほんとに、議会に議決をお願いする当局として、あまりに、ひどいものでした。共産党は市民の命をあずかる病院への指定管理者導入には反対ですが、今回の市の提案は、この指定の提案がいいか、悪いかも判断できる、根拠がない。何をどう判断すればいいのか。ただ、市長が決めたから受け入れろとでも、言いたいのでしょうか。詳しくは委員会の議事録(MD)を聞いてください。これは、公開されています。

最終日の反対討論は私がします。

2008年09月24日 | 日記
今日決算特別委員会の最終日で、分科会で審議した内容のとりまとめが行われました。取りまとめは、議員が何を発言したかというより、当局が述べた言い訳みたいなのが議員の発言よりも丁寧に述べられています。私が議員になったときからも、そういった慣習だったようで、このことは、他の議員からも、当局が何を弁解したかは言わなくてもいいなどと言われています。私の発言で、この分科会取りまとめに、私の発言で、紹介されたのは、保護者の声を聞いた一枝保育所の改築問題と市長の言い訳、あと、公園愛護会のない公園での草刈などの管理の徹底、市立病院での労基法36協定の締結を急げということ、などが盛り込まれました。一枝の分は私の質問よりも、市長が答弁したことの方が、長々取り上げられていました。

市長質疑が終わりました。

2008年09月22日 | 日記
先ほど、市長質疑が終わりました。事業団に市有地を提供した市長として、保護者が納得できるように、直接住民に会って説明をするよう求めました。市長は、3月の予算特別委員会の市長質疑の中で、私の考えは述べた。その後、私の代表として市の職員が、保護者会に4回、地元住民に5回説明を行った。また、市議会でも場所を提案した12月と、3月の繰越の時、それと、2回の常任委員会と慎重に審議していただいた結果、移転改築に議会として支持していただいている。と述べ、移転改築について、保護者に直接説明する必要はないとの考えを示しました。その後、私は、市長が「移転の必要性について、保護者に理解してもらいたい」と述べたことを引用し、理解してもらいたいと言いながら、結果として、理解を得られていない。このような状況で、進めていっていることで、保護者や子ども達に多大な負担を与えている。子育て支援といいながら、何が子育て支援なのか。他団体からの市長への要望には理解を示して、なぜ、一枝の保護者の声を聞こうとしないのか。と再度、質問しました。市長は「私も仙水町の現地に行ってみた。私は適地だと思う」と述べるにとどまり、住民との対話を拒否しました。市長は常づね、市民とふれあい、交流を通じて、市政に生かすと述べ、地域の祭りや行事などに参加をしています。だとするならば、ここまで、市の保育行政に対する不信が広がっている状況がある中で、度重なる説明会でも、保護者の意見をまったく聞いてくれなかったと言う住民の不信が広がっている元で、市長として、説明責任を果たし、意見を聞き、行政運営に生かしていくことが求められているはずです。確かに、市長は住民と会いづらいかもしれません。しかし、地域のイベントには顔を出しているんだから、行政の信頼に関わる問題については、いの一番に、理解を求めるために、住民の意見を聞くことが必要だと私は思いました。

今日で決算特別委員会は終わりました。来週の月曜日は市長質疑です。

2008年09月19日 | 日記
今日、病院局関係の決算質疑が終わりました。私は市立病院の医師の名ばかり管理職問題の改善を求めました。市はドクターのほとんどを部長職の管理職とし、労基法上の管理監督者としています。ですので、時間外労働に関する制限がなく、残業代を支払っていません。しかし、ドクターの実態は、管理監督者というものではありません。管理監督者は待遇面でも、優遇されなければなりませんが、本市の場合、残業代をもらっている研修医の方が、院長クラスよりも給与が高いと言う状況も生まれています。これは、待遇面で管理監督者としての要件を満たさないことになると思います。また、労働時間の管理についても、医師法で医師は診療を拒否できないようになっていますので、帰りたいと思っても、患者がいれば絶対に変えることは出来ません。これも、出退勤の自由がないことになります。これらを見て、実態として、市立病院の医師は管理監督者にあたらない、人件費を安くするための名ばかり管理職だと、指摘し、時間外労働の用件を定めた36協定を結び、時間外手当を支給するように求めました。

今日から委員会論戦はじまります!!

2008年09月16日 | 日記
10時から、保健福祉局と子ども家庭局の19年度決算の局別審議が始まります。私は、今回、市公害患者の会の方から出されている、公害行政の改善求めて質問します。明日は建設局、あさっては環境局、最後は病院局です。ご意見・ご要望、まだまだ受け付けております!!! 西本町相談所 681-1885、大蔵相談所 681-5017  です。平日の昼間は誰かおります。いない場合は、市議団控え室まで 582-2646。お待ちしております。

一枝保育所の移転問題に対する福祉事業団の理事としての対応について

2008年09月04日 | 日記
一枝保育所移転問題をめぐる井上真吾議員の福祉事業団理事としての対応について(コメント)

一枝保育所を残してほしい、市民や保護者の皆さんの運動が広がり、マスコミなどで取り上げられて、子育て支援のあり方について、市政を揺るがす大きな問題になっています。これまで、市議会に対して、現地建て替えなどの陳情が2度、議会で否決される中で、9月議会においても、更なる議会に対する陳情も準備されていると聞いています。こうした、地域の皆さんの運動が広がる中、戸畑区選出の与党系のお二人の市会議員さんから、私の福祉事業団の理事としての対応がどうだったのかと、日本共産党市議団の方に問い合わせもあり、また、関係者と思われる方からメールで、事実確認についての問い合わせもあっておりますので、説明させていただきます。また、ご不明な点は井上(八幡東区西本町3-3-26、電話681-1885)、もしくは戸畑区の荒川議員まで直接、ご連絡ください。
 北九州市議会から2名、福祉事業団の理事に指名されるようになっています。2名は市議会の保健病院委員会(11名)の中から、抽選で選ばれます。私と森本議員はくじ引きで当選し、それを受けて市議会の推薦を受け、理事となっています。
 一枝保育所の改築については、3月28日に行われた、福祉事業団第236回理事会で提案されました。その中で、議案第5号・「平成20年度社会福祉法人北九州市福祉事業団事業計画及び収支予算について」の中で、保育所整備費の改築予算に盛り込まれています。社会福祉事業会計の施設整備等の中で、国・市からの補助金である、施設整備等補助金収入1億4千万円、(一枝については1億2千万円)の収入があり、支出として固定資産取得支出の中、建設仮勘定取得支出で2億3千万が組んであります。この2億3千万円が一枝保育所の改築費です。この議案第5号20年度予算書の中には、このように書いてあります。「保育所建て替えについては、平成20年度は一枝保育所の改築を計画しており、今後も老朽化した保育所の建て替え実現に向け、市関係機関等と連携し計画的に進めていきたい。」と述べてあります。現地建て替えするのか、移転するのかの説明はなされていません。あくまでも、改築のための予算でした。私は、一枝保育所の皆さんの訴えを聞く限り、建て替えはしてほしい。しかし、仙水町では問題がある。現地もしくは岩ヶ鼻来た公園に移転をしてほしいというのが、市民の皆さんの願いであると考えました。福祉事業団の提案は 場所は今後市と協議するとしており、改築についてのみの提案でしたので、この福祉事業団の予算議案には反対する理由がなく、賛成をしました。私も、この予算に対し、どう判断すべきか考えました。仙水町に移転すると言う前提で、議論することも可能でしたが、移転先については協議中としているのに、こちらが先走って質問することは、3月10日に、保護者の皆さんから出された、陳情第112号・「一枝保育所の移転中止等について」の審議に影響が出ると考えました。市民が出した陳情は重みがあるもので、例え市当局が仙水町への移転を決めても、「移転中止」の陳情が議会で可決されれば、市は移転することが出来なくなり、移転計画は白紙撤回になります。8000筆ほど集まった、市民の署名を前に、市議会の委員会でこの保護者の願いを成立させる可能性は残されていました。この3月10日に出された陳情は事業団の予算理事会の後、4月14日に審議をされました。この中で、この審査の中で、保護者の現地建て替えの意志の強さが改めて、示されました。しかし、私も保護者の皆さんから、話をお伺いし、建て替えについては誰も反対していない。市が事業団に提案した仙水町の場所が問題である。仙水町への移転の中止を求めて、私と柳井議員は論戦しました。委員長が採決することを提案し、私はもう少し時間をかけて、審議することを求めましたが、日本共産党以外の会派が継続審議の動議を否決し、陳情112号も、日本共産党以外の反対で、否決されてしまいました。市当局は議会での陳情否決という判断を受けて、仙水町への移転を進める口実が出来きました。いわゆる、市民の代表である市議会が現地建て替えを否決し、仙水町への移転を容認したというのが、議会が市当局に発したメッセージになったからです。こうした意味で、議会で保護者会の陳情を審議した市会議員の判断は大きな重みを持つものでした。私と柳井議員の二人だけしか、保護者会の皆さんの陳情に賛成しなかったと言う事実は、議会人として非常に残念でした。
しかし、4月14日に審議された陳情は大きな意味を持ちました。3月議会の平成19年度補正予算の中で、市当局の仙水町への移転を前提にした、国からの補助金収入の増額補正予算を提案しました。これは、3月議会の保健病院委員会の中で、日本共産党以外の賛成で成立しました。仙水町への移転が保健病院委員会で容認された結果となりました。しかし、その後、保護者の皆さんが提出した、移転反対の陳情が提出されました。陳情が議会に出された以上、この陳情の審査が行われ、改めて保護者の陳情についての議会の判断がでるまでは、仙水町への移転計画の進行は一旦ストップすることになりました。というのは、陳情が採択されれば、仙水町への移転が出来なくなるからです。そして、3月28日に行われた福祉事業団の理事会では、保護者の陳情を受けて開かれることになる、4月14日の保健病院委員会において、仙水町への移転が白紙になる可能性がありました。ですので、事業団の理事会では場所については、提案できなかったというのが、事実で、保護者の陳情が移転先を決めるのを一時ストップさせる力となりました。そして、4月14日の委員会で現地建て替えの陳情が否決されたのを受け、5月29日に行われた、第237回福祉事業団理事会の中で、一枝保育所の移転先について、初めて、仙水町の市有地を事業団が借用する提案がされました。この理事会の中で、私は「一枝保育所保護会は仙水町への移転に反対している」と主張し、現地建て替えを提案しました。この議事録は公開されています。この間の経過を考えると、市民、保護者の皆さんの「建て替えはいいが、現地もしくは一枝校区内へ移転してほしい」との要求を受け、①3月議会の補正予算の仙水町への移転を前提にした、補正予算には反対し、②3月の福祉事業団の一枝保育所の改築予算委は賛成をし、③5月の理事会の仙水町への移転すすめるという提案には反対の意思を表明しました。4月14日と8月21日に行われた、保護者会の現地建て替え、もしくは、岩ヶ鼻北公園への建て替えを求める陳情には、どちらにも賛成をしました。これが、一枝保育所改築をめぐる、福祉事業団の理事として、または市議会議員としての私の対応です。今後、9月議会にも新たな請願が出されると聞いておりますので、これまでどおり、市民の負託にこたえて行けるよう、最後までがんばります。また9月議会においても、北橋市長に対し直接、一枝保育所保護者会の声を無視して進めている、移転問題について、市長質疑において正す考えです。議会への傍聴などしていただき、市長や当局の行動をチェックし、改善を求める運動を通じて、市民が主人公の市政実現のために、今後とも力を尽くします。どうぞよろしくお願いします。  井上真吾 

まもなく議会が始まります。

2008年09月01日 | 日記
明日、2日から9月決算議会が始まります。教育・子育て日本一を掲げる北橋市長が、自ら作った平成19年度予算の決算、総括です。この一年を振り返った時、子育て支援といいながら、圧倒的多数の保護者や市民が反対する中で、戸畑区の一枝保育所の移転強行や、三六保育所の民営化で、保育所をなくそうとする。完全なる市民の期待に対する裏切りです。この仕打ちは、選挙で泣きを見せるしかありません。しかし、一枝の市民はまだ諦めていません。とことんやると言っていました。ここで、引き下がったら、おかしいことはおかしいと言える強い心。子ども達にそんな大人の背中を見てそだってほしいと。市民が主人公を目指す世の中において、私も、市民が戦うというなら、とことんやらせていただきます。市民は強し。びびるな北橋市長!   (写真は一枝保育所の子ども達が書いた太陽の絵)