本日の北朝鮮の軍事パレードを見て眩暈がした 10/11
日本国も、たかが二千円程度の配給に喜ぶ国とならねば良いが。
<北朝鮮>金正恩氏による破格の配給に驚く住民
アジアプレス 10月11日(月)14時11分配信
◇この10年で最大規模…住民「器の大きい金大将」
(アジアプレス特約=「デイリーNK」ユ・グァンヒ記者)朝鮮労働党創建65周年を迎え、7日から9日まで全住民を対象に、米や肉など、この10年で最大規模の特別配給が行われた事が内部消息筋からの情報によって確認された。
内部消息筋は10日、
「7日から各地域の人民班ごとに党創建記念日にあわせ特別配給が行なわれた。咸鏡北道会寧市では、1人当り米450グラム、酒1本、大豆油100グラムが配給され、各世帯に飴、菓子、コチュジャンが500グラムずつ配られた」と話した。
「今回の特別配給は、食糧難が本格化した90年代中盤以降で最大規模。一般住民は非常に驚いている」という。
また、同消息筋によれば、住民たちも「金正恩大将が庶民に、度量の大きい贈り物を与えた」という反応を見せているとのこと。
とくに子どもたちは故金日成主席、金正日総書記の誕生日だけでなく、金正恩氏の中央政治への登場にあわせても菓子の配給が行われたため、「金正恩同志の恩恵」とまで話しているという。今回の特別配給によって、北朝鮮内部では久しぶりに祝日の雰囲気を味わっているとのことだ。
さらに
「金正恩大将が新たに推戴されてから、何かが少し変わろうとしているようだ、という反応も住民のあいだで見られる」とも伝えた。
今回の特別配給は地域や企業所によって若干の違いはあるが、故金日成主席、金正日総書記の誕生日の際の配給に比べ、品目や量が大きく増えたと言われている。平壌(ピョンヤン)では住民に下着、歯磨き粉、歯ブラシなどの生活必需品までも配給された。
2月16日の金正日総書記の誕生日には、幹部に酒1リットルと豚肉1キロを配ったが、昨年末のデノミ(通貨単位ウォンを100分の1に切り下げ、北では「貨幣交換」と呼ぶ)による経済難の影響を受け、一般住民への特別配給は行なわれなかった。4月15日の故金日成主席の誕生日にも住民への特別配給は無かった。
また、消息筋は、
「今回の特別配給の内容が、最近では最も良かったため、住民は歓迎している。しかし、特別配給の後には統制と取締りが強化される傾向がこれまで見られたため、不安を感じている人もいる」と付け加えた。(ソウル=「デイリーNK」ユ・グァンヒ)