まだできる事はある

人間を慈しむ事さえ出来ない人が、わが国を指導してきたとしか、思えません。今こそ私達の目指すべき道を本気で考えるべきでは。

福島県民です。原発事故後、避難中に宿泊拒否されました

2011-03-27 20:43:42 | 東日本大震災

福島県民です。原発事故後、避難中に宿泊拒否されました。 3/27

 

こんなことが、あってもいいのでしょうか。

言葉が出ません。

 

福島県民です。原発事故後、避難中に宿泊拒否されました。

原発事故直後、車のガソリンは満タンではなかったものも

 

小さい子供がいるのでいけるところまで行こうと、

とりあえず夫が幼少の頃にすごした埼玉県草加市に向かいました。

深夜、土浦辺りでガソリンが無くなり、スタンドの前で車中泊し

明朝ガソリンを補給して埼玉県草加市に向かいました。

くたくただったので、早速ナビで探して色々なホテルを回ましたが、

どこも入り口に満室と手書きの張り紙がしてあり

中に入って直接聞こうにも、ビジネスホテルなのに自動ドアも閉まった状態。

一軒、電話を入れて、「今日宿泊できますか?」と聞いてみると

「お取り出来ますが、もしかして被災地・・福島県からですか?」といきなり言われ

福島県でも屋内退避エリアからも外れている旨話すと

ややしばらく待たせられ

「スクリーニングテストを受けて、被爆者じゃない証明書がないと泊められない」

といわれました。

この日は、相当の福島県民が自主避難で流れ込んだようなのですが

他のホテルの満室の張り紙も、ホテル内に入ってこられるのが嫌で

貼ってあったのかなと・・・。

(大手チェーンビジネスホテルで手書きの張り紙なんかします??)

怒り、そして物凄く悲しい気持ちになりました。

その後千葉県に行き、無事宿泊できたのですが。

埼玉県でも使っているであろう東電原発の事故で避難して

こんな酷い仕打ちを受けて凄くショックを受けました。

今後もこのような差別を受けるのでしょうか?

 


2号機 原子炉から大量漏洩か

2011-03-27 17:09:39 | 東日本大震災

2号機 原子炉から大量漏洩か

3月27日 13時8分 NHKニュース

 

深刻な状態が続いている福島第一原子力発電所で、2号機のタービンがある建物の水たまりから運転中の原子炉の水のおよそ1000万倍という極めて高い濃度の放射性物質が検出されました。1号機や3号機で見つかった水たまりに比べても、およそ1000倍という濃度で、専門家は「2号機の原子炉から大量に放射性物質が漏れ出た可能性を示している」と話しています。

 

福島第一原発では24日、3号機のタービンがある建物の地下で作業員3人が被ばくし、現場で見つかった水たまりから、運転中の原子炉の中の水と比べ、およそ1万倍の濃度の放射性物質が検出されました。その後、1号機の水たまりからもほぼ同じ濃度の放射性物質が見つかっています。このため、東京電力は、震災の発生当時、同じく運転中だった2号機の建物に出来た水たまりも調査したところ、1cc当たり29億ベクレルと、1号機、3号機のおよそ1000倍、運転中の原子炉の水のおよそ1000万倍という極めて高い濃度の放射性物質が検出されたということです。この中には、1cc当たりの濃度でいずれも放射性の▽ヨウ素134が29億ベクレル、▽ヨウ素131が1300万ベクレル、▽セシウム134とセシウム137がともに230万ベクレルなど、原発の運転中に核分裂に伴って出来る放射性物質が含まれていました。このうち、ヨウ素131と134は、放射性物質の量が半分になる期間の半減期が短いため、運転が止まると急激に量が減っていきます。今回、2号機からは、1号機と3号機より高い濃度のヨウ素131とヨウ素134が検出されていました。さらにこの水の表面の放射線量も、1時間当たり1000ミリシーベルト以上と、1号機と3号機に比べて高い値を示したということです。2号機は15日に、格納容器につながる圧力抑制室=サプレッションプールで爆発が起きて破損し、放射性物質を外部に漏らさないための閉じ込め機能の一部が損なわれているとみられています。これについて東京電力は、27日午後1時すぎの記者会見で「圧力抑制室の破損との関連の可能性は否定できないが、原因は分からない。核燃料は数%から数十%の幅で壊れていると推定されるが、どれだけ外に漏れているかは判断できない状況だ。現在の原子炉のデータからは、炉内の放射性物質が大量に出てくることはない」と話しています。また、東京大学大学院の関村直人教授は「この数値からは2号機の原子炉では、1号機や3号機に比べて大量の放射性物質が漏れ出た可能性を示している。2号機は圧力抑制室が壊れており、今後の復旧作業などを考えるうえでも、漏れ出た経路の解明を急ぐべきだ」と話しています。

 


お手上げとなった福島第1原発

2011-03-27 14:41:45 | 東日本大震災

お手上げとなった福島第1原発 3/27

 

「水たまり表面で測定した放射線量は毎時1000ミリシーベルト以上」

とは全ての作業員が「水たまり表面」より50メートル以内には近づく事さえ出来ず、全ての作業が進展出来ない事を示しています。

 

完全に手詰まりとなりました。

あとは安全な場所から、ひたすら放水を続けて二、三年の間放射線量の減衰を待つしか打つ手が無くなりました。

 

その間、死の灰をたっぷりと含んだ水蒸気が、昼夜を問わず放出され続けます。

福島第1原発より半径30キロ圏内では、今後数年間は立ち入り禁止区域とせざるを得ないようです。

 

 

2号機水たまり、高濃度放射線=原子炉の水の1000万倍―東電

[時事通信社 2011年3月27日13時30分]

 

 福島第1原発事故で東京電力は27日、2号機タービン建屋地下の水たまりで26日に採取された水の放射能濃度は、通常運転中の原子炉内の水の約1000万倍と発表した。

 

 また東電によると、水たまり表面で測定した放射線量は毎時1000ミリシーベルト以上で、測定者は大量被ばくを防ぐため、途中で作業を中止し退避した。同原発で事故後測定された放射線量としては最大という。 

 


避難者を苦しめる避難所

2011-03-27 14:07:38 | 東日本大震災

避難者を苦しめる避難所 3/27

米沢市と置賜保健所は避難者を何者と心得ているのだろう。

人間は牛や鳥ではありませんし、伝染病患者でもありません。

ましてホウレンソウではありません。

避難者が避難所の門から締め出される「謂われ」など有りません。

 

全く根拠無き風評で人を差別するとは、いつから日本人はこの様な心無き人々になってしまったのでしょうか。

 

東日本大震災:福島からの避難者に、放射線検査結果の証明書要求--米沢市 /山形

 東京電力福島第1原発の事故による福島県からの避難者が、米沢市の避難所に入る際、市側が放射線簡易検査の健康調査結果「証明書」を求めていたことが避難者の証言で22日までに分かった。同市と置賜保健所は「避難者の健康第一を考え、また市民が不安に思わず安心するため必要だった」と話している。

 

 避難者が米沢市に最初に訪れたのは13日夜。市は避難者が増え要望が出たため、急きょ14日夕から市営体育館を避難所に用意した。避難者によると、その受け付けの際、置賜保健所での放射線被ばくの健康調査結果を求められたという。まだ明確に避難指示区域内に放射性物質の漏出や放出が報じられていない段階から「安全証明書」の提示を求めた形だ。

 

 保健所によると、証明書は正式のものではない。当初は国の原子力委員会の被ばく除染基準である「30マイクロシーベルト未満でした」との文面だった。しかし「人権問題が起きては」との指摘や、県が証明書なしの受け入れを判断したため、15日の途中から「測定の結果、異常が認められませんでした」との文面に変更した。

 

 市災害対策本部は「避難者の健康と、ボランティアなどで触れ合う市民の安全を考え、検査を受けてもらった。福島でも実施している」という。保健所幹部は「避難者も被ばくを心配しており、受け入れる方も危険性を排除したかった。双方が安心するため証明書は必要だった」と話す。

 

 今のところ、証明書に対する批判は上がっていないという。

毎日新聞 【近藤隆志】