情けなき国 10/29
確かにこの女性教諭の行いが許される筈も無く、何らかの処分は必要でしょう。
しかし、この女性教諭は、はたして何か悪いことをしたのでしょうか。
教頭に対して「仕事が正当に評価されていない」と考え、教頭の勤務評定に対して不満を覚えたとしても、何がわるいのでしょうか。
教頭が不当に、この女性教諭が感じた「仕事が正当に評価されていない」と決め付けていたとすれば、悪いのはどちらなのでしょうか。
然しながらこの程度の二人のいさかいが、この女性教諭の一方的なる犯罪行為と認定され、この女性教諭は泥棒の汚名を着せられたまま犯罪者として、職を失い更には退職金さえ失うとは。
日本国は既に「オーウェンの1984国家」に成り下がってしまった様です。
教頭のUSB盗み懲戒免職「仕事が正当に評価されていない」
大阪市教育委員会は29日、教頭が管理するUSBメモリーを盗んだとして、市立生野小学校の女性教諭(43)を懲戒免職処分にした。
市教委によると、女性教諭は「教頭に仕事が正当に評価されていない」との不満を持ち、9月中旬に休日出勤した際、引き出しの中にあったUSBの内容を確認し自宅に持ち帰った。小学校の女性教諭は、職員室の施錠されていない教頭の机の中からUSBメモリー5本を盗み、自分のパソコンで閲覧。このうち自分の人事評価などが記録された1本を自宅に持ち帰った。生徒の生活指導や教諭らの人事に関する情報が入っていたといい「教頭への反発心からやってしまった」と話している。