まだできる事はある

人間を慈しむ事さえ出来ない人が、わが国を指導してきたとしか、思えません。今こそ私達の目指すべき道を本気で考えるべきでは。

火葬も埋葬もされなかった原発即死者

2011-09-06 22:23:39 | 東日本大震災

火葬も埋葬もされなかった原発即死者 9/06

津波でも地震の被害者でも無き原因不明の死を遂げた数百~千体もの遺体は、

本当に「死亡後に被ばく」したのでしょうか。

変死した原因は何だったのでしょうか。

 

その地域では数日後の観測では、それほど多量の死の灰が降ったとはされていない。とすれば当日の爆発により致死量の高濃度汚染物質が拡散し、「数時間のうちに10シーベルト以上の被曝により即死した」とは考えられないでしょうか。

 

それにしてもマスコミは何故真実を報道しないのだろう。

火葬も埋葬もされなかった原発即死者が不憫でなりません。

 

 

20キロ圏に数百~千の遺体か 「死亡後に被ばくの疑い」

 

 福島第1原発事故で、政府が避難指示を出している原発から約20キロの圏内に、東日本大震災で亡くなった人の遺体が数百~千体あると推定されることが31日、警察当局への取材で分かった。27日には、原発から約5キロの福島県大熊町で見つかった遺体から高い放射線量を測定しており、警察関係者は「死亡後に放射性物質を浴びて被ばくした遺体もある」と指摘。警察当局は警察官が二次被ばくせずに遺体を収容する方法などの検討を始めた。当初は20キロ圏外に遺体を移して検視することも念頭に置いていたが、見直しを迫られそうだ。

 

 警察当局によると、高線量の放射線を浴びた遺体を収容する際、作業する部隊の隊員が二次被ばくする可能性がある。収容先となる遺体安置所などでも検視する警察官や医師、訪問する遺族らに被ばくの恐れが生じる。

 

 遺体は最終的に遺族か各市町村に引き渡すことになるが、火葬すると放射性物質を含んだ煙が拡散する恐れがあり、土葬の場合も土中や周辺に広がる状況が懸念される。

 

 警察当局は現場での除染や検視も検討しているが、関係者は「時間が経過して遺体が傷んでいるケースは、洗うことでさらに損傷が激しくなり問題だ」と指摘している。

 

 身元確認のため、遺体から爪だけを採取してDNA鑑定する方法もあるが、爪も除染する必要があり、かなりの手間と時間がかかるという。

 

 27日に、大熊町で見つかった遺体は、除染が必要な基準の一つである10万cpm(cpmは放射線量の単位)まで計ることができる測量計の針が、振り切れる状態だったという。このため福島県警の部隊は遺体の収容を断念している。

 

2011/03/31 14:02   【共同通信】

 



最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
消息不明の作業員についても (たまちゃん)
2011-10-11 00:41:34
共同通信の記事の内容に絡めて(?)

東電では、未だに、3月事故当時の作業員全員の
ホールボディカウンターを完了出来ていない様なので、
今月に入ってから、厚労省の担当者に
「爆発の時に一緒に吹っ飛んでしまった」...という可能性はないの??...と質問。
...に対し(連絡がつかないのですから確定的なことは言えず)
「それはないでしょう」...と。

原発周辺住民は「ヨウ素剤飲むべきだった」 識者が指摘
asahi.com ニュース 社会 その他・話題
記事2011年8月27日21時8分
http://www.asahi.com/national/update/0827/TKY201108270350.html
>今回、政府は原発周辺住民に
>ヨウ素剤の服用を指示しなかった。

>しかし研究会では、原子力安全委員会の助言組織メンバー、鈴木元・
>国際医療福祉大クリニック院長が「当時の周辺住民の外部被曝の
>検査結果などを振り返ると、安定ヨウ素剤を最低1回は飲むべきだった」
>と指摘した。

この場合の「政府」...とは、

厚労省の回答によると、ヨウ素剤介入を決めるのは『保安院』らしいので、
服用を指示しなかったのも「保安院」と言うことになる(?)
しかし、
保安院では、この問題についてコメント出す予定は無いそうです。

そして、ヨウ素剤の服用が必要だったという根拠となりそうな資料は以下。
http://jammra.org/
JAMMRAのホームページより
>第15回放射線事故医療研究会 ※終了しました。
>「東京電力福島第一原発事故を受けた
>緊急被ばく医療体制の再構築に向けて」
>詳細はこちら→● ※抄録集追加しました。
>2011.8.30
...の「●」の中にある、抄録集(PDF)
緊急被ばく医療の現状と将来の展望
鈴木 元
国際医療福祉大学クリニック

この中でも、
>安定ヨウ素剤に関しては、原子力安全委員会は、
>3月13日0時42分および10時半に
>体表面スクリーニングレベル10,000cpmで
>安定ヨウ素剤を投与すべきとのコメントを
>2度に亘りERCに送っている。

...とあり「共同通信」の記事にある

>27日に、大熊町で見つかった遺体は、
>除染が必要な基準の一つである10万cpm(cpmは放射線量の単位)まで
>計ることができる測量計の針が、振り切れる状態だったという。
...という事とも繋がりそうな気がします。

ちなみに、鈴木氏の作文に登場する「ERC」とは
保安院のホームページによると
TOPページ > 原子力安全規制の業務内容 > 原子力防災
> 大規模自然災害等発生に対応した情報連絡・提供に係る体制整備
http://www.nisa.meti.go.jp/genshiryoku/bousai/naturaldisaster.html
..にある、
緊急時対応センター(ERC)...の事と思われます。
返信する

コメントを投稿