ノーベル平和賞に人類の英知を感じる 10/08
ノルウェーのノーベル賞委員会は8日、中国共産党の一党独裁体制の廃止などを求めた「08憲章」の起草者で、中国で服役中の民主活動家、劉暁波(りゅう・ぎょうは)氏(54)に、2010年のノーベル平和賞を授与すると発表しました。
ノーベル賞委員会もなかなか粋な配慮をしてくれました。
それに対しての中国政府の反応は。
ノーベル賞の受賞自体を、中国国民に知らせない事を画策した情報の隠蔽。
諸外国の記者たちには、ノルウェー政府に対しての明瞭な不快感を表明しました。
私は思わず笑ってしまいました。
おいおい、文句をつける相手が違うだろう。
ノーベル賞とは、ノルウェーのノーベル賞委員会が選考、決定したのであって、ノルウェー政府とは全くの無関係なのですよ。因縁をつければすごすごと引っ込むような柔な問題では有りません。
でも全世界の人々は驚くでしょうね。
2010年のノーベル平和賞の受賞者が、中国共産党の一党独裁体制の廃止などを求めた「08憲章」の起草者で、中国で服役中の民主活動家であったとは。
ノーベル平和賞の受賞式は、さて、どうなさるおつもりでしょうか。
中国政府はノーベル平和賞の受賞者を、刑務所に入れたまま、中国はヒトラーの如き恐怖国であると全世界へと発信なさるおつもりでしょうか。
それにしても、今回のノーベル平和賞の選考はお見事でしたね。
おめでとう劉暁波
NHKでは劉暁波のような抑圧・弾圧されたノーベル賞を二~三紹介
日本なら獄中にいる小沢一郎が受賞したようなもの
あっ~喩えが悪い?
鈴木宗男かな
がゆえに、ノルウェーに全世界の天才が結集した訳です。
それが故のノルウェー国の発展は、まさに一個人に過ぎなきノーベルの、あまりにも巨大な人類の英知と申せるでしょう。