信なくば義立たず 11/05
「9月に尖閣諸島沖で衝突した中国漁船を日本の海上保安庁が撮影した映像」が4日午後9時から10時ごろの間に、動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップされた。投稿者の名前は「sengoku38」
「ユーチューブ」投稿の目的
これには諸説ありますが、「sengoku内閣」の本事件への対応のまずさに対しての義憤、決起、「sengoku内閣」への不満が噴出したと考えるのが一番自然でしょう。
「sengoku内閣」は既に人心掌握すら出来なく、政治と海上保安庁、政治と沖縄地検、相互の信頼関係が全く失われてしまっていると考えるべきです。
人間社会にとって一番大切な信頼関係が失われてしまっては「まつりごと」はできません。
論語顔淵篇では「まつりごと」と人心の信頼関係が失われてしまっては、政治は成立しないと述べられていますが、今回の流出事件はまさしく孔子の仰られた事が具象化したものなのでしょう。
「信」が無ければ「義」は成立しないのです
信なくば立たず
論語顔淵篇
子貢問政、
子曰、足食足兵、民信之矣、
子貢曰、
必不得巳而去、於斯三者、何先、
曰去兵、
曰必不得巳而去、於斯二者、何先、
曰去食、自古皆有死、民無信不立。
子貢が政治のことをお尋ねしたら、先生はいわれた。
「食料を十分にし軍備を十分にして、人民には政治を信頼させることだ。」と
子貢が「どうしても、やむをえずに捨てるならば、この三つの中で、どれを先にしますか。」というと、先生は「軍備を捨てる。」といわれた。
さらに「どうしても、やむをえずに捨てるならば、この二つの中で、どれを先にしますか。」というと、「食料を捨てる。」「食料がなければ人は死ぬが、昔から誰にでも死はある。人民に信がなければ安定しない。」といわれた。