まだできる事はある

人間を慈しむ事さえ出来ない人が、わが国を指導してきたとしか、思えません。今こそ私達の目指すべき道を本気で考えるべきでは。

サラ金擁護のマスコミ報道に呆れた

2010-11-08 21:12:06 | 暮らしと社会

サラ金擁護のマスコミ報道に呆れた 11/08

本日放映されたNHKの番組には呆れてしまった。

2010年6月18日に改正貸金業法が完全施行されたが、NHKの番組ではサラ金からの借金が出来なくなった主婦たちの苦労話を述べていた。

 

つまりNHKの番組では、年間金利30パーセントの高利貸しを支持したいと考え、経済的困窮に陥った主婦達にサラ金地獄におち入る事を推奨している訳だ。

このゼロ金利の時代に年間三割の利息の支払いを推奨している訳だ。

 

NHKは恥ずかしくは無いのだろうか。

 

面白いことに、この番組では「カード貸金業者」の動向を伝えていた。

ビー玉一個をクレジットカードで、例えば10万円で販売し、その購入者に8万円の現金を振り込む、高利貸しの一形態のことです。

 

結局、その購入者には二ヵ月後に10万円のカード代金の支払いが迫られ、

この場合では、二ヵ月間の金利が二万円、年間では150パーセントの高利貸しと同等となります。

 

この番組では、改正貸金業法の完全施行後の「カード貸金業者」の今後の営業見込みを聞いていたが、業者の予想は改正貸金業法の完全施行後には「カード貸金業者」は大繁盛するであろうと述べていた。

 

ところが数ヵ月後のインタビューでは、改正貸金業法の完全施行後には「カード貸金業者」の利用者は減少したと述べていた。

ブラックリストに載ったカード利用者にはカード販売枠そのものが無くなり「カード貸金業者」の営業自体が困難になったものと思われます。

 

善良な主婦を食い物とし、我が国民を塗炭の苦しみへと追い込んだ高利貸し達を経済的成功者として迎え入れた政治家の罪は如何に断罪したとしても、言い足りない程の大罪であり、日本国経済衰退のひとつの原因であった事は紛れ無き事実であった事でしょう。

 

しかしNHKは此処まで日本国民を苛めて楽しいのでしょうか。

日本国民を助けるのが国営放送の義務なのではありませんか。