まだできる事はある

人間を慈しむ事さえ出来ない人が、わが国を指導してきたとしか、思えません。今こそ私達の目指すべき道を本気で考えるべきでは。

聞きたくも無いお話 その1

2011-08-07 23:46:39 | 暮らしと社会

聞きたくも無いお話 8/07

 

韓国農民にあてがわれた統一教会・合同結婚式日本人妻の「SEX地獄」

見知らぬ土地での生活、貧困、差別に「故郷に帰りたい……」週刊ポスト

 

「週刊ポスト」6月4日号 平成22年5月24日(月)発売

7000人もの日本人女性が韓国の農家に花嫁として送られた

 

◆〈衝撃リポート〉北海道大学教授らの徹底調査で判明した戦慄の真実 週刊ポスト2010年6月4日号

 

 

日本人は「天の精鋭部隊」

 

 白いウエディングドレスを着た女性と黒いスーツを着た男性が何万人も一堂に会し、規則正しく交互に並んで高らかに万歳三唱。会場のそこかしこから爆竹が鳴り響き、紙吹雪が舞えば、合同結婚式はクライマックスを迎える。信者にとって、一世一代の晴れ舞台。だが、教祖によって決められた伴侶の国籍次第で、その後の生活が大きく左右されることとなる──。

 

 今から10数年前、「世界基督教統一神霊協会」(以下、統一教会)が行なう信者同士の婚礼イベント・合同結婚式の模様が盛んに報じられたことがあった。

 特に世間を騒がせたのが、歌手の桜田淳子が会社役員と結婚した92年の合同結婚式。新体操のロサンゼルス五輪代表の山崎浩子ら著名人が参加したため、報道合戦は過熟した(山崎は翌年教団を脱会し結婚も解消)。

 

 現在は当時ほど注目を集めることはなくなったが、今も合同結婚式は毎年のように開催されている。

 桜田と山崎の結婚相手はともに日本人だったため、イメージが湧きづらいかもしれないが、実は日本人の女性信者の結婚相手としてマッチング(結婚相手としあてがて宛われること)されるのは、韓国人男性であるケースが圧倒的に多い。統一教会の機関紙などによれば、これまでの合同結婚式で韓国人男性と結婚し、海を渡った

 

日本人妻は約7000人。

しかも、多くの妻がソウルや釜山といった都市部ではなく、地方の貧しい農村で暮らしているのだ。

 そんな彼女たちの生活実態に光を当てた本がこの3月に出版された。『統一教会 日本宣教の戦略と韓日祝福』(北海道大学出版会刊)と題された同著は600㌻を超え、その内容は実に衝撃的だ。

 

 著者の櫻井義秀・北海道大学教授が語る。

「韓国の農村部は長らく、深刻な嫁不足に悩んでいる。

その対策として送り込まれたのが、合同結婚式に参加した日本人妻なのです。統一教会では在韓日本人信者を“特別な使命を持った天の精鋭部隊”と称しているが、この“特別な使命”とは、韓国に奉仕すること。韓国に嫁いだ日本人女性信者の多くが貧しい環境のなかで厳しい生活を送っている。

 私たちの調査によって、合同結婚式にはこうした側面があったことがわかったのです」

 

 1954年、韓国でキリスト教徒だった文鮮明氏によって創設された統一教会は日本で布教を開始してから、昨年で50年を迎えた。

 聖書を独自に解釈した『原理講論』を教典とする。

全国に114の教会を持ち、国内の信者数は46万人超とされる。

 

 不安をあおり高額な商品を売る、いわゆる霊感商法が度々取り沙汰されている。

09年には信者が霊感商法をしていた疑いがもたれ、特定商取引法違反の容疑で東京・渋谷や和歌山の教会が関係先として家宅捜索されている。

 

 統一教会には「祝福」なる言葉がある。これは合同結婚式に参加し、教祖が決めた信者同士で結ばれる結婚を指す言葉で、日本人の参加は68年頃から確認されており、95年には2万4000人、00年には9500人が参加したとされる。

 

 同じ宗教を信じる者同士とはいえ、見ず知らずの異性と結婚する「祝福」は強烈な信仰心を要する。それゆえ、元の家族と断絶するなど、トラブルの元となることも少なくない。 ましてそれが、国際結婚となればなおさらである。海を渡り、韓国へ嫁いだ日本人妻たちは、どんな生活を送ったのか。

 

 

「信者になれば結婚できる」

 

 同書では櫻井教授の共著者として、中西尋子・関西学院大学非常勤講師も執筆している。

 

 中西氏は韓国で暮らす日本人女性信者に聞き取り調査を行なっており、その過程で訪れた地方のある農村では、30人近くいた日本人妻全員が統一教会の女性信者という経験をしたという。

 

 中西氏は、結婚によって韓国に渡った7000人の日本人妻のうち、約60%にあたる4000人ほどが地方に暮らしていると見ている。

 なぜ、都市部ではなく地方に偏るのか。

 

 マッチングの様子。教祖である文鮮明氏が決定する

 

 教団が関連団体を使って」結婚難にあえぐ農村部の男性に「信者になれば、日本人と結婚できますよ」と、勧誘していたのだという。

 

「ある地方の村の教会には『純潔な結婚 真の結婚』というビラが置かれていました。そこには『日本、タイ、モンゴル、フィリピン等国際結婚も可能』と書かれ、統一教会の傘下団体の名前が記されていた。“日本人女性信者との結婚”が布教のツールになっていたのです。しかし、その誘いに乗ってくる韓国人男性の多くは結婚目的で入信したに過ぎず、統一教会を結婚相談所くらいにしか思っていない。日本人女性は熱心な信者ですから、そのズレが後に様々な問題を生むことになるのです」(中西氏)

 

 例えば、中西氏が聞き取り調査したAさんのケース。現在はソウルからバスで4時間もかかる田園地域で暮らしているが、

 

最初に結婚相手の写真を見た時、「私の人生これで終わった」と思った。

 

まったく好みとは違うルックスだったという。 

 

結婚相手を決めるマッチングは、写真や書類を元に“霊的な根拠の下”で教団によって判断される。性格の不一致や好みのタイプではないという事態は日常茶飯事のようだ。

 

 合同結婚式後、すぐに夫婦生活が始まるわけではない。韓国での暮らしに慣れるため、まずは夫の地元にある教会に住み込むことから始まる。時には数か月に及ぶ住み込みを経た後に夫婦生活を送ることになるのだが、日本人女性の悩みの中で、もっとも多かったのが性に関するものだった。

 

「若い頃に入信した日本人女性の場合は、結婚まで純潔を保っている人も多い。そして夫婦生活を始めるにあたって行なわれる『3日行事』で初めて肉体関係を結ぶのです」(櫻井氏)

 

3日行事』とは、教祖の文氏と彼の妻の写真を前に、祈蒔したり塩を撒きながら3日間連続でセックスをするというもの。

 

 初日と2日目は女性上位なのだが、3日目は男性上位と体位が決まっている。もし体位や祈祷の言葉を間違うと天の許しを受けるための講習会に参加し、もう一度初日からやり直さなければいけない。

 

 先のAさんの場合は、この3日行事が終わった後も大変だった。無職の夫は一日中家にいるので昼間から体を求めてくる。

「部屋のカギを閉めて、夫から逃げました」

 と純朴なAさんはいうが、夫にとっては待ちに待った花嫁であり、無理のないことなのかもしれない。

 



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