白雲去来

蜷川正大の日々是口実

二日ぶりのビールが五臓六腑に沁みた。

2018-03-05 19:14:12 | 日記
三月二日(金)晴れ。

何の建設的なことをしている訳でもないのに、一日がとても短く感じてならない。ぼやーっとしている暇もないのだが、いつでもぼんやりしている。過日、みなとみらいに用事があって出かけた。ランドマークに書店があるのだが、書店にも好き嫌いがあって、ここにある書店は余り好みではない。本を買ってもカバーの付け方が雑で、後でやり直す。また好きなノンフィクションの数が少なく、慣れていないせいもあってか、余り長居をしたことが無い。

伊勢佐木町の有隣堂は長年通っているせいもあって、書棚をむ眺めているだけでなぜか安心するのである。またどこにどんな本があるのか大体分かるので、本を探しやすい。また本のカバーも、表紙をはがしてきちっとつけてくれるので、読んでいてもカバーがずれることが無い。伊集院 静の『文字に美はありや』(文藝春秋刊・一六〇〇+税)という本を買った。帯には「王義之、空海、立川談志まで」。また「歴史上の偉大な人物たちは、どのような文字を書いてきたのか」とある。良い酒を飲んだ時のように、チビリ、チビリと読んでみたいと思っている。

夜は、病み上がりの体なので、恐る恐る酔狂亭で独酌。二日振りのビールが五臓六腑に沁みた。

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風邪よさらば。

2018-03-05 10:17:32 | 日記
三月一日(木)雨後晴れ。

どうやら風邪が抜けたようだ。どこにも出かけずに布団の中でおとなしくしていたのが良かったのかもしれない。お陰様で二日酒を抜くことが出来た。朝食は、「丸善」の魚ニソ、茹でフランクフルト、オムレツ、ジャガイモの味噌汁。食欲もある。もう大丈夫だ。インフルエンザでなくて良かった。昼は、「かも南蛮蕎麦」のカップ麺。初めて食べたが好みではなかった。夜は、海老とサツマイモ、カボチャの天ぷらとカツオ。やっと鮮魚店にカツオが並ぶようになった。まだハシリであるから味のほうはイマイチだが、季節感を味わうには丁度良い。

季刊『大吼』に連載させて頂いているのが、「暗雲・層雲・青雲」というエッセイである。その第十五回「読書の方法」という原稿を入稿した。

先月に行われた「王政復古一百五十年記念講演」の席で頂いたのが、『実録・新宿ヤクザ伝ー阿形充規とその時代』(山平重樹著ー幻冬舎アウトロー文庫)という本。良く考えたら、この本に山平さんのお世話で、私が「解説」を書かせて頂いている。私の駄文との久しぶりの再会に感謝した。

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